2022年 12月
今回は Cornell & Diehl - Burley Flake #5
こちらのレビューとなります
Flake に特化したバーレィブレンドがこのシリーズとなり 深みのある味わいが特徴となります
ドライなアメリカンという C&D の他の有名なブレンドのイメージとは少し違うところを狙ったものかと思います
今まで
2009年~2010年にかけてリリースされた4ブレンドを喫ってきたのですが
今回は 2018年に発売になったこのシリーズの最後の作品になります
今までのレビューは
Burley Flake #1
Burley Flake #3
Burley Flake #2
Burley Flake #4
この順になっております
今までのところ私的好感度では
#3≧#2>#4>#1
ということになっているのですが その差は微妙であって
どれを喫ってもそれなりにかなり美味いバーレィブレンドと言えます
喫いやすさとこの見の関係でこの様な順位をつけたものですがその差はわずかでしょうか
あまりにマニアックなこのシリーズ
強いというイメージがあるせいか ほとんど話題に上らないのも事実です
しかしこの私は結構気に入っており ニコチンもやや強めに感じますがそれほどの強さでもなく
何よりも味がしっとりとまろやかでクリーミィなところが気に入ってます
ライトとダークなバーレィに レッドとブライトのバージニアが合わさり
それにペリクの酸味やら ケンタッキーのフローラルな香ばしさが味を作ります
前回の作品ではラタキアも味を演出しましたので
このシリーズいろんな風味を楽しめることになりますが
基本となるベースは決まっており
基本は VaBurということで それから VaBurPer, VaBurKey, VaBurPerKey, VaBurLa
のバラエティが考えられることになります
これらのブレンド群
ブレンドによってはバージニアもペリクもラタキアもしっかり利かしているように思われますから
GLP における VaPer +バーレィ、ケンタッキーのブレンド群と被る部分もあります
先日新発売になったばかりの Bankside であるとか Cumberland なども似たところがあるのですが
はっきりと違いを感じるところは バーレィの存在感になります
ダークとホワイトのエグミと酸味のある野草のアーシーな風味がこのシリーズの中心を支えていますので
そこが大きな違いとなります
ケンタッキーによるクルミのような香ばしさも感じられますのでそこは先日発売になったばかりの
Bankside に通ずるところがありますがやはりこのシリーズはこのシリーズでしか味わうことのできない
バーレィの風味を感じますので 貴重な存在になるかと思う次第です。
この様にバーレィが前面に出たブレンドは まさにC&D の真骨頂ですが
GLP ブレンドにおいてはそうではなく Greg Pease さんはバーレィそのものはあまり多用せず
わずかにストーブの甘いケンタッキーを使用する傾向になりますので
そこが大きな違いになるかと思われます
しかしバーレィ好きの方にはこちらのC&D のこのシリーズは GLP 好きの方にとっても
好まれるブレンドになっているかと思います それだけ繊細なつくりになっていると感じます。
さて この#5は随分と時間が経ってから発売になりましたが
以前のものとは違い あの髭のジェレミーリーブスさんが大きくかかわっていると思われます
なので彼の嗜好がブレンドには投影されているのかと思われますが
この私の感想では 以前のものより素朴さが失われているように思われます
喫いやすいことは喫いやすいのですが
バーレィの素朴な風味をあまり感じないように思います
そこがこのブレンドのイケてないところになるかと思いますが
それはこの私の感想となります
缶にはこの様に書かれているだけで
ライトとダークのバーレィに レッドとブライトのバージニアがあわさり
それに ケンタッキーが入っていると簡単に書かれておるのは シリーズの他のと変わりません
このブレンドは シリーズの他のと比べ 色が濃く(黒っぽい)フレイクがやや硬めになっています
なので簡単につぶれないので 少し解すことが必要になります
そこが他のとの違いになります
またティンノートは かなり酸っぱい香りがするのですが
ペリクは使用してはおりませんから この私がまず感じたのはラムのトッピングになります
