モエレのオジロワシ 12/19 閉ざされたモエレで幼鳥2羽

2021/12/19　日曜日

大雪が止んだ今日のモエレになります
案の定　モエレは氷で閉ざされてしまい　カモたちの姿は全く見えません
何もいないのかな　と思いましたが　漁場付近を見てみることにします


その前に　前回上空を飛んで行ったオジロワシの幼鳥を再度ここに乗せておきますが


何ゆえにこの写真を載せるかと言いますと
実はこの日またこれに似た幼鳥を見かけました
かなり似たところがあるので　同じ個体かと思いもしたのですが
よく見ると少し違いがあるようです

その違いをここにあげておきますと
①右翼７枚目の根元に大きな傷がないということ
②右翼胴体脇の大きな白いマダラの上部が綺麗にマダラが消えていることになります
③左翼中ほどの目立つ傷
主だった違いはこれらが挙げられるのですが　その他にも違いがあるかもしれません
それはまた写真を見ながら比べると良いかと思います



さてどこにも鳥たちは見えないのですが
公園の道路の上　踏み固められた細い雪道をA-水門の方まで歩いてゆきます



水門の前はこの様に

すっかり雪で閉ざされており　カモたちの姿はもうどこにも見えません



水門の右側の岸の付近も

少し溶けかかってはいますが　氷が張った状態になります



何もいないのかな…？　　と思っていた矢先に
水門のずっと左の奥にオジロワシが降りているのが見えました

すぐに飛び上がってしまいますが　その後を追いかけると





オジロワシのくちばしの黒いところが消えかかっている亜成鳥に近い幼鳥であることがわかります
この幼鳥が冒頭にあげた前回見た幼鳥ではないかということになります

顔つきもくちばしも　ラインの入り具合と胴体のまだらの感じも似ているのですが
左翼中ほどの傷が見えません…






ここで　土手の後ろ側に消えて見えなくなってしまうのですが
翼も片方しか見えませんし　遠いのでよくわからないのですが
少し前回の鳥とは違うような気がします…



この幼鳥が消えたところの向こう側の遠いところの木の上に
もう１羽幼鳥を発見しました


そちらが

こちらの幼鳥になりますが
こちらは胴体も真っ白く　翼にもマダラがびっしりあるくちばしの先の真っ黒な
おそらく今年の新子かと思われます

先ほどの幼鳥と一緒にやって来たものと思われます



足元の何かを




食べているように見えますが　遠すぎてよくわかりませんね…




明らかにまだ若い幼鳥になります



この幼鳥を見ていると　すぐそばの枝にいつの間にかもう１羽オジロワシの姿が現れます





右側のがそうですが　おそらく先ほどの幼鳥だと思われます
あるいはもう１羽いるのかもしれませんがそれは定かではありません
この左の幼鳥の保護者というところでしょうか



うっすらとくちばしの先にまだ黒いところが残っているようですが
消えかかっています　目の上には白いラインが見えますね



こちらの幼鳥はまだ幼くて
翼上面に　３本のラインが見えるライン系になるかと思います



去年でいうと　四郎と勘九郎２号　辺りの関係に近いように見えますが少し違うようです


じっと遠くを見ていますが

遠くに仲間がいるのかもしれません…。



ここで右側の年上の幼鳥が飛びます









顔を見ると　くちばしが大きくて立派な顔をしていますね
去年の四郎とは違う顔ですが　虹彩が少し褐色に見えます
幼鳥は虹彩が褐色になるようですが　正統派の顔つきです







小学校の前を通り過ぎ












翼を羽ばたかせながら遠ざかってゆくのですが
右胴体脇のマダラを見るとマダラの上部が冒頭の幼鳥のように消えているわけでもなく
左翼中ほどの傷もありません
そして右翼7枚目の根元に目立つ傷があります
なのでやはり　顔つきは似ているのですが　前回の個体とは違う鳥だということになります

今日最初に飛んだ鳥と同じかどうかといえば　同じ鳥のような気がしますが
はっきりしたことはわかりません　しかし状況からして同じ個体かと考えました



このまま

枝の陰に隠れて見失ってしまいますが


もう1羽の幼鳥は飛び去ってゆくわけでもなく
じっと木の上で




待ちの体制です
また後で誰かが来るのを待っているのだと思います。

ここでこの場から帰ってきましたが
やはりオジロワシはやって来ましたね
今後が楽しみな展開となります

それでは　また