2023年 4月
今回は Erik Stokkebye - 4th Generation 1931
1931年は Erik のお父さんである Peter Stokkebye の生まれた日であり それを記念してのブレンドです
パイプたばこを大々的に発展させたPeter ですので 今のパイプたばこ喫いには切っても切れない功績を残したのも彼と言えそうです
今は彼の名前の付いたブレンド名も工場も STG の管轄となっておりますが
PS のブランド名でOrlik の製造するバルクタバコとして今も広く世間には流通しております
彼のお父さんの好きなタバコは Navy Flake だったようですから
それで有名なNac Baren に製造を委託したのは納得がゆきます
このブレンドは STG ではなく Mac が作っているのはそういったことが理由かとは思いますが
彼の今販売しているバルクタバコもMac で製造しており
そのことは 北米のNewminster-Srokkebye の関係が大きくかかわっているようです
(Newminster はマクバレンが製造しており Erik Stokkebye とはつながりがありました)
なんにしても Mac Baren の Navy Flake を強く意識したこのブレンドですが
それ以上に出来はすこぶる良く もっと甘さも強くバーにニアも利いてバーレィが控えめな印象です
Mac Baren - Navy Flake
このブレンド
フレイクの形態も缶の体裁もすこぶるMac のそれとよく似ており
喫ってまず一番に思い浮かべたのは やはりMac の Navy Flake になります
元よりこの私 Mac のそれは高い評価を持っておりましたが
あれよりももっと喫いやすく 甘さもしっかりあってクセがさらに無くて
とても喫いやすい美味いブレンドになっております
なので この私はこちらのブレンドが気に入ってます
説明には アメリカのバーレィとバージニアを使用していると書かれておりますが
納得のゆく部分もありますね。
2012 とは違ってもっと濃い色のフレイクになりますが フレイクの形態は同じ感じになります
ただし STG ではなく Mac で作っているところが違います
葉組は
Black Cavendish, Burley, Virginia
ということになり Honey のフレイバーが着いていると書かれております
それ以外は ナチュラルな原料のみということになっておりますが
キャベンディッシュのところに かすかな香りが着いているようです
その事は 缶を開けて臭いを嗅ぐと エリンモアやNavy Flake に通ずるような
いわゆる猫のションベンのような独特なニオイを感じたからになります
一体それが何なのか窺い知れませんが 独特なフローラルな香りとか何かの味とかいうものになっているわけでもないようです(よく感知できないと言った方が良いですが…)
なんにしても あまりフレイバーも感じられず 甘さだけが強まったとてもナチュラルで素朴な印象を
持ちました 嫌な癖も雑味もないのでとても素晴らしいブレンドになっておりますね
Mac のNF に比べ バーレィはより穏やかで バージニアのシトラス グラス ヘイ そして甘さも
存分に感じられる よりバージニアに傾いたブレンドになっているようです
とても美味いと思いますね
このブレンド100g缶だったのですが 美味くてもう無くなってしまいそうです
レビューの為に少し残しておいたのですが四角い緩い缶なので カッサカサになっていました
それでも美味いのですが もう少し湿気があった方がよりしっくりします
点火とともに
まずやって来るのはバージニアによるシトラスの香りです
そのレモン風味のシトラスとともに グラスとヘイの香りもやって来ますので
ブライトとレッドのバージニアの存在をしっかり感じることになります
すぐにしっかりとした甘さがやって来ます
砂糖のように甘いのですがしつこさがありません
この甘さはバージニアと 説明に書かれているような蜂蜜の甘さなのかもしれません
しかし この私はこの甘さが蜂蜜のようなクセもなくあっさりとしているように感じますので
これはブラックキャベンディッシュから来ると思われる モラセスのような甘さと感じ入ります
ですから蜂蜜とは確認できません…
最初にこのベースがあって
すぐに全体を包み込んでゆくのがバーレィの風味になります
これがとても素晴らしいと思います
このブレンドのバーレィはケンタッキーの存在を全く感じさせませんので
バーレィのみということになりますが
これが実にいい
ボディはしっかりあるとは思いますが強くないです
喉に刺激のあるキックもなく実にまろやかなバーレィといえます
バーレィですから厳密にはまろやかとは言えませんが
無機質のドライ感のあるわずかなエグミを持った
さっぱりとしていながらバーレィ由来の酸味を少し感じさせる
そういった風味がバージニアを包み込んでゆきますね
バージニアとバーレィのバランスが実に良いと思います
このバーレィにはよく言われるようなココアとかナッツの香りというものを感じるわけではありませんが
実に素朴でしつこさのないドライ感が全体を包み込んでゆきますので
喫いやすいことこの上ありません
甘さもしっかりあるのですが
雑味も全くなく 心地よいバーレィのドライな風味が全体を引っ張りますので
いくら喫っても飽きの来ない実に旨いブレンドになってますね
PS の LNF もネイビーブレンドですが 少し飽きてくるところがありますしさっぱりはしてません
Mac の NF も美味いと思いますがもっとバーレィが飛び出していてさほど甘くないです
しかし当ブレンドは Mac のNF とつくりは似ていながら
それをはるかに超えるさっぱりとした甘さと喫いやすさがあります
Mac の HH Burley Flake も
STG の Erinmore Flake も
どちらもバーレィとバージニアのブレンドになりますが
どちらも香りがきつくて好みではありません
しかし当ブレンドの 1931 は実に美味いと思います
C&D のバーレィブレンドとはまた違ったテイストになりますが
C&D の大部分を含めヨーロッパのバーレィブレンドでは一番の喫いやすさかと思いますね
この私のお勧めのブレンドとなります
委託製造ですから値段が少し高いのは仕方がありませんが
このブレンドは美味いと思います
それでは また
今回は Erik Stokkebye - 4th Generation 1931
