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2020年 7月
今回はまたRattrayの Rattray - Hal O' the Wynd (British Collection)
となります
ラットレーですから今はドイツのコールハスで作られていますが
加圧加熱により3か月の熟成を経てその後細断して作られる ダークバージニアの
ケンタッキー入り VaPerブレンド いわゆる VaPerKeyブレンドの
3部作の一つとなるようです。
ちなみにその3部作とは
1 Old Gowrie
2 Brown Clunee
3 Hal O' the Wynd
この3つが挙げられます
残念ながら Marlin Flake については この中にあげられません・・・
同じ様なつくりのダークバージニアブレンドになるのですが 製法的に少し違いがあると考えます
なので一般的には 上記の3作品が ラットレーのVaPerKeyになります。
2の Brown Clunee はまだやっていませんが 1と3 そして Malrin Flake については
ラットレーのブレンドの中でも特に人気が高く よく品切れを起こしていますね
いずれのブレンドにも ケンタッキー ペリクが いわゆるダークバージニアの中に混ざっている訳ですが ブレンドにより ケンタッキー ペリクの含有量 及びその構成比が違い
ダークバージニアにしても ただ単にダークバージニアとしか記載されていませんが
その内容は ブライトとレッドの比率も違うように思えます
ですから 味わい的には全く違うブレンドでありながら似た部分もある
というように認識するのが適切かと思われます
一般的にはどのブレンドも 味が濃く甘みも強いのですが
ケンタッキーによる強さとナッティさ
ペリクによる酸味とダークフルーツの味わいなどの差が
ブレンドによってかなり違いがあるように思います
ある人は
Virginia content: OG – BC – HOTW. Kentucky content: HOTW – OG – BC. Perique content: BC – HOTW – OG.
この様に書かれていて
バージニアの量的には 1>2>3
ケンタッキーの量では 3>1>2
ペリク的には 2>3>1
ということになります まだ2に関しては分からないのですが おおむねその通りだと思うわけです。
ですから 一番 Marlin Flake に近いのが この Hal O' the Wynd なのかな・・・
と考えたものですが 果たしてどうなのかはこの後の感想になります
その前に 以前の復讐になりますが
この名前の由来は ラットレーが店を出した スコットランドのブレアゴウリーの
少し下の街を舞台にした小説で "The Fair Maid of Perth" というのがあるのですが
Perth という大きな町が舞台なのですが 中世の 甲冑工である主人公のお話になります
この人剣の腕も達人で頭も良いのですがその恋人が 師匠の娘さんでありタイトルの人
になります。
でお話しの方は
その仲を妬むよこしまなライバルと王家が絡んでゆく面白そうなお話しになります
で その主人公の別名が このブレンドの名前になるそうです。
さて そんなことを想像しながらこのブレンドを喫うのですが
缶の裏側には
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この様な説明があり
蓋を開けると
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よくほぐされた ブロウクンフレイクが出て来ます
いわゆるレディラブド というヤツですが 以外に細かくほぐされていて
このまま詰めるのがよろしい。
感想
説明を見ると このブレンド少し強い様に書かれていますが
ニコチンが少し強いだけで ケンタッキーも驚くほど穏やかで
驚くほどクリーミィな甘さとたばこ感のとっても極めの細かな味わいを感じます
この私 相当美味いと思います
手で入念に解された レディラブド のようですから このまま軽く詰めて喫うのですが
ほぼそのまま点火してよろしいようです。
あまり硬く詰めないほうが良いです というか緩めに詰めてよろしいです
点火とともに 落ち着いたダークバージニアの甘さがやって来ますが
OGに見られるような派手なシトラスの香りは殆ど控えめに それよりもレッドの部分の
落ち着いた甘さが全体に拡がります
ここで顔を出すのは ケンタッキーという事になりますが 熟成されたケンタッキーの
強さよりも旨さの部分に注目が行きます
