2018年 12/29
今回は かねてより 述べていた バルクのブレンドについて書きます
どちらもバージニアのみの 混合なので やはりストレートバージニアということになります
ただし ブライトバージニアとレッドバージニアとの混合ということでもあり
かたやフレイク かたやリボン という組み合わせで 湿度の感じも異なるのですが
混合してから なじませるという事はせず ただ単純に混ぜて 味の変化を調べる
という事に限定しました。
何故そんなことをしたかといういきさつは
Sutliff Tobacco Company - Virginia Slices #507-C バルク
Sutliff Tobacco Company - Matured Red Virginia 515 RC-1 バルク
こちらの記事を参考にしてください。
515 RC-1 の方は 良く乾燥させることにより 随分と甘みが増し マクレの
#5100 に匹敵するほどの 喫い味になるのですが
やはり少し単調な感じは否めず 熟成をかけるか あるいは 507-C のような
ブライトバージニアとのブレンドで 複雑さが増すのではないかと考えました。
毎度の登場ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/01/003d498bc27fd4098254170eedd44988.jpg)
こちらの 2種のバルクとなります
このあと 追加で結構な量を注文したのですが
取り敢えずこの 4㌉ずつのバルクを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/81/53c7d60cce9d82af9851743d6a1b1cb4_s.jpg)
タッパー状の空き缶に 小分けして使います。
今回は ブレンドするのですが 大雑把に
比率を変えてみます
515 RC-1 と 507-C の比率が
① 2:1
② 1:1
③ 1:2
この3通りでブレンドしてみました。
まず 515 RC-1 の方を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/14/43cb1c4abadab13cd5a650025526fab4_s.jpg)
3つに分け
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/08/6dfa5cd5b6bf704476e6579dc5157ec7.jpg)
2:1 の方
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c3/95e8a4c1dd38a0754da5b1ddf04e7c2b.jpg)
左が 1:2 右のが 1:1 にするつもりで 小皿にとります
そこへ 507-C をそれに見合う分だけ 合わせたのが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/c9/36829f52e3cdbc77c8e691fa486db696.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b6/828973fd94f7b68ad27f2ce328f105d3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/47/d0d50ea53f1beb44bc360791b4d1af22_s.jpg)
このようになりました
重さを計測したわけではありません 大体の感じ ということでやってみました。
あらかじめ 515 の方を乾燥させたのちに 507-C のフレイクを合わせた
ということになります。
簡単にフレイクをほぐして 軽く混ぜ合わせたのが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/2b/cd3b7ebb4c632aa3721732fb533b700f.jpg)
これになりますが これは 1:1 のブレンドとなります
それを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b7/11b2a4f85327334977275d03cd45260d.jpg)
似たような 喫い味の バージニア用のパイプに詰めて準備します
これを 順次 点火して 何分か喫い その後順繰りに 同じことを繰り返します
途中で違うパイプに移るので 一回りしたらまた点火を繰り返すことになります。
そうして 喫い味を 比べてみました。
喫い味の比較
① について
515 RC-1 単体の時と比べ 味にメリハリが出ます
かなり甘さがあるのですが ブライトバージニアの シトラスの酸味と 少しアーシーな
香りとともに 少しスパイシーに感じるほどの 清涼感と グラスノートが 時折
感じるようになります。
単体で感じた トースティな柔らかな甘みというより 少しエッジの効いた 甘さを
ガンガン感じるのですが それでもいたってマイルドで 良い感じです。
ニコチンはごく穏やかで いくらでも喫えてしまう感じです。
単体の時より 味のエリメントが増えた感じで 複雑さを増した感じになります。
② について
こちらは ①の延長ということになるのですが アーシーさが増しますし 酸味も増します
味に力強さが増す感じで スパイシーな清涼感よりも タバコ本来のブライトとレッドの
甘みと 力強いアーシーさが グッとバランスよく起ち上がります。
押さえていた双方の特徴が 一気に花開く感じでしょうか。
③ について
この比率になると 流石にレッドバージニア特有の 温かみのある甘みは減退して行き