点火をしても最初に感じるのは そのラムの香りとプラムのネイビーな香りになります
他のブレンドにはペリクが使用されていましたが 当ブレンドにおいてはその代わりに
ラムとプラムの味付けがなされていると感じた次第 そこがまず気づいたことになります
ブライトとレッドのバージニアは甘さを運びますが
このブレンドのバーレィにもモラセスの香りを感じることとなります
#3にもそういった甘さを少し感じたのですが
決定的に違うのは バーレィの素朴な風味になります
#3でも#2でも素晴らしく素朴なバーレィのエグミと酸味と香ばしさを含んだ風味を感じたのですが
当ブレンドのバーレィはその風味に欠けるところがあります
当ブレンドはケンタッキーが多いのかと思います
フレイクの色も黒っぽいのでそう感じたのですが
このケンタッキーはあまり香ばしさを感じません…
ニコチンはさほど強いとは思いませんが 素朴なバーレィのエグミと香ばしさをさほど感じませんので
メタリックな Peterson の Irish Flake に似た感じになるでしょうか
もちろんあれほどケンタッキーは強くはありませんが
ケンタッキーをたくさん使用したブレンドはこの私面白みを感じません…
なので C&D のバーレィフレイクでありながら
その一番の肝であるバーレィのうまさをあまり感じませんので
そこが当ブレンドの面白みのないところになるかと思います
#3 に少し似た感じのつくりになっていますが
そこが決定的に違う部分で どうもこの私の好みには合わないと感じました
そこでこの私の評価を表すならば
#3≧#2>#4、#1>#5
ということになるでしょうか
もちろんいずれも美味いのですが 敢えて順位をつけるとするならばこうなります
#5 の順位が低いのは #3があるならば喫う必要がないということで
似た感じのつくりになりますが 私は#3が好みであるということです
素朴なBurley Flake は#1~#4 までということでしょうか
そんなお話ですが
このC&D のこのシリーズはバーレィの隠れた銘品かと思われますので
お勧めします
それでは また
今回は Cornell & Diehl - Burley Flake #5
こちらのレビューとなります
Flake に特化したバーレィブレンドがこのシリーズとなり 深みのある味わいが特徴となります
ドライなアメリカンという C&D の他の有名なブレンドのイメージとは少し違うところを狙ったものかと思います
今まで
2009年~2010年にかけてリリースされた4ブレンドを喫ってきたのですが
今回は 2018年に発売になったこのシリーズの最後の作品になります
今までのレビューは
Burley Flake #1
Burley Flake #3
Burley Flake #2
Burley Flake #4
この順になっております
今までのところ私的好感度では
#3≧#2>#4>#1
ということになっているのですが その差は微妙であって
どれを喫ってもそれなりにかなり美味いバーレィブレンドと言えます
喫いやすさとこの見の関係でこの様な順位をつけたものですがその差はわずかでしょうか
あまりにマニアックなこのシリーズ
強いというイメージがあるせいか ほとんど話題に上らないのも事実です
しかしこの私は結構気に入っており ニコチンもやや強めに感じますがそれほどの強さでもなく
何よりも味がしっとりとまろやかでクリーミィなところが気に入ってます
ライトとダークなバーレィに レッドとブライトのバージニアが合わさり
それにペリクの酸味やら ケンタッキーのフローラルな香ばしさが味を作ります
前回の作品ではラタキアも味を演出しましたので
このシリーズいろんな風味を楽しめることになりますが
基本となるベースは決まっており
基本は VaBurということで それから VaBurPer, VaBurKey, VaBurPerKey, VaBurLa
のバラエティが考えられることになります
これらのブレンド群
ブレンドによってはバージニアもペリクもラタキアもしっかり利かしているように思われますから
GLP における VaPer +バーレィ、ケンタッキーのブレンド群と被る部分もあります
先日新発売になったばかりの Bankside であるとか Cumberland なども似たところがあるのですが
