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2020年 4月
冒頭の写真は またもや
Cornell & Diehl - XX Flake Dark (Smoking Pipes 20th Anniversary Blend)
と言う事になりますが
このブレンドの続編として
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こちらの ブレンドが C&D より今限定販売となっています
Carolina Red Flake w/Perique (Small Batch)
こちらのブレンドも 既に注文しているのですが まだ到着はしていません
すでに TRDC の方にレビューが来ていて
評価の方を見てみると XX Flake Dark に比べると低くなっているのですが
その原因を探って見ると
CRFP の方がペリクが強めに出ているようで
出来上がりが穏やかにまとまっている前者のブレンドに比べ
幾分粗削りであることが原因かと・・・。
しかし レッドバージニアのポテンシャルはありそうで ダークバージニアとの
熟成が進めば 相当な美味さのブレンドになるという方が多い様です。
つまり熟成が必要だという人が多いのですが
ペリクの美味さが存分に味わえて このままで充分という方もいるようですね。
私の認識では この XX のブレンド ダークバージニアが入っていることから
本来の レッドバージニアとペリクの組み合わせに比べ 少しラフな所があるように
思えるのですが それにも増してのこの18年物のペリクの味わいは素晴らしいもので
相当美味いブレンドであると思っています。
バージニアも味が濃く ヘイの香こそ強く感じませんが ストーヴドバージニアによるのか
レモンテイストのシトラスの香りが満載で 美味いと思いますし 熟成させるとさらに美味くなるのではないかと思ってますね。
このブレンドに使用されているペリクは
2002年製造の St.James Perique ということですからまさしく真正のペリク
ということになるようで しかもそれを 18年間も熟成してあったと言う事になりますから
今ではお目にかかる事の出来ない 極上のペリクの味わいがそこにあるように思います。
VaPerの ほとんどのブレンドが アカディアンペリクをつかっている現状において
この セントジェームズペリクを使用しているブレンドは いったいいくらあるのか・・・
その辺りが気になります
セントジェームズパリッシュで生産製造される セントジェームズ葉を使った純正のペリクが
アメリカンスピリットの会社に独占契約をされ(生産農家との契約)
パイプタバコに この純正のペリクが使えなくなったのは 1980年以前でしょうか・・・
それ以来 パイプタバコには 似て非なる アカディアンペリクが使われるのですが
2005年に ライアンさんという方が 今のペリクの製造工場を 以前のオーナーである
ポッシェ さんから買い取り 彼がセントジェームズ葉の生産を付近の農家に依頼して
今は純正のペリクも この工場で作ることが出来るようになったそうです。
ですから 今は 潤沢に この純正の セントジェームズペリクを在庫している様ですが
注文が多いのは アカディアンの方で 値段もさることながら 味わいの穏やかな
アカディアンの方がヨーロッパではうけているそうです。
2002年というと まだこの工場を ライアンさんが買う前の事ですから
現実には在庫があったかどうかは分かりませんが
C&D の話によると 偶然に 樽の中に保存されていた この年代物のペリクが出て来た
ということのようです。
それだけに この 2002年産の ペリクというもの相当貴重なものなのですが
いったい 18年もの長い間熟成するって どうなのよ・・・と思ってしまいます
水の中に浸かった漬物とは違い たぶん水分を抜いて乾燥保存されていたのだとは思いますが
出来上がったブレンドにおける このペリクの味わいは 驚きです
酸味はあるのに角がないこの味わいは
ペッパーの刺激も微かに感じますが それにもまして 程よく柔らかいダークフルーツの味わいがなんとも素晴らしい・・・
ほのかな独特の甘酸っぱい甘味と 旨みが堪りませんね・・・
この旨み という部分は 熟成をかけなければ出てこない味わいなのかな
と思います。
ペリクが特上ですから 後はバージニアとのコラボとバランスが問題となるようです
その辺の 熟成の問題があるようですが
何にしても ペリクも バージニアも 酸味の強い味の濃さがありますから
美味いブレンドであると言えるのではないのでしょうか。
CREP の方はまだ売り切れていませんので 買っておくのも悪くないと思います。
さて 本題の方になりますが
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この様に 3つのブレンドを並べてみましたが
問題は 1番目と 3番目の比較になります
3番目の セントジェームズフレイクは ほぼ20ヶ月熟成させたものが
ストックしてあるので 丁度よいところ。
このブレンドは 私のお気に入りですが
それについては