実にマイルドでクリーミィな味わいになるのですが
ナッティなまろやかな香ばしさが存分に感じられますね
それに引きずられるようによく熟成されたケンタッキーの持つ 旨さの部分が後を追います
この味わいは ケンタッキーは入っていませんがサビネリの Janusに感じた味わいに似たところが
あるようです それほど素晴らしく感じますね。
ダークバージニアとケンタッキーは実によく交わっており
その境界線を意識することもなく 味わいは実にまろやかでクリーミィ
ここが素晴らしいです ほれぼれするような味の融合 となります
このブレンドには ペリクも入っていて おそらくアカディアンペリクでしょうが
そのペリクもいい働きをしています
熟成されたケンタッキーとペリクは味的に被る部分があるかもしれませんが
程よい酸味と 軽いレーズンの味わいをこのブレンドに与えますね
酸味というか塩味というか 旨さの部分でこのブレンドには
ペリクとケンタッキーがかなり効いているような気がします
OGに比べると
どちらも実に洗練された作りの美味いブレンドだと思いますが
バージニアの甘さ という点では OGには劣ります
しかし HOTWにはいい酸味と旨さを感じます 味の質が違うようです
飽きが来ないのはこちらのブレンドかと思います(私的感想)
Marlin Flakeと比べると
甘さがやはり強いのは MFの方でしょうか しかし甘さの質は違います
MFの方は少し 造りが粗いところがあって 甘さに関しても荒削りです
しかしその分 骨太の甘さと 強いタバコ感がとってもインパクトがあって印象的です
それに対して当ブレンドは 甘さという点において少しその強さは劣るものの
とてもきめが細やかな味わいがあり洗練された美味さがあります
ペリクのよく効いているのは当ブレンドの方でしょうか
強いわけではありませんが酸味と旨さの部分程よく感じられます
ケンタッキーもその良さを存分に出していると思われます
より VaPerらしいのは こちらのブレンドになるのでしょうか
MF と HOTW 甲乙つけがたいのですが
HOTW≧MF>OG
というのが 私的好み ということになります
私としては HOTW MF に関してはその時に気分で ということになりますが
全くタイプも味わいも違うわけですから そういうことになります。
ブラウンクルーニーに関してはいつになるのかわかりませんが
このラットレーの VaPerブレンド群
いずれも問題なく美味いです
日本でも海外でも今は手軽に買えるのでお勧めです
MF、HOTWに関しては 100g缶の方がお勧めです(安いのでね)
そう言った感想になります
それでは また
今回はまたRattrayの Rattray - Hal O' the Wynd (British Collection)
となります
ラットレーですから今はドイツのコールハスで作られていますが
加圧加熱により3か月の熟成を経てその後細断して作られる ダークバージニアの
ケンタッキー入り VaPerブレンド いわゆる VaPerKeyブレンドの
3部作の一つとなるようです。
ちなみにその3部作とは
1 Old Gowrie
2 Brown Clunee
3 Hal O' the Wynd
この3つが挙げられます
残念ながら Marlin Flake については この中にあげられません・・・
同じ様なつくりのダークバージニアブレンドになるのですが 製法的に少し違いがあると考えます
なので一般的には 上記の3作品が ラットレーのVaPerKeyになります。
2の Brown Clunee はまだやっていませんが 1と3 そして Malrin Flake については
ラットレーのブレンドの中でも特に人気が高く よく品切れを起こしていますね
いずれのブレンドにも ケンタッキー ペリクが いわゆるダークバージニアの中に混ざっている訳ですが ブレンドにより ケンタッキー ペリクの含有量 及びその構成比が違い
ダークバージニアにしても ただ単にダークバージニアとしか記載されていませんが
その内容は ブライトとレッドの比率も違うように思えます
ですから 味わい的には全く違うブレンドでありながら似た部分もある
というように認識するのが適切かと思われます
一般的にはどのブレンドも 味が濃く甘みも強いのですが
ケンタッキーによる強さとナッティさ
ペリクによる酸味とダークフルーツの味わいなどの差が
ブレンドによってかなり違いがあるように思います
ある人は
Virginia content: OG – BC – HOTW. Kentucky content: HOTW – OG – BC. Perique content: BC – HOTW – OG.
