今日、6月18日にNPO法人“T”の年次総会を開催しました。
コロナ禍で昨年、一昨年は書面決議という形でしたので、集合して開くのは3年ぶりです。
集まったのは来賓を含めて30人弱の規模ですが、直接生顔を見ながら話し合えるのは温もりを感じ合えていいですね。
Zoomも会議の一つの方法として定着してきましたが、直接顔を合わせてのコミュニケーションは欠かせないものだと感じました。
NPO法人“T”は、課題を様々抱えています。
何よりも昨年度は利用者の減少で収入が減り、赤字決算となりました。
高齢や調子を崩してやめる人がいる一方、新規の利用者が確保できないため当然の結果ではあります。
なぜ新規の利用者が確保できないのか、事業所が増えて対象者の選択肢が増えたこと、その中で資本にものを言わせて昼食の提供などを行う事業所もあり、新規の利用者がそちらに流れるということがあります。
長い事業運営で蓄積した優れた支援内容だけでは利用者確保に結びつかないという現実があります。
今後、事業所の長所をアピールしながら、利用者のニーズにどのように応えていくのか模索しながら運営の健全化を図っていくことが必要です。
そんなことを考える総会でした。
総会開催に向けた準備で多忙でしたが、これが終了し少し余裕が持てるかなと思っています。
梅雨空の下、アガパンサスが咲いています。