Samuel Gawith - St. James Flake (Kendal Mayor's Collection)
Samuel Gawith - St. James Flakeの 第二印象とある試み
こちらを参照していただくとよろしいかと思うのですが
何故にこのブレンドを・・・という話になります
以前 セントジェームズペリクが なかった時代
このブレンドに どのようなペリクが使われていたのかは知りませんが
2年前のこのブレンドを味わって見た感じですが
このブレンドにも 真正のペリクが使われているのではないかという思いがあります
そういった純正のペリクの持っている 独特の酸味と味わいがあるように思いました。
他にも ピーターソンの ネイビーデラックスロール にも このようなペリクを感じたのですが 数少ない真正ペリクの 使用ブレンド候補となりました。
それ以外では あまり思いつかないのですが
C&D のブレンドにおいては 結構そう言った純正のペリクを使ったブレンドがあるのかも
しれません。
そこにおいての今回の比較となります
St. James Flake の味わいとして 最初に感じるのは バージニアのほのかな甘さになりますが このブレンドは ヘイの香りが秀逸です
素晴らしいヘイの香りがするのですが そこは FVF と同じでしょうか。
しかしこのブレンドの大きな特徴というか メインの味わいは やはり ペリクになります
ここに使われているペリクも素晴らしい味わいです
ペッパーは程々で レイズン プラム イチジクのフルーツの味わいと微かな甘みが
後を引きます。美味いと思いますこのブレンドはここが素晴らしいです
しかし XX Flake Dark と比べると やはりペリクのエッジが起った感じがします
あちらはもっとマイルドで もっと香りが柔らかになりますそこへもってきて独特の
旨みがあるようです。
甘さに関しては あちらの方が味が濃く 甘みも強いのですが
少し粗さを感じるような気がします それは 熟成なのかストーブドバージニアが混じっていることから来るものなのかは分かりませんが まだ寝かせが足りない・・・ ということなのかもしれません。
ブレンドとして 完成された感じがするのは こちらの St. James Flake ですが
そのポテンシャルと ペリクの特上の美味さと旨さを感じるのは前者となります。
出来上がったタバコを感じるのは St. James Flake
圧倒的なペリクブレンドとしての魅力を感じるのは 前者の方となります
このブレンド(XX-の方)は癖になる程の 美味いブレンドかと思います
品質の不安が在りますがね・・・。
そんなことを思いました
それでは また
冒頭の写真は またもや
Cornell & Diehl - XX Flake Dark (Smoking Pipes 20th Anniversary Blend)
と言う事になりますが
このブレンドの続編として
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こちらの ブレンドが C&D より今限定販売となっています
Carolina Red Flake w/Perique (Small Batch)
こちらのブレンドも 既に注文しているのですが まだ到着はしていません
すでに TRDC の方にレビューが来ていて
評価の方を見てみると XX Flake Dark に比べると低くなっているのですが
その原因を探って見ると
CRFP の方がペリクが強めに出ているようで
出来上がりが穏やかにまとまっている前者のブレンドに比べ
幾分粗削りであることが原因かと・・・。
しかし レッドバージニアのポテンシャルはありそうで ダークバージニアとの
熟成が進めば 相当な美味さのブレンドになるという方が多い様です。
つまり熟成が必要だという人が多いのですが
ペリクの美味さが存分に味わえて このままで充分という方もいるようですね。
私の認識では この XX のブレンド ダークバージニアが入っていることから
本来の レッドバージニアとペリクの組み合わせに比べ 少しラフな所があるように
思えるのですが それにも増してのこの18年物のペリクの味わいは素晴らしいもので
相当美味いブレンドであると思っています。
バージニアも味が濃く ヘイの香こそ強く感じませんが ストーヴドバージニアによるのか
レモンテイストのシトラスの香りが満載で 美味いと思いますし 熟成させるとさらに美味くなるのではないかと思ってますね。
このブレンドに使用されているペリクは
2002年製造の St.James Perique ということですからまさしく真正のペリク
ということになるようで しかもそれを 18年間も熟成してあったと言う事になりますから
今ではお目にかかる事の出来ない 極上のペリクの味わいがそこにあるように思います。
VaPerの ほとんどのブレンドが アカディアンペリクをつかっている現状において
この セントジェームズペリクを使用しているブレンドは いったいいくらあるのか・・・
その辺りが気になります
セントジェームズパリッシュで生産製造される セントジェームズ葉を使った純正のペリクが
アメリカンスピリットの会社に独占契約をされ(生産農家との契約)
