庭のバラが次々と花開いています。
私が仕事に就いた時から、ソーシャルワーカーとして付き合いがあったSさんが亡くなりました。
福祉系の大学を卒業し、私は生活保護の担当者として、Sさんは病院のワーカーとして出会い、今まで45年のお付き合いでした。
同じ地域の同じ職能の仲間として、障害者の地域生活支援という場で一緒に考え、活動してきました。
それぞれ退職後も、市の補助機関の委員として同じ場で活動していました。
今年の4月に、彼が健康を害したということで、彼が担う部署の代理を務めたばかりでした。
先日の精神保健福祉士協会の総会時に、幹部からかなり状態が悪いことを聞いていたので、近く見舞いに行かなければと思っていた矢先でした。
癌が進行し、わかった時には手遅れの状態。延命治療も拒否していたとのことでした。
癌とわかってから数ヶ月です。
意志の強いSさんらしい覚悟のしかた、亡くなるまで自分の意志を貫いた生き方だったのかと思っています。
今年の年賀状には、昨年発症した脳梗塞が後遺症もなく治療できたので、再発に気をつけて生活と仕事をしていきたいと書かれていました。
この時、癌の自覚症状はなかったようです。
脳梗塞後の状態に、自覚症状が隠れてしまったのかもしれません。
長く、一緒の目標を持ち、一緒に活動してきた仲間が逝ってしまい寂しいですね。
70歳、まだまだ活躍の場はあったのに残念です。
合掌
福祉系の大学を卒業し、私は生活保護の担当者として、Sさんは病院のワーカーとして出会い、今まで45年のお付き合いでした。
同じ地域の同じ職能の仲間として、障害者の地域生活支援という場で一緒に考え、活動してきました。
それぞれ退職後も、市の補助機関の委員として同じ場で活動していました。
今年の4月に、彼が健康を害したということで、彼が担う部署の代理を務めたばかりでした。
先日の精神保健福祉士協会の総会時に、幹部からかなり状態が悪いことを聞いていたので、近く見舞いに行かなければと思っていた矢先でした。
癌が進行し、わかった時には手遅れの状態。延命治療も拒否していたとのことでした。
癌とわかってから数ヶ月です。
意志の強いSさんらしい覚悟のしかた、亡くなるまで自分の意志を貫いた生き方だったのかと思っています。
今年の年賀状には、昨年発症した脳梗塞が後遺症もなく治療できたので、再発に気をつけて生活と仕事をしていきたいと書かれていました。
この時、癌の自覚症状はなかったようです。
脳梗塞後の状態に、自覚症状が隠れてしまったのかもしれません。
長く、一緒の目標を持ち、一緒に活動してきた仲間が逝ってしまい寂しいですね。
70歳、まだまだ活躍の場はあったのに残念です。
合掌
静岡市内の下水処理施設で花菖蒲が栽培されています。
今年も一般開放され、見てきました。
近くの高齢者施設の利用者が送迎車で鑑賞に来ていました。
池の周りでは多くの品種の花菖蒲が栽培されています。
手入れも行き届き、花に勢いがある感じです。
池ではカメが甲羅干し。
タチアオイも周りに植えられていて、幹の先まで花が咲いています。
そろそろ梅雨入りですね。
池には水車も設置されています。
花菖蒲鑑賞の穴場、ゆっくり過ごせる環境です。
NPO法人“T”の年次総会が6月に行われます。
毎年、この時期は障害者支援制度の不備に頭を痛めています。
介護も保育もそうですが、障害者支援に従事している人たちの賃金も低く抑えられています。
法人の昨年度の決算書を見て、かろうじて赤字にはなりませんでしたが、一昨年に比べてかなりの減収となっています。
当法人の収入の大半は、障害者総合支援法に基づく給付です。
利用者一人当たりの1日の単価が決められていて、1か月の利用者延べ人数に単価を掛けたものが収入です。
延べ利用者数を増やせば収入も増えるわけですが、利用者の特性を考えるとそんなに簡単に増やせるものではありません。
当法人の利用者は、精神障害をもった人たちが大半を占めます。
病気治療と合わせて就労訓練を行うために利用しますが、最初は週1日あるいは2日という頻度から始める方が多くいます。
順調に利用できていても、頑張り過ぎて調子を崩し、利用頻度を減らして再挑戦というようなことを繰り返しながら、成功体験を積み重ね、安定して就労できるように支援します。
通院日を除いて毎日安定して利用できるようになると、次のスッテプに進むため、当法人の事業所の利用は終了します。
