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2021年 11月
今回は Gawith, Hoggarth & Co. - Rum Flake
このブレンドも GH のバルクタバコで くくりはアロマチックとなっておる 人気の高いブレンドとなります
あまりアロマのきついタバコは好みでないこのおっさんになりますが アロマチックが嫌いということではありませんね
素朴なタバコの本来の香りが味わえれば軽いアロマが付いたブレンドはOK ということになります
ただ香りの質にも寄りけりですが 香りが強すぎてタバコの味わいをマスキングしてしまうような強い香りや 必要以上にしつこい甘さには閉口してしまいます…
なので 必然的にアロマティックブレンドは敬遠してしまうのですが GH のタバコはアロマの付いたブレンドがたくさんあるようです
しかしイギリスのタバコですから 香りといってもナチュラルなものがほとんどで 香りの割には
素朴なタバコ感を感じることが出来るようです
倦怠感を感じるバニラのちょっとしつこさのある甘さとか キャラメルのような甘ったるいものは
気になって仕方がないのですが 強烈な香りを発するあのケンダル香は慣れてしまえばほとんど全く
気にならないのは少し不思議な気がします
マクレのケチャッピーな酸味のきつい香りと味も気になりませんので どこにその差があるのかは自分でもよくわかりません……
厳密な違いはわかりませんが 後に残るしつこさに違いを感じるようです
口の中の違和感というかそういった違いを自分の中で感じてしまうようです
このGH のブレンドもLakeland scents の付いたものがほとんどですが 香りの割には全く気にならないのは以前の記事でも書いたとおりになります
あの 何かと評判の分かれる Ennerdale でさえも違和感をあまり感じないようです
ドイツやデンマーク あるいはアメリカの着香タバコと違って このイギリスのGH のタバコは
あまり着香というようには感じません Lakeland scents は強いものですが それ以外の香りづけは
いたっておとなしく感じ 単なるよくあるケーシングのように感じる次第です
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このブレンドはこれらのタバコの中の一つになりますが
香りのほとんどついていないのは 一番奥の Broken Scotch Cakeのみで
後は皆それぞれ独自の香り付けがなされています
しかし Lakeland scents は強いのですがその他はさほど強いわけではない
というのが共通認識
着香というのならば 当ブレンドが一番ふさわしいのかと思います
それは メープルシュガーの味付けがなされているからで ラムも使用されているようです
メープルシュガーというと C&D のAutumn Evening をすぐに思い出します
あのブレンドはやたら甘ったるくて この私は途中で喫うのをやめたブレンドになりますが
当ブレンドにおけるメープルシュガーの甘さはいたって穏やかであり違和感を感じません
ほんの少しだけ終わりに苦みを感じることになりますがその程度であれば問題はないようです
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しっかりと厚いブロウクンフレイクになっているのですが
軽く両手で揉み解して詰めます 火付きは悪くないようです
このブレンドの葉組は
Burley, Virginia ということになっているのですが
説明を読むと
The main feature is the high proportion of naturally sweet sun-cured tobaccos in the blend - over 40%. Only 30% Virginia leaf, with the rest of the blend coming from burleys and dark-air cured contribute to a strong, but rewarding smoke. The whole blend is cased in maple sugars to further enhance the natural sweetness of the sun cured leaf and then rounded off with a dash of rum
この様に書かれており
40%を超える sun cure させたバージニアと
30%の 基本バージニア
そして残りの30%に
バーレィと おそらくdark air cured されたもの(インディアンリーフorバーレィ?)が使用されているようです
sun cure されたバージニアが多いのと バーレィがたくさん入っているのが特徴であり
メープルのケーシングがが甘さを強調させ ラムのトッピングがが酸味とまろ身を出しているとのことです
感想
クリスマスブレンドとして 甘さの強調されたブレンドになりますが
ラムもそういった華やかさを出しているのでしょうか その為ヨーロッパでは
"Jamaican Flake".というネーミングで売られているそうですが それほどラムは強くはなく
微かに甘酸っぱさと ブージーなアルコールを感じさせるだけとなります
メープルシュガーも強いものではなく確かにそれ由来の甘さは感じるのですが
しつこいものではなく バージニアの甘さとバーレィのドライ感がマッチした
実に喫いやすいブレンドとなっていますね
あまり細かくほぐさない方が ラムの香りをより感じるようです
ケンダル香は微かにある程度で ほとんどわからない程度になりますので
そういった香りが苦手な方にはお勧めのブレンドになるかと思います
ボブチョコと肩を並べるようなブレンドかと思います
点火とともにやって来るのは
sun cure されたバージニアのカラッとした甘さになります
これにメープルの香ばしい甘さが絡んでゆくのですが
いたって穏やかなのですがしっかりと少しお菓子のような甘さを感じることになります
