新聞に「こころの天気図」というコラムがありました。
精神疾患の治療と心構えを書かれたものです。
それを読んで思い出しました。
まちともは、ブログの名前を「こころの天気予報」あるいは「こころの空模様」にしようと考えていた時があります。
なぜ「こころの天気」にこだわったのかという理由は次のようなことです。
まちともの専門は、精神疾患に伴う「生活のしずらさ」を支援することです。
一方、若い時から気象に興味があり、一時は気象予報士の資格を取ろうと考えた時もあります。
専門と興味を結びつけると、上記のような名称が浮かんできます。
しかし、これだとテーマが絞られて続かなくなる懸念があったので、今の名称にしました。
「生活のしずらさ」とはどんなことと疑問に思う方もいるかもしれないですね。
たとえば、病気になったことで、曖昧な状況に対応するのが苦手な方がいます。
実際に対応した例として、洗濯物をカビさせてしまった方がいました。
梅雨時に、生乾きのままタンスにしまっていました。
晴天ですっきり乾けば問題ありませんが、雨が続くと、どの程度乾いたら取り込むのかわからなくなってしまいます。
グレーゾーンでの判断がとても苦手な人たちがいます。
そんな時は、判断の基準を教えるのではなく、わかりやすい方法を提案します。
この時は、室内干しで除湿機を使うことを提案しました。
乾燥機は?と疑問に思う方もいると思いますが、その時は乾燥機がなかったのです。
ゴミの分別が苦手、電子レンジもダイヤル式のタイマーなら使えるけど、デジタル式は使えないなど、普段私たちが当たり前のように対応していることが難しいと思っている人たちがいます。
そんなことを書いてみたいと思っていましたが、日々の出来事や季節の移ろいが優先して、なかなか書けないですね。
これからも唐突に書くことがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
(桜に囲まれてカラオケを歌います。まつりの1コマ。)