「これだけは忘れてはならない」と自分に言い聞かせたのに、
やっぱり忘れてしまった、という経験はありませんか?
心は「忘れる」という行為から遠ざかることはできません。
「覚えておく」という行為に近づくことはできるけれど、
そのためには「これを覚えておきたい」と考える必要があるのです。
心は考えたことの逆を実現させようとは決してしません。
したくでもできないからです。
だから . . . 本文を読む
vol.3301 人間と動物の違いとは
人間と動物の違いとは?何でしょう。
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ところで、動物と人間を分ける最大の決め手はなんでしょうか。
私は霊的なものを信じ、敬うことができるかどうかにあると思います。
猿にも道具を使ったり、声を発して、意思を伝えたりすることができます。
しかし、猿には神仏さま、ご先祖さまなどの霊的で、目に見えないものに対して敬うとか、尊敬する . . . 本文を読む
【凛とした生き方】2492
臨済宗相国寺派管長、有馬頼底氏の心に響く言葉より…
どんな人でも、何か良いことが起こると嬉しいでしょうし、素敵な物を手にすれば当然喜びます。
ところが、禅の世界には「好事不如無(こうずもなきにしかず)」『碧巌録』と言う言葉があり、「どんなに良いことでも、無いに越したことはない」と教えています。
「良いことが、無いに越したことはない」とは、いったいどういう教え . . . 本文を読む