この様に書かれていて
バージニアの量的には 1>2>3
ケンタッキーの量では 3>1>2
ペリク的には 2>3>1
ということになります まだ2に関しては分からないのですが おおむねその通りだと思うわけです。
ですから 一番 Marlin Flake に近いのが この Hal O' the Wynd なのかな・・・
と考えたものですが 果たしてどうなのかはこの後の感想になります
その前に 以前の復讐になりますが
この名前の由来は ラットレーが店を出した スコットランドのブレアゴウリーの
少し下の街を舞台にした小説で "The Fair Maid of Perth" というのがあるのですが
Perth という大きな町が舞台なのですが 中世の 甲冑工である主人公のお話になります
この人剣の腕も達人で頭も良いのですがその恋人が 師匠の娘さんでありタイトルの人
になります。
でお話しの方は
その仲を妬むよこしまなライバルと王家が絡んでゆく面白そうなお話しになります
で その主人公の別名が このブレンドの名前になるそうです。
さて そんなことを想像しながらこのブレンドを喫うのですが
缶の裏側には

この様な説明があり
蓋を開けると
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よくほぐされた ブロウクンフレイクが出て来ます
いわゆるレディラブド というヤツですが 以外に細かくほぐされていて
このまま詰めるのがよろしい。
感想
説明を見ると このブレンド少し強い様に書かれていますが
ニコチンが少し強いだけで ケンタッキーも驚くほど穏やかで
驚くほどクリーミィな甘さとたばこ感のとっても極めの細かな味わいを感じます
この私 相当美味いと思います
手で入念に解された レディラブド のようですから このまま軽く詰めて喫うのですが
ほぼそのまま点火してよろしいようです。
あまり硬く詰めないほうが良いです というか緩めに詰めてよろしいです
点火とともに 落ち着いたダークバージニアの甘さがやって来ますが
OGに見られるような派手なシトラスの香りは殆ど控えめに それよりもレッドの部分の
落ち着いた甘さが全体に拡がります
ここで顔を出すのは ケンタッキーという事になりますが 熟成されたケンタッキーの
強さよりも旨さの部分に注目が行きます
実にマイルドでクリーミィな味わいになるのですが
ナッティなまろやかな香ばしさが存分に感じられますね
それに引きずられるようによく熟成されたケンタッキーの持つ 旨さの部分が後を追います
この味わいは ケンタッキーは入っていませんがサビネリの Janusに感じた味わいに似たところが
あるようです それほど素晴らしく感じますね。
ダークバージニアとケンタッキーは実によく交わっており
その境界線を意識することもなく 味わいは実にまろやかでクリーミィ
ここが素晴らしいです ほれぼれするような味の融合 となります
このブレンドには ペリクも入っていて おそらくアカディアンペリクでしょうが
そのペリクもいい働きをしています
熟成されたケンタッキーとペリクは味的に被る部分があるかもしれませんが
程よい酸味と 軽いレーズンの味わいをこのブレンドに与えますね
酸味というか塩味というか 旨さの部分でこのブレンドには
ペリクとケンタッキーがかなり効いているような気がします
OGに比べると
どちらも実に洗練された作りの美味いブレンドだと思いますが
バージニアの甘さ という点では OGには劣ります
しかし HOTWにはいい酸味と旨さを感じます 味の質が違うようです
飽きが来ないのはこちらのブレンドかと思います(私的感想)
Marlin Flakeと比べると
甘さがやはり強いのは MFの方でしょうか しかし甘さの質は違います
MFの方は少し 造りが粗いところがあって 甘さに関しても荒削りです
しかしその分 骨太の甘さと 強いタバコ感がとってもインパクトがあって印象的です
それに対して当ブレンドは 甘さという点において少しその強さは劣るものの
とてもきめが細やかな味わいがあり洗練された美味さがあります
ペリクのよく効いているのは当ブレンドの方でしょうか
強いわけではありませんが酸味と旨さの部分程よく感じられます
ケンタッキーもその良さを存分に出していると思われます
より VaPerらしいのは こちらのブレンドになるのでしょうか
MF と HOTW 甲乙つけがたいのですが
HOTW≧MF>OG
というのが 私的好み ということになります
私としては HOTW MF に関してはその時に気分で ということになりますが
全くタイプも味わいも違うわけですから そういうことになります。
ブラウンクルーニーに関してはいつになるのかわかりませんが
このラットレーの VaPerブレンド群
いずれも問題なく美味いです
日本でも海外でも今は手軽に買えるのでお勧めです
MF、HOTWに関しては 100g缶の方がお勧めです(安いのでね)
そう言った感想になります
それでは また
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