サンキュアされたバージニアはおそらくマラウィのものだと思いますが
砂糖のような甘さが強いでしょうか
その甘さと同時に干した藁のようなグラスというよりもヘイのテイストをしっかり感じます
基本のバージニアは落ち着いた甘さと風味を与えるのですが
ここでこのブレンドの風味を強く下支えするのが
思ったよりも使用料の多いバーレィたちになります
このバーレィもおそらくマラウィ由来のものかと思いますが
至って癖がなく ナッティな味わいとドライ感 そして強さと与えるようです
甘いブレンドであるのだけれど それにさっぱりとした感じとタバコ感をしっかり与えるのが
このバーレィたちの役割かと思います
インディアンリーフは入っているのかいないのかよくわかりませんが おそらく入ってはいないのかと思われます シガーの様なテイストは感じないようです
C&D でおなじみのバーレィたちとはまた違ってマラウィのバーレィはあまり癖が強くないようです
とても喫いやすいかと思いますね
野趣に欠ける面もありますがそこは好みとブレンドにもよりそうです
問題のラムのトッピングになりますが
ほとんど実感しないのがこの私の印象となります
他のNavy ブレンドに見られるような甘酸っぱいラムの香りはほとんど感知できないのですが
フレイクをあまり解さないで喫ったときに ある程度感じることのできる
酸味とアルコールによる少しブージーな風味に ラムが使用されていることを感知する程度になります
ですから アロマチックというのがこのブレンドのタイプになりますが
ほとんどそうではなく オーソドックスな甘さが強めのバージニアブレンドという印象で
タバコ感もしっかりと感じられる実に喫いやすいブレンドになるかと思います
人気があるのもうなずけますが
甘さが少し強くて この私には少し物足りなさを感じてしまうようです
もう少し ペリクのような旨味と酸味が欲しいところであり
タンジィデピカンティなバージニアのエッジのたった風味
ダークフルーツのような深い甘さと ブレッディな香ばしさが欲しいところかと思います
クリスマスブレンドだから仕方ないけどね
しかしながら このブレンドの甘さはカラッとしていてしつこくありませんし
メープルシュガーの風味も強すぎませんのでとても喫いやすいと思います
バーレィもマイルドに効いておりカラッとしていますのでよく出来たブレンドかと思いました
よく熟成された雑なところを感じないブレンドかと思います
GH でどなたでも喫いやすいブレンドを挙げるならば
このブレンドとボブチョコが双璧になるでしょうか
そういった感想となります
それでは また
今回は Gawith, Hoggarth & Co. - Rum Flake
このブレンドも GH のバルクタバコで くくりはアロマチックとなっておる 人気の高いブレンドとなります
あまりアロマのきついタバコは好みでないこのおっさんになりますが アロマチックが嫌いということではありませんね
素朴なタバコの本来の香りが味わえれば軽いアロマが付いたブレンドはOK ということになります
ただ香りの質にも寄りけりですが 香りが強すぎてタバコの味わいをマスキングしてしまうような強い香りや 必要以上にしつこい甘さには閉口してしまいます…
なので 必然的にアロマティックブレンドは敬遠してしまうのですが GH のタバコはアロマの付いたブレンドがたくさんあるようです
しかしイギリスのタバコですから 香りといってもナチュラルなものがほとんどで 香りの割には
素朴なタバコ感を感じることが出来るようです
倦怠感を感じるバニラのちょっとしつこさのある甘さとか キャラメルのような甘ったるいものは
気になって仕方がないのですが 強烈な香りを発するあのケンダル香は慣れてしまえばほとんど全く
気にならないのは少し不思議な気がします
マクレのケチャッピーな酸味のきつい香りと味も気になりませんので どこにその差があるのかは自分でもよくわかりません……
厳密な違いはわかりませんが 後に残るしつこさに違いを感じるようです
口の中の違和感というかそういった違いを自分の中で感じてしまうようです
このGH のブレンドもLakeland scents の付いたものがほとんどですが 香りの割には全く気にならないのは以前の記事でも書いたとおりになります
あの 何かと評判の分かれる Ennerdale でさえも違和感をあまり感じないようです
ドイツやデンマーク あるいはアメリカの着香タバコと違って このイギリスのGH のタバコは
あまり着香というようには感じません Lakeland scents は強いものですが それ以外の香りづけは
いたっておとなしく感じ 単なるよくあるケーシングのように感じる次第です
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このブレンドはこれらのタバコの中の一つになりますが
香りのほとんどついていないのは 一番奥の Broken Scotch Cakeのみで
後は皆それぞれ独自の香り付けがなされています
しかし Lakeland scents は強いのですがその他はさほど強いわけではない
というのが共通認識
着香というのならば 当ブレンドが一番ふさわしいのかと思います
それは メープルシュガーの味付けがなされているからで ラムも使用されているようです
メープルシュガーというと C&D のAutumn Evening をすぐに思い出します
あのブレンドはやたら甘ったるくて この私は途中で喫うのをやめたブレンドになりますが
当ブレンドにおけるメープルシュガーの甘さはいたって穏やかであり違和感を感じません
ほんの少しだけ終わりに苦みを感じることになりますがその程度であれば問題はないようです
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しっかりと厚いブロウクンフレイクになっているのですが
軽く両手で揉み解して詰めます 火付きは悪くないようです
このブレンドの葉組は
Burley, Virginia ということになっているのですが
説明を読むと