1931年は Erik のお父さんである Peter Stokkebye の生まれた日であり それを記念してのブレンドです
パイプたばこを大々的に発展させたPeter ですので 今のパイプたばこ喫いには切っても切れない功績を残したのも彼と言えそうです
今は彼の名前の付いたブレンド名も工場も STG の管轄となっておりますが
PS のブランド名でOrlik の製造するバルクタバコとして今も広く世間には流通しております
彼のお父さんの好きなタバコは Navy Flake だったようですから
それで有名なNac Baren に製造を委託したのは納得がゆきます
このブレンドは STG ではなく Mac が作っているのはそういったことが理由かとは思いますが
彼の今販売しているバルクタバコもMac で製造しており
そのことは 北米のNewminster-Srokkebye の関係が大きくかかわっているようです
(Newminster はマクバレンが製造しており Erik Stokkebye とはつながりがありました)
なんにしても Mac Baren の Navy Flake を強く意識したこのブレンドですが
それ以上に出来はすこぶる良く もっと甘さも強くバーにニアも利いてバーレィが控えめな印象です
Mac Baren - Navy Flake
このブレンド
フレイクの形態も缶の体裁もすこぶるMac のそれとよく似ており
喫ってまず一番に思い浮かべたのは やはりMac の Navy Flake になります
元よりこの私 Mac のそれは高い評価を持っておりましたが
あれよりももっと喫いやすく 甘さもしっかりあってクセがさらに無くて
とても喫いやすい美味いブレンドになっております
なので この私はこちらのブレンドが気に入ってます
説明には アメリカのバーレィとバージニアを使用していると書かれておりますが
納得のゆく部分もありますね。
2012 とは違ってもっと濃い色のフレイクになりますが フレイクの形態は同じ感じになります
ただし STG ではなく Mac で作っているところが違います
葉組は
Black Cavendish, Burley, Virginia
ということになり Honey のフレイバーが着いていると書かれております
それ以外は ナチュラルな原料のみということになっておりますが
キャベンディッシュのところに かすかな香りが着いているようです
その事は 缶を開けて臭いを嗅ぐと エリンモアやNavy Flake に通ずるような
いわゆる猫のションベンのような独特なニオイを感じたからになります
一体それが何なのか窺い知れませんが 独特なフローラルな香りとか何かの味とかいうものになっているわけでもないようです(よく感知できないと言った方が良いですが…)
なんにしても あまりフレイバーも感じられず 甘さだけが強まったとてもナチュラルで素朴な印象を
持ちました 嫌な癖も雑味もないのでとても素晴らしいブレンドになっておりますね
Mac のNF に比べ バーレィはより穏やかで バージニアのシトラス グラス ヘイ そして甘さも
存分に感じられる よりバージニアに傾いたブレンドになっているようです
とても美味いと思いますね
このブレンド100g缶だったのですが 美味くてもう無くなってしまいそうです
レビューの為に少し残しておいたのですが四角い緩い缶なので カッサカサになっていました
それでも美味いのですが もう少し湿気があった方がよりしっくりします
点火とともに
まずやって来るのはバージニアによるシトラスの香りです
そのレモン風味のシトラスとともに グラスとヘイの香りもやって来ますので
ブライトとレッドのバージニアの存在をしっかり感じることになります
すぐにしっかりとした甘さがやって来ます
砂糖のように甘いのですがしつこさがありません
この甘さはバージニアと 説明に書かれているような蜂蜜の甘さなのかもしれません
しかし この私はこの甘さが蜂蜜のようなクセもなくあっさりとしているように感じますので
これはブラックキャベンディッシュから来ると思われる モラセスのような甘さと感じ入ります
ですから蜂蜜とは確認できません…
最初にこのベースがあって
すぐに全体を包み込んでゆくのがバーレィの風味になります
これがとても素晴らしいと思います
このブレンドのバーレィはケンタッキーの存在を全く感じさせませんので
バーレィのみということになりますが
これが実にいい
ボディはしっかりあるとは思いますが強くないです
喉に刺激のあるキックもなく実にまろやかなバーレィといえます
バーレィですから厳密にはまろやかとは言えませんが
無機質のドライ感のあるわずかなエグミを持った
さっぱりとしていながらバーレィ由来の酸味を少し感じさせる
そういった風味がバージニアを包み込んでゆきますね
バージニアとバーレィのバランスが実に良いと思います
このバーレィにはよく言われるようなココアとかナッツの香りというものを感じるわけではありませんが
実に素朴でしつこさのないドライ感が全体を包み込んでゆきますので
喫いやすいことこの上ありません
甘さもしっかりあるのですが
雑味も全くなく 心地よいバーレィのドライな風味が全体を引っ張りますので
いくら喫っても飽きの来ない実に旨いブレンドになってますね
PS の LNF もネイビーブレンドですが 少し飽きてくるところがありますしさっぱりはしてません
Mac の NF も美味いと思いますがもっとバーレィが飛び出していてさほど甘くないです
しかし当ブレンドは Mac のNF とつくりは似ていながら
それをはるかに超えるさっぱりとした甘さと喫いやすさがあります
Mac の HH Burley Flake も
STG の Erinmore Flake も
どちらもバーレィとバージニアのブレンドになりますが
どちらも香りがきつくて好みではありません
しかし当ブレンドの 1931 は実に美味いと思います
C&D のバーレィブレンドとはまた違ったテイストになりますが
C&D の大部分を含めヨーロッパのバーレィブレンドでは一番の喫いやすさかと思いますね
この私のお勧めのブレンドとなります
委託製造ですから値段が少し高いのは仕方がありませんが
このブレンドは美味いと思います
それでは また
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