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2019年 7月
前回 Ashton - Artisan's Blendを喫って考えたことがあります
それは Syrian と Cyprian のラタキアについてです
シリア産 の方は すでにもう10年以上 その生産は終了していて 各社のラタキアブレンドで
シリア産のラタキアを使っているものは 既にストックが無くなってしまいブレンドの方も
生産を終了しているようです。
ですから ラタキアと言えば キプロスのラタキアを指すようです 今は。
コールハスの この ブレンドも 今はキプロスのラタキアしか使っていないことを
TobaccoReviws.com の中にも書いてありますね。
冒頭の写真の ラタキア物ですが 左のブレビアの2ブレンドも 解説を見ると
やはり シリア産のラタキアを使っていると書いてあるのですが
こちらはプランタの製造ですから そこが気になります・・・。
喫ってみれば分かるとは思うのですが それはこの後の楽しみとなります
私の知っている所では
マクレ → 生産終了 ➔ 廃業
Mac Baren - HH Vintage Syrian ➔ 生産終了(2017年)
コールハス ➔ シリア産から キプロス産に切り替え
HU-Tobacco ➔ キプロスに切り替え(コールハスで作っている物を含む)
Planta ➔ 記載はないが シリアかどうかは アヤシイ・・・
その他については知りませんが
元々すでにないものと思っていたのが Syrian ラタキア ということになります。
そこで気になったのが シリアとキプロスのラタキアの 味の違いですね
その辺りを探ってみました。
するとまず 産地が違う ということになります
Syrian は シリア北部のラタキア という町の辺り
Cyprian は 今は トルコのスミルナ辺りになるそうです
この事は 吊るしていぶす時に使用する木材が違うという事を指すようです
どちらも近くで採れる木材(ブナやヒノキのような堅木や 松などがあります)が
少し違うようです。
その事は 味が微妙に違ってくることを指すようです
しかし もっと大きな違いは 原料のタバコの葉っぱにあるようです
Cyprian の方は Izmir とか Smyrna の所謂オリエント なのですが
Syrian の方は Shek-el-Bintと呼ばれる
ニコチンの多いタバコ葉を使うそうです ですから当然その味わいも違って来て当たり前に
なりそうです。
そうして出来上がったラタキアの味わいの違いは
Cyprian の方が甘味が強くて味わいがはっきりしている
さらに スモーキィであるという事のようですね。
私の感じる所では よりウッジーで よりスパイシーであるという事でしょうか・・・。
それに比べて
Syrian の方は 熟した赤ワインのような あるいはよく醗酵したウッディでアーシーな木と土の味わいかと思います。
まだ残っていた HH Vintage Syrian と比較してみたところ
穏やかで まろやかな醗酵臭と熟成香 が感じられるのが Syrian ということになり
甘味もそうですが 味も強く起ち上がるのが Cyprian ということでよりスパイシーな
物を感じるようです。
でもこれはあくまで 比較をした場合 ということなので
そもそもラタキア自体の 本来の味わいはどちらも似たようなものです。
しかしながら 深いところでその違いは出てくるわけで ブレンドとしても Syrian
という選択肢がなくなったことは非常に残念・・・!
と言わざるを得ません。
こういった意識を持って シリア産ラタキアを使ったブレンドをじっくり味わう事は
もう既に出来ないのですが、Cyprian が美味しくないと言っている訳ではないし
Syprian が特に美味いと言っているわけではありません。
それぞれのラタキア自体の持つ特性に違いがあると言っている訳で 実際に出来るタバコの
ブレンドは それぞれの特性をよく生かしたものであればいい話。 ですね
Cyprian の方は甘みが強くて 味がはっきりしている傾向なので
ブレンド的には ラタキアの出過ぎてこないブレンドが良いのかな? と思います。
それはラタキアの量 ということではなくてね。
そんな事を考えてみました
それでは また
前回 Ashton - Artisan's Blendを喫って考えたことがあります
それは Syrian と Cyprian のラタキアについてです
シリア産 の方は すでにもう10年以上 その生産は終了していて 各社のラタキアブレンドで
シリア産のラタキアを使っているものは 既にストックが無くなってしまいブレンドの方も
生産を終了しているようです。
ですから ラタキアと言えば キプロスのラタキアを指すようです 今は。
コールハスの この ブレンドも 今はキプロスのラタキアしか使っていないことを
TobaccoReviws.com の中にも書いてありますね。
冒頭の写真の ラタキア物ですが 左のブレビアの2ブレンドも 解説を見ると
やはり シリア産のラタキアを使っていると書いてあるのですが
こちらはプランタの製造ですから そこが気になります・・・。
喫ってみれば分かるとは思うのですが それはこの後の楽しみとなります
私の知っている所では
マクレ → 生産終了 ➔ 廃業
Mac Baren - HH Vintage Syrian ➔ 生産終了(2017年)
コールハス ➔ シリア産から キプロス産に切り替え
HU-Tobacco ➔ キプロスに切り替え(コールハスで作っている物を含む)
Planta ➔ 記載はないが シリアかどうかは アヤシイ・・・
その他については知りませんが
元々すでにないものと思っていたのが Syrian ラタキア ということになります。
そこで気になったのが シリアとキプロスのラタキアの 味の違いですね
その辺りを探ってみました。
するとまず 産地が違う ということになります
Syrian は シリア北部のラタキア という町の辺り
Cyprian は 今は トルコのスミルナ辺りになるそうです
この事は 吊るしていぶす時に使用する木材が違うという事を指すようです
どちらも近くで採れる木材(ブナやヒノキのような堅木や 松などがあります)が
少し違うようです。
その事は 味が微妙に違ってくることを指すようです
しかし もっと大きな違いは 原料のタバコの葉っぱにあるようです
Cyprian の方は Izmir とか Smyrna の所謂オリエント なのですが
Syrian の方は Shek-el-Bintと呼ばれる
ニコチンの多いタバコ葉を使うそうです ですから当然その味わいも違って来て当たり前に
なりそうです。
そうして出来上がったラタキアの味わいの違いは
Cyprian の方が甘味が強くて味わいがはっきりしている
さらに スモーキィであるという事のようですね。
私の感じる所では よりウッジーで よりスパイシーであるという事でしょうか・・・。
それに比べて
Syrian の方は 熟した赤ワインのような あるいはよく醗酵したウッディでアーシーな木と土の味わいかと思います。
まだ残っていた HH Vintage Syrian と比較してみたところ
穏やかで まろやかな醗酵臭と熟成香 が感じられるのが Syrian ということになり
甘味もそうですが 味も強く起ち上がるのが Cyprian ということでよりスパイシーな
物を感じるようです。
でもこれはあくまで 比較をした場合 ということなので
そもそもラタキア自体の 本来の味わいはどちらも似たようなものです。
しかしながら 深いところでその違いは出てくるわけで ブレンドとしても Syrian
という選択肢がなくなったことは非常に残念・・・!
と言わざるを得ません。
こういった意識を持って シリア産ラタキアを使ったブレンドをじっくり味わう事は
もう既に出来ないのですが、Cyprian が美味しくないと言っている訳ではないし
Syprian が特に美味いと言っているわけではありません。
それぞれのラタキア自体の持つ特性に違いがあると言っている訳で 実際に出来るタバコの
ブレンドは それぞれの特性をよく生かしたものであればいい話。 ですね
Cyprian の方は甘みが強くて 味がはっきりしている傾向なので
ブレンド的には ラタキアの出過ぎてこないブレンドが良いのかな? と思います。
それはラタキアの量 ということではなくてね。
そんな事を考えてみました
それでは また
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