はっきりと違いを感じるところは バーレィの存在感になります
ダークとホワイトのエグミと酸味のある野草のアーシーな風味がこのシリーズの中心を支えていますので
そこが大きな違いとなります
ケンタッキーによるクルミのような香ばしさも感じられますのでそこは先日発売になったばかりの
Bankside に通ずるところがありますがやはりこのシリーズはこのシリーズでしか味わうことのできない
バーレィの風味を感じますので 貴重な存在になるかと思う次第です。
この様にバーレィが前面に出たブレンドは まさにC&D の真骨頂ですが
GLP ブレンドにおいてはそうではなく Greg Pease さんはバーレィそのものはあまり多用せず
わずかにストーブの甘いケンタッキーを使用する傾向になりますので
そこが大きな違いになるかと思われます
しかしバーレィ好きの方にはこちらのC&D のこのシリーズは GLP 好きの方にとっても
好まれるブレンドになっているかと思います それだけ繊細なつくりになっていると感じます。
さて この#5は随分と時間が経ってから発売になりましたが
以前のものとは違い あの髭のジェレミーリーブスさんが大きくかかわっていると思われます
なので彼の嗜好がブレンドには投影されているのかと思われますが
この私の感想では 以前のものより素朴さが失われているように思われます
喫いやすいことは喫いやすいのですが
バーレィの素朴な風味をあまり感じないように思います
そこがこのブレンドのイケてないところになるかと思いますが
それはこの私の感想となります
缶にはこの様に書かれているだけで
ライトとダークのバーレィに レッドとブライトのバージニアがあわさり
それに ケンタッキーが入っていると簡単に書かれておるのは シリーズの他のと変わりません
このブレンドは シリーズの他のと比べ 色が濃く(黒っぽい)フレイクがやや硬めになっています
なので簡単につぶれないので 少し解すことが必要になります
そこが他のとの違いになります
またティンノートは かなり酸っぱい香りがするのですが
ペリクは使用してはおりませんから この私がまず感じたのはラムのトッピングになります
点火をしても最初に感じるのは そのラムの香りとプラムのネイビーな香りになります
他のブレンドにはペリクが使用されていましたが 当ブレンドにおいてはその代わりに
ラムとプラムの味付けがなされていると感じた次第 そこがまず気づいたことになります
ブライトとレッドのバージニアは甘さを運びますが
このブレンドのバーレィにもモラセスの香りを感じることとなります
#3にもそういった甘さを少し感じたのですが
決定的に違うのは バーレィの素朴な風味になります
#3でも#2でも素晴らしく素朴なバーレィのエグミと酸味と香ばしさを含んだ風味を感じたのですが
当ブレンドのバーレィはその風味に欠けるところがあります
当ブレンドはケンタッキーが多いのかと思います
フレイクの色も黒っぽいのでそう感じたのですが
このケンタッキーはあまり香ばしさを感じません…
ニコチンはさほど強いとは思いませんが 素朴なバーレィのエグミと香ばしさをさほど感じませんので
メタリックな Peterson の Irish Flake に似た感じになるでしょうか
もちろんあれほどケンタッキーは強くはありませんが
ケンタッキーをたくさん使用したブレンドはこの私面白みを感じません…
なので C&D のバーレィフレイクでありながら
その一番の肝であるバーレィのうまさをあまり感じませんので
そこが当ブレンドの面白みのないところになるかと思います
#3 に少し似た感じのつくりになっていますが
そこが決定的に違う部分で どうもこの私の好みには合わないと感じました
そこでこの私の評価を表すならば
#3≧#2>#4、#1>#5
ということになるでしょうか
もちろんいずれも美味いのですが 敢えて順位をつけるとするならばこうなります
#5 の順位が低いのは #3があるならば喫う必要がないということで
似た感じのつくりになりますが 私は#3が好みであるということです
素朴なBurley Flake は#1~#4 までということでしょうか
そんなお話ですが
このC&D のこのシリーズはバーレィの隠れた銘品かと思われますので
お勧めします
それでは また
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