NPO法人“T”の理事会で事業所の新型コロナウィルスへの対応を決めました。
4つのフェーズにわけて対応します。
1 現状では、手洗いと咳エチケットの徹底と利用者、職員の検温を行うこと。
2 市内で感染者が発生したら、風邪症状の人については確実に休むようにすること。
3 通院先の医療機関で感染者が発生した場合は、その医療機関の通院者について状況を把握し休む等の対応をすること。
4 事業所内で感染者が発生した場合は、事業所を閉鎖する。
それぞれのフェーズに応じて、さらに詳しく対応を書きとめ、職員間で共有することを確認しました。
また、利用者向けにわかりやすくどのように対応してもらうのか書いて説明します。
通所型の事業所ですから、それぞれの利用者の生活管理までは目が行き届きません。
利用者の中には、衛生管理に理解が十分でない人もいます。その人たちの生活の仕方を変えることは困難であり、理解が得られるように説明を繰り返しますが、何より事業所内にウィルスを持ち込まないことに重点を置いて対応することにします。
事業所閉鎖は、法人への収入が途絶える運営の死活問題になります。
政府からは、その場合に低利で資金融資をするとの通知は届いていますが、支援策はそれのみです。
事業所閉鎖に至らないよう、最大限の予防策を講じて対応するよう、職員間で危機感を共有しながら今後の運営にあたっていきます。
さっそく、外部からの接触を少なくするため、ボランティアの受け入れは状況が変化するまで停止することにしました。
早く効果のある薬が確認され、治療方法が確立することを願うばかりです。
写真は、遊水地の川べりに咲く菜の花。