Mac Baren - HH Balkan Blend

2018年　10月

今回もラタキア物で　Mac Baren - HH Balkan Blend

Mac Baren　のタバコは　大昔にアンホーラくらいしか喫ったことがなく
着香ではなく　本格的なナチュラルのテイストのタバコということで　この　HH　シリーズを
とってみたものです。

このタバコ　あまりレビューがなく　新しいタバコの様です
比較の対象としては　 HH Vintage Syrian辺りが候補に挙がります
どちらも　バルカンタイプなので　似た感じかもしれませんが　そちらの方は追ってレビューしてみたいと思っています。




日付は　2018年　3月となっています。


缶を開けると



この様な紙がかぶさっています


問題のタバコの方は




結構黒いです　ラタキアが多いのでしょうか･･･
オレンジ色のがオリエントみたいですが　これも結構多い
黄色いのがブライトバージニアでしょうか
バーレィとケンタッキーはよく分からないのですが･･･


ここで　葉組を見ると
　Burley, Kentucky, Latakia, Oriental/Turkish, Virginia

バーレィとケンタッキーが入っているのが　普通のバルカンとは少し違うところか
でも　最近はその手のタバコをたくさん吸っているので　違和感はなしですね。


リボンカットなので　あまりプカプカやらない方が良いようですが、すぐ点火はOKです。


感想

見た感じはダンヒルのタバコを連想するのですがやはり　バルカンでした
オリエントがいいですね　このタバコは

点火とともに　ラタキアの香りが来るのですが　思ったほど強くないですね
それよりも　オリエントが強く立ち上ります
このオリエントは　ターキッシュのそれとは違い　マケドニアとかあちらの方のオリエント
ではないかと思います。

いつも同じような表現になるのですが　やや清涼感のある　少し酸味と甘みを含んだ
伸びのある　オリエントの香りです
このオリエントの感じは　Presbyterian　のそれと似ていますね

バージニアはブライトのシトラス系の甘味ですが
バーレィのドライなあまり甘くはないがっしりとした甘味　それと　時折来る
ケンタッキーのナッティーな香ばしさとアーシーな感じ　それとスパイシーなところ
この辺りが　ナチュラルで自然な甘みを出しているかと思いますが
それ程印象的ではありません･･･。

ラタキアに関しても　こちらは　Presbyterian　よりその量は多い感じなのですが
その印象は　全体的にドロ～ン　としているというか　ピンボケの感じが否めません･･･。

そのことは　バーレィ　ケンタッキーにも言えます
こちらももう少し効かせたほうがメリハリが出ると思うのですが･･･

オリエントの甘味も香りも素晴らしいタバコですが　ラタキアと　バーレィ・ケンタッキーの
ところの物足りなさを　感じてしまうのは　少し残念です
熟成の問題なのかもしれません･･･。


他の銘柄との比較

バルカン　というくくりではなしに
割と最近喫った記憶に新しいところで　少し比較をすると
バルカンっぽいところでは
1.　Presbyterian
2.　John Cotton's Smyrna
3.　Balkan Passion

この辺りですが
オリエントの感じが似ているのは　1と3　　2はターキッシュのイズミル使用
バージニアの感じが似ているのは　1と2　　3は　レッドとペリク
ラタキアに関しては
　使用量でいうと　これ＞1と2＞3　でしょうか
　ラタキアが美味しく感じられるのは　1,2＞3＞これ　メリハリがないんですねこれは･･･

総合的に見て　2>1>このブレンド　　3に関しては比較外としました（このタバコのテイストは別格）
このあたりは　私の好みもあるので　その辺はご容赦お願いいたします



もう一つ　バーレィとケンタッキーに関しても
Pirate Kake　などは　バージニアなど使われていないのですが　良い感じですし
GH　や　GLP　の　Stonehenge　などの方がしっかりその存在感があり美味いと思います

オリエントがうまくて　バージニアもオリエントも嫌みがない甘さをだしていて
ナチュラルなテイストで良いタバコだとは思うのですが
今一つグッとくるものがないと感じてしまうのは　その辺りが原因なのかもしれないと
思いました。

次回は　もう一つのバルカンの　 HH Vintage Syrian　との比較になります





パイプランキング
それでは　また