ブライトバージニアの 少し洗練された シトラス系の 乾燥した甘みと
グラスもヘイも存分に感じる とてもアーシーなたばこ感が 主体となります。
甘いのですが 甘さの質が ①と② とは違いますね。
味が少し高級で 私的には もっとレッドの甘味の良く出た分かりやすいのが
好きかもしれませんし 甘さが中途半端な感じは否めません・・・。
この比率で混ぜるならば いっそ単体でブライトバージニアのライトなテイストを
味わう方が良いかもしれないし
甘さを求めるならば ①と② 迄の比率で 甘さと少し複雑なテイストを愉しんだ方が
いいと思いましたね。
このブレンドは もともと ニコチンが少ないもののブレンドなので
軽くて 甘さも単純で いくらでも喫えてしまうのですが
③ に関しては ややニコチンを強めに感じてしまう気がします
どういうわけなのかはよく分かりませんが・・・。
この辺りの比率の他のバージニアタバコは 多いのかもしれませんが
マクレはもうないし SG も GH も今は品切れ状態・・・なので困ります
GLP のバージニアには ほとんどペリクが入っているし
ストレートバージニアの範囲では なかなかこれといったものがありません・・・。
色々探せばあるのでしょうが この辺りのバルクで 簡単に手に入るもののうちで
実に具合がよろしいですね。
特に レッドバージニアに関しては この 515 RC-1 のような物は他にない感じが
します。 これはなかなか貴重なバルクではないでしょうか。
結論として
この手法による 手短なハウスブレンドは なかなか面白いです
特に ① と ② の間の比率で混ぜると 甘さも増幅される感じで
酸味や アーシーさ グラスノートも加わり 味に複雑さも加わり
美味いと思いました。
もちろん単体でも どちらも楽しめ 違うテイストになりますから
このバルクを揃えると いろいろ その日の気分によって楽しめそうです。
いまはまだ 買ってすぐの葉っぱなので これが 半年以上熟成させると
味も 旨さも出てくるかと思います。
そんな愉しみもあります。
今回 これに気をよくして 追加で 515 RC-1 を 16㌉ 507-C を 8㌉ 注文
したのですが。税金の方が高くつきますね。
このバルク 今の所 味の深みは足りないのかもしれませんが ストレートバージニアとしては充分行けます
単純に 普段喫いの手軽なタバコとしては もってこいかもしれません。
その様に思いました。
充分愉しめますね。
それでは また
![パイプランキング](https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3377_1.gif)
パイプランキング
今回は かねてより 述べていた バルクのブレンドについて書きます
どちらもバージニアのみの 混合なので やはりストレートバージニアということになります
ただし ブライトバージニアとレッドバージニアとの混合ということでもあり
かたやフレイク かたやリボン という組み合わせで 湿度の感じも異なるのですが
混合してから なじませるという事はせず ただ単純に混ぜて 味の変化を調べる
という事に限定しました。
何故そんなことをしたかといういきさつは
Sutliff Tobacco Company - Virginia Slices #507-C バルク
Sutliff Tobacco Company - Matured Red Virginia 515 RC-1 バルク
こちらの記事を参考にしてください。
515 RC-1 の方は 良く乾燥させることにより 随分と甘みが増し マクレの
#5100 に匹敵するほどの 喫い味になるのですが
やはり少し単調な感じは否めず 熟成をかけるか あるいは 507-C のような
ブライトバージニアとのブレンドで 複雑さが増すのではないかと考えました。
毎度の登場ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/01/003d498bc27fd4098254170eedd44988.jpg)
こちらの 2種のバルクとなります
このあと 追加で結構な量を注文したのですが
取り敢えずこの 4㌉ずつのバルクを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/45/1f403ce13eb40f1c7317d119ee411911_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/81/53c7d60cce9d82af9851743d6a1b1cb4_s.jpg)
タッパー状の空き缶に 小分けして使います。
今回は ブレンドするのですが 大雑把に
比率を変えてみます
515 RC-1 と 507-C の比率が
① 2:1
② 1:1
③ 1:2
この3通りでブレンドしてみました。
まず 515 RC-1 の方を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/14/43cb1c4abadab13cd5a650025526fab4_s.jpg)
3つに分け
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/08/6dfa5cd5b6bf704476e6579dc5157ec7.jpg)
2:1 の方
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c3/95e8a4c1dd38a0754da5b1ddf04e7c2b.jpg)
