まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

老老介護

2023-05-29 17:29:15 | つぶやき
先日、近くの知人を訪ねました。
80歳前後のご夫婦の2人暮らしです。
5年ほど前から奥さんが認知症になり、夫が介護しています。

介護している夫は腎臓に病気を抱えていて、人工透析が必要になっているようです。
奥さんは週3回デイサービスに通っています。
人工透析になったら、その日に通院すればよいと言います。
買物が大変だからと、昼夜は食事の宅配を利用しているとのこと。
いろんなサービスを使いながらの老老介護です。
けっこう明るいご夫婦で端から見るほど大変さは感じていないように見えます。

ただ、奥さんが一人で出かけて帰れなくなることが時々あるようで、スーパーの近くで道に迷っていたのを見かけたので自宅まで送ったことがありますよと伝えると、ちょっと困った顔になりました。
言わなければよかったかなと反省。
時々警察のお世話にもなるようで、交番に迎えに行くことも何回かあったとのこと。
一人で出ないように気を付けているけど、46時中目を離さないこともできないしと言います。

認知症になっても暮らし続けることができる地域社会をというスローガンを聞きます。
そのために、家族の介護負担をどのように軽減できるのか、どんなことを地域社会は支援できるのか、いろんな宿題を持ち帰ったような気がします。

加茂荘花鳥園の花菖蒲




   


相談支援に完成形はない

2023-05-18 21:10:08 | 社会福祉専門職
相談支援に完成形はないと先日書きました。
50年間、福祉支援に関する相談支援に携わってきて、率直に感じていることです。
相談支援の原則はあります。人間としての尊厳を重視すること、バイスティックの7原則といわれるソーシャルワークの基本原則、各職能団体の倫理綱領など、それらを個別の相談においてどのように活かしてきたのか、その都度反省し積み重ねていく、これが今考えていることです。

退職が一つの節目でした。
退職した時、それまでを振り返り、改めて相談支援について学び整理しようと、専門職大学院で学びなおすこととしました。日々何気なく取り組んできた相談支援、それぞれを振り返ってみると課題が多々目につきました。実践を振り返りながら原則を学び、そこからさらに前進していくために何が求められるのか、原則に基づき振り返ることの大切さを学びました。以後12年間そこで得たものは、一部を専門職の養成に生かし、一部は地域福祉の実践に生かしてきました。

研修会で話す内容は、当初、50年間のエピソードのいくつかをピックアップしようとおもっていました。しかし、それだけでは自慢話に終わってしまうので、エピソードに含まれている相談支援の姿勢を伝えていくことが必要だと考えるようになりました。1万余字の実践記録を整理し直して、その中のいくつかからエキスを抽出し、伝えていくことができるよう奮闘中です。



写真は、加茂荘花鳥園に咲いていたヤマボウシ。



   

加茂荘花鳥園のアジサイ

2023-05-16 21:03:00 | 写真
園内の露地のアジサイは、まだ咲いていません。
温室の中では各種のアジサイが咲き誇っていました。



ピラミッド状の鉢植えは販売用に展示されたもの。
それとは別に観賞用にあちこちに展示されています。





いくつかの花をピックアップ。






ここにはほぼ毎年行きますが、圧倒的な花の展示に見入ってしまいます。