まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
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家康が愛した駿府(静岡市)

2022-12-04 17:10:00 | つぶやき
昨夜放映されたNHKのブラタモリでは静岡市が取り上げられました。
家康が愛した駿府ということで、駿府城とその城下町がテーマとなりました。
家康が大御所となり、江戸が安定するまでの間、駿府が政治の中心だったこと、その証拠の一つに小判を鋳造する金座が置かれていたことがあります。
今も「金座町」という町名があり、そこで鋳造されていました。
金座町には「金座稲荷神社」があります。



同じ金座町に日銀静岡支店があり歴史の流れを感じます。



市内には「銭座」という地名もあり、そこは銭の鋳造が行われていた場所です。
これらは他の城下町には見られない地名であり、駿府が特別な場所としての役割を果たしていた時期がありました。

ブラタモリでは様々なエピソードを取り上げていましたが、まったく知らなかったことが一つありました。
それは、メインストリートである「呉服町通り」の不思議。
ずっと不思議に思っていたことは、通りの両側のビルが同じ高さで連なるように並んでいることでした。まるで長い一つの建物のように見えますが、それぞれのビルは独立しています。
西側は4階建てのように見えます。



昨日の放映で初めて知りましたが、実際は3階建てで4階部分は壁だけでした。
これは防火壁の役割を持つように都市計画の中で定められたためのようです。
この通りの西側部分は住宅密集地で昔は火災も多く大火もありましたので、そんな役割を持つように計画されたのでしょう。
ちなみに東側部分は3階建てで統一されています。



ブラタモリは、地元でもあまり知られていないことを発掘してきて取り上げるのだと、番組関係者の調査力に驚きました。
これは、番組とは関係ありませんが、お堀に映ったイチョウがきれいでした。



表題の写真は駿府城の中掘りです。
この石垣の内側が駿府城公園です。
右に見える橋は二の丸橋。



   


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