年度末になると1年を振り返る機会がしばしばあります。
先日もNPO法人の理事長として、職員会議で1年間の事業の振り返りをしました。
また、地区社協の活動の年度のまとめも行います。
この3月で任期が終了する市の審議会でも振り返りのあいさつをしました。
昨年の今ごろは、新型コロナウイルス感染症の拡大が進む中、感染予防にかなり神経質になっていた時期だったのではないでしょうか。
法人の事業として実施していた喫茶店も休止し、結局1年間休んだままです。それに代わる事業としてシトラスリボンを作製することになり、これがけっこう収益を生んでいます。
感染が拡大した時期には、利用者のみなさんが公共交通機関を混雑しない時間帯に利用するなどの配慮で作業時間を短縮するという措置をとり、作業時間の減少による工賃減を一部補てんするなどの対応も行いました。
カラオケの好きな利用者もいますが、そこへの出入りをしないように繰り返し伝えるなど、様々な感染予防の対策をとってきたこともあり、利用者からも職員からも感染者が発生することはありませんでした。
また、地域においては各種の行事が中止となったり縮小されたり、多人数が集まることを回避してきました。
過剰とも思える感染予防の対応でしたが、幸いに地域社会において集団で感染者が発生するということはありませんでした。
このようにコロナに振り回された1年でした。
自分自身の生活を見ても、1年間まったく酒を飲むことがなかったですね。
もともと晩酌の習慣はないので自宅に酒は置いてありませんが、忘年会とか新年会、各種の懇親会など飲む機会があれば好んで飲んでいました。
しかし、この1年間はそのような機会はまったくなかったですね。
甥の結婚式には出席しましたが、この時も飲まなかったので、振り返ってみれば1年以上飲まないでいました。
「県外への移動は自粛して」と常に呼び掛けられています。
この1年、隣の山梨県に2回行っただけですね。
例年ですと、写真撮影で山梨県にはしばしば行き、研修会等で東京にも時々行きます。泊を伴う旅行もします。
それが、山梨に2回だけと自分でも驚いています。
もっとも、山梨に行くより県内で伊豆などに行く方が距離的には遠くなります。その県内移動は、写真撮影などでかなり自由に行っていました。
自粛で会食の機会はほぼなくなり、地域のボランティア活動等も減りました。
しかし、外出はほぼ毎日、遊水地の散策は継続しています。写真撮影であちこちに行っています。仕事も今までと同じようにあります。
この1年、今までと様変わりした部分もありますが、日々の暮らしは変わりなく続いています。
年金生活で自由に暮らしているわけですから、自粛疲れでストレスがたまるということもなく、感染しない感染させないことに気をつけながら、今までどおりの日々を送ることになりますね。
最近の感染者の動向をみると、確実にリバウンドの兆候が見られます。
宣言の解除は解禁ではないとある知事が言っていましたが、まったくその通りだと思います。
移動したり飲食したりすることが解禁されたと思い行動しているような状況が見られますが、そのような状況が続けば必ず感染者が増えるのは目に見えています。
それぞれが感染しない感染させない行動をしてほしいものです。
県立美術館緑地の桜
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