The main feature is the high proportion of naturally sweet sun-cured tobaccos in the blend - over 40%. Only 30% Virginia leaf, with the rest of the blend coming from burleys and dark-air cured contribute to a strong, but rewarding smoke. The whole blend is cased in maple sugars to further enhance the natural sweetness of the sun cured leaf and then rounded off with a dash of rum
この様に書かれており
40%を超える sun cure させたバージニアと
30%の 基本バージニア
そして残りの30%に
バーレィと おそらくdark air cured されたもの(インディアンリーフorバーレィ?)が使用されているようです
sun cure されたバージニアが多いのと バーレィがたくさん入っているのが特徴であり
メープルのケーシングがが甘さを強調させ ラムのトッピングがが酸味とまろ身を出しているとのことです
感想
クリスマスブレンドとして 甘さの強調されたブレンドになりますが
ラムもそういった華やかさを出しているのでしょうか その為ヨーロッパでは
"Jamaican Flake".というネーミングで売られているそうですが それほどラムは強くはなく
微かに甘酸っぱさと ブージーなアルコールを感じさせるだけとなります
メープルシュガーも強いものではなく確かにそれ由来の甘さは感じるのですが
しつこいものではなく バージニアの甘さとバーレィのドライ感がマッチした
実に喫いやすいブレンドとなっていますね
あまり細かくほぐさない方が ラムの香りをより感じるようです
ケンダル香は微かにある程度で ほとんどわからない程度になりますので
そういった香りが苦手な方にはお勧めのブレンドになるかと思います
ボブチョコと肩を並べるようなブレンドかと思います
点火とともにやって来るのは
sun cure されたバージニアのカラッとした甘さになります
これにメープルの香ばしい甘さが絡んでゆくのですが
いたって穏やかなのですがしっかりと少しお菓子のような甘さを感じることになります
サンキュアされたバージニアはおそらくマラウィのものだと思いますが
砂糖のような甘さが強いでしょうか
その甘さと同時に干した藁のようなグラスというよりもヘイのテイストをしっかり感じます
基本のバージニアは落ち着いた甘さと風味を与えるのですが
ここでこのブレンドの風味を強く下支えするのが
思ったよりも使用料の多いバーレィたちになります
このバーレィもおそらくマラウィ由来のものかと思いますが
至って癖がなく ナッティな味わいとドライ感 そして強さと与えるようです
甘いブレンドであるのだけれど それにさっぱりとした感じとタバコ感をしっかり与えるのが
このバーレィたちの役割かと思います
インディアンリーフは入っているのかいないのかよくわかりませんが おそらく入ってはいないのかと思われます シガーの様なテイストは感じないようです
C&D でおなじみのバーレィたちとはまた違ってマラウィのバーレィはあまり癖が強くないようです
とても喫いやすいかと思いますね
野趣に欠ける面もありますがそこは好みとブレンドにもよりそうです
問題のラムのトッピングになりますが
ほとんど実感しないのがこの私の印象となります
他のNavy ブレンドに見られるような甘酸っぱいラムの香りはほとんど感知できないのですが
フレイクをあまり解さないで喫ったときに ある程度感じることのできる
酸味とアルコールによる少しブージーな風味に ラムが使用されていることを感知する程度になります
ですから アロマチックというのがこのブレンドのタイプになりますが
ほとんどそうではなく オーソドックスな甘さが強めのバージニアブレンドという印象で
タバコ感もしっかりと感じられる実に喫いやすいブレンドになるかと思います
人気があるのもうなずけますが
甘さが少し強くて この私には少し物足りなさを感じてしまうようです
もう少し ペリクのような旨味と酸味が欲しいところであり
タンジィデピカンティなバージニアのエッジのたった風味
ダークフルーツのような深い甘さと ブレッディな香ばしさが欲しいところかと思います
クリスマスブレンドだから仕方ないけどね
しかしながら このブレンドの甘さはカラッとしていてしつこくありませんし
メープルシュガーの風味も強すぎませんのでとても喫いやすいと思います
バーレィもマイルドに効いておりカラッとしていますのでよく出来たブレンドかと思いました
よく熟成された雑なところを感じないブレンドかと思います
GH でどなたでも喫いやすいブレンドを挙げるならば
このブレンドとボブチョコが双璧になるでしょうか
そういった感想となります
それでは また
自分は、個人輸入までの繋ぎを購入するのに利用しているのは、田中公商事さんもしくは狸小路GEOで購入しております。
バルクタバコを購入する際のショップ・ブランドの選択基準などありましたら、ご教示していただけると幸いです。
C&D Sutliff Peter Stokkebye GH 辺りに限られます 単品では Arango のBalkan Supreme F&K の Lancer Slices などがお勧めになります
各ブランドの人気商品と自分の好みにマッチした商品を探すことになりますが その際に参考にするのは TRDC になります。https://www.tobaccoreviews.com/blend/10575/cornell-diehl-carolina-red-flake
バルクは1㌉から購入可能なので 少しずつ買うことをお勧めします 税金と送料の絡みがあるので
送料が16㌉ぐらいまでを一番安いSuper Saver 利用で刻み発注するといいかと思います。あとは試行錯誤の繰り返しとなります