それを繰り返しているわけですから、20人定員でも、日々の利用者は15人前後という状況です。
定員に近い利用者が毎日あれば安定した経営が可能ですが、利用者の障害の状態からそれは望めません。
職員は、当然のことですが、利用者に寄り添い、安定して就労できるよう支援しています。
その成果として、毎年何人かは次のステップに進んでいきます。
しかし、運営面では、そのような成果が必ずしも反映されるものとはなっていません。
そんな制度の不備で、毎年、年次総会に向けて、どのように安定した運営をめざすのか頭を悩ましています。
法人の利益を増やすというよりも、職員の労働環境をどのように改善できるのかという点で。
小さな法人だからこそ、理事長として支援内容と職員の労働条件の向上に目配りしていかないといけないという大変さをかかえています。
年次総会のつど、そんな気持ちを新たにしています。
学校に咲いていた花。
ハコネウツギのようです。
毎年、この時期は障害者支援制度の不備に頭を痛めています。
介護も保育もそうですが、障害者支援に従事している人たちの賃金も低く抑えられています。
法人の昨年度の決算書を見て、かろうじて赤字にはなりませんでしたが、一昨年に比べてかなりの減収となっています。
当法人の収入の大半は、障害者総合支援法に基づく給付です。
利用者一人当たりの1日の単価が決められていて、1か月の利用者延べ人数に単価を掛けたものが収入です。
延べ利用者数を増やせば収入も増えるわけですが、利用者の特性を考えるとそんなに簡単に増やせるものではありません。
当法人の利用者は、精神障害をもった人たちが大半を占めます。
病気治療と合わせて就労訓練を行うために利用しますが、最初は週1日あるいは2日という頻度から始める方が多くいます。
順調に利用できていても、頑張り過ぎて調子を崩し、利用頻度を減らして再挑戦というようなことを繰り返しながら、成功体験を積み重ね、安定して就労できるように支援します。
通院日を除いて毎日安定して利用できるようになると、次のスッテプに進むため、当法人の事業所の利用は終了します。
それを繰り返しているわけですから、20人定員でも、日々の利用者は15人前後という状況です。
定員に近い利用者が毎日あれば安定した経営が可能ですが、利用者の障害の状態からそれは望めません。
職員は、当然のことですが、利用者に寄り添い、安定して就労できるよう支援しています。
その成果として、毎年何人かは次のステップに進んでいきます。
しかし、運営面では、そのような成果が必ずしも反映されるものとはなっていません。
そんな制度の不備で、毎年、年次総会に向けて、どのように安定した運営をめざすのか頭を悩ましています。
法人の利益を増やすというよりも、職員の労働環境をどのように改善できるのかという点で。
小さな法人だからこそ、理事長として支援内容と職員の労働条件の向上に目配りしていかないといけないという大変さをかかえています。
年次総会のつど、そんな気持ちを新たにしています。
学校に咲いていた花。
ハコネウツギのようです。
昨日の大きな花が気になって調べてみたら、タイサンボクの花でした。
近くにあるのか調べてみると、駿府城公園に植えられているようでした。
今日は、精神保健福祉士協会の年次総会があり、駿府城公園の近くまで行くので見てくることにしました。
1本だけありました。
花も咲いていました。
タイサンボクの花といえば、中学生の時の合唱コンクールで歌いました。
今、覚えているのは、「タイサンボクの花咲けば♪夏がくるよ♪」という部分だけ。
曲名も、歌詞も忘れましたが、この部分だけは鮮明に覚えています。
だれか知っている人はいないですか?
歌っていましたが、実物の花を見たのは今回が初めて。
今まで見たことがあるのかもしれませんが、これがタイサンボクの木で花と認識したのは初めてです。
歌詞のように、もう夏が来ますね。
ブログを書いていると、いろいろ発見があって面白いです。
精神保健福祉士協会の年次総会は、現役を退いてだいぶ経過しているのでなるべく発言は控えようと思うのですが、だれも発言がないとつい手を上げてしまいます。
今日も執行部の提案に1、2質問し、執行部の認識を深め、会場からも発言しやすいように配慮して発言しました。
その後、何人かが発言したので良かったと思います。
リタイア会員の役割はそんなことかなと思っています。