左が 1:2 右のが 1:1 にするつもりで 小皿にとります
そこへ 507-C をそれに見合う分だけ 合わせたのが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/c9/36829f52e3cdbc77c8e691fa486db696.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b6/828973fd94f7b68ad27f2ce328f105d3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/47/d0d50ea53f1beb44bc360791b4d1af22_s.jpg)
このようになりました
重さを計測したわけではありません 大体の感じ ということでやってみました。
あらかじめ 515 の方を乾燥させたのちに 507-C のフレイクを合わせた
ということになります。
簡単にフレイクをほぐして 軽く混ぜ合わせたのが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/2b/cd3b7ebb4c632aa3721732fb533b700f.jpg)
これになりますが これは 1:1 のブレンドとなります
それを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b7/11b2a4f85327334977275d03cd45260d.jpg)
似たような 喫い味の バージニア用のパイプに詰めて準備します
これを 順次 点火して 何分か喫い その後順繰りに 同じことを繰り返します
途中で違うパイプに移るので 一回りしたらまた点火を繰り返すことになります。
そうして 喫い味を 比べてみました。
喫い味の比較
① について
515 RC-1 単体の時と比べ 味にメリハリが出ます
かなり甘さがあるのですが ブライトバージニアの シトラスの酸味と 少しアーシーな
香りとともに 少しスパイシーに感じるほどの 清涼感と グラスノートが 時折
感じるようになります。
単体で感じた トースティな柔らかな甘みというより 少しエッジの効いた 甘さを
ガンガン感じるのですが それでもいたってマイルドで 良い感じです。
ニコチンはごく穏やかで いくらでも喫えてしまう感じです。
単体の時より 味のエリメントが増えた感じで 複雑さを増した感じになります。
② について
こちらは ①の延長ということになるのですが アーシーさが増しますし 酸味も増します
味に力強さが増す感じで スパイシーな清涼感よりも タバコ本来のブライトとレッドの
甘みと 力強いアーシーさが グッとバランスよく起ち上がります。
押さえていた双方の特徴が 一気に花開く感じでしょうか。
③ について
この比率になると 流石にレッドバージニア特有の 温かみのある甘みは減退して行き
ブライトバージニアの 少し洗練された シトラス系の 乾燥した甘みと
グラスもヘイも存分に感じる とてもアーシーなたばこ感が 主体となります。
甘いのですが 甘さの質が ①と② とは違いますね。
味が少し高級で 私的には もっとレッドの甘味の良く出た分かりやすいのが
好きかもしれませんし 甘さが中途半端な感じは否めません・・・。
この比率で混ぜるならば いっそ単体でブライトバージニアのライトなテイストを
味わう方が良いかもしれないし
甘さを求めるならば ①と② 迄の比率で 甘さと少し複雑なテイストを愉しんだ方が
いいと思いましたね。
このブレンドは もともと ニコチンが少ないもののブレンドなので
軽くて 甘さも単純で いくらでも喫えてしまうのですが
③ に関しては ややニコチンを強めに感じてしまう気がします
どういうわけなのかはよく分かりませんが・・・。
この辺りの比率の他のバージニアタバコは 多いのかもしれませんが
マクレはもうないし SG も GH も今は品切れ状態・・・なので困ります
GLP のバージニアには ほとんどペリクが入っているし
ストレートバージニアの範囲では なかなかこれといったものがありません・・・。
色々探せばあるのでしょうが この辺りのバルクで 簡単に手に入るもののうちで
実に具合がよろしいですね。
特に レッドバージニアに関しては この 515 RC-1 のような物は他にない感じが
します。 これはなかなか貴重なバルクではないでしょうか。
結論として
この手法による 手短なハウスブレンドは なかなか面白いです
特に ① と ② の間の比率で混ぜると 甘さも増幅される感じで
酸味や アーシーさ グラスノートも加わり 味に複雑さも加わり
美味いと思いました。
もちろん単体でも どちらも楽しめ 違うテイストになりますから
このバルクを揃えると いろいろ その日の気分によって楽しめそうです。
いまはまだ 買ってすぐの葉っぱなので これが 半年以上熟成させると
味も 旨さも出てくるかと思います。
そんな愉しみもあります。
今回 これに気をよくして 追加で 515 RC-1 を 16㌉ 507-C を 8㌉ 注文
したのですが。税金の方が高くつきますね。
このバルク 今の所 味の深みは足りないのかもしれませんが ストレートバージニアとしては充分行けます
単純に 普段喫いの手軽なタバコとしては もってこいかもしれません。
その様に思いました。
充分愉しめますね。
それでは また
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パイプランキング
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