パイプタバコに この純正のペリクが使えなくなったのは 1980年以前でしょうか・・・
それ以来 パイプタバコには 似て非なる アカディアンペリクが使われるのですが
2005年に ライアンさんという方が 今のペリクの製造工場を 以前のオーナーである
ポッシェ さんから買い取り 彼がセントジェームズ葉の生産を付近の農家に依頼して
今は純正のペリクも この工場で作ることが出来るようになったそうです。
ですから 今は 潤沢に この純正の セントジェームズペリクを在庫している様ですが
注文が多いのは アカディアンの方で 値段もさることながら 味わいの穏やかな
アカディアンの方がヨーロッパではうけているそうです。
2002年というと まだこの工場を ライアンさんが買う前の事ですから
現実には在庫があったかどうかは分かりませんが
C&D の話によると 偶然に 樽の中に保存されていた この年代物のペリクが出て来た
ということのようです。
それだけに この 2002年産の ペリクというもの相当貴重なものなのですが
いったい 18年もの長い間熟成するって どうなのよ・・・と思ってしまいます
水の中に浸かった漬物とは違い たぶん水分を抜いて乾燥保存されていたのだとは思いますが
出来上がったブレンドにおける このペリクの味わいは 驚きです
酸味はあるのに角がないこの味わいは
ペッパーの刺激も微かに感じますが それにもまして 程よく柔らかいダークフルーツの味わいがなんとも素晴らしい・・・
ほのかな独特の甘酸っぱい甘味と 旨みが堪りませんね・・・
この旨み という部分は 熟成をかけなければ出てこない味わいなのかな
と思います。
ペリクが特上ですから 後はバージニアとのコラボとバランスが問題となるようです
その辺の 熟成の問題があるようですが
何にしても ペリクも バージニアも 酸味の強い味の濃さがありますから
美味いブレンドであると言えるのではないのでしょうか。
CREP の方はまだ売り切れていませんので 買っておくのも悪くないと思います。
さて 本題の方になりますが
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この様に 3つのブレンドを並べてみましたが
問題は 1番目と 3番目の比較になります
3番目の セントジェームズフレイクは ほぼ20ヶ月熟成させたものが
ストックしてあるので 丁度よいところ。
このブレンドは 私のお気に入りですが
それについては
Samuel Gawith - St. James Flake (Kendal Mayor's Collection)
Samuel Gawith - St. James Flakeの 第二印象とある試み
こちらを参照していただくとよろしいかと思うのですが
何故にこのブレンドを・・・という話になります
以前 セントジェームズペリクが なかった時代
このブレンドに どのようなペリクが使われていたのかは知りませんが
2年前のこのブレンドを味わって見た感じですが
このブレンドにも 真正のペリクが使われているのではないかという思いがあります
そういった純正のペリクの持っている 独特の酸味と味わいがあるように思いました。
他にも ピーターソンの ネイビーデラックスロール にも このようなペリクを感じたのですが 数少ない真正ペリクの 使用ブレンド候補となりました。
それ以外では あまり思いつかないのですが
C&D のブレンドにおいては 結構そう言った純正のペリクを使ったブレンドがあるのかも
しれません。
そこにおいての今回の比較となります
St. James Flake の味わいとして 最初に感じるのは バージニアのほのかな甘さになりますが このブレンドは ヘイの香りが秀逸です
素晴らしいヘイの香りがするのですが そこは FVF と同じでしょうか。
しかしこのブレンドの大きな特徴というか メインの味わいは やはり ペリクになります
ここに使われているペリクも素晴らしい味わいです
ペッパーは程々で レイズン プラム イチジクのフルーツの味わいと微かな甘みが
後を引きます。美味いと思いますこのブレンドはここが素晴らしいです
しかし XX Flake Dark と比べると やはりペリクのエッジが起った感じがします
あちらはもっとマイルドで もっと香りが柔らかになりますそこへもってきて独特の
旨みがあるようです。
甘さに関しては あちらの方が味が濃く 甘みも強いのですが
少し粗さを感じるような気がします それは 熟成なのかストーブドバージニアが混じっていることから来るものなのかは分かりませんが まだ寝かせが足りない・・・ ということなのかもしれません。
ブレンドとして 完成された感じがするのは こちらの St. James Flake ですが
そのポテンシャルと ペリクの特上の美味さと旨さを感じるのは前者となります。
出来上がったタバコを感じるのは St. James Flake
圧倒的なペリクブレンドとしての魅力を感じるのは 前者の方となります
このブレンド(XX-の方)は癖になる程の 美味いブレンドかと思います
品質の不安が在りますがね・・・。
そんなことを思いました
それでは また
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