高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

高崎から伊香保

2007-07-01 23:02:29 | まゆみのつぶやき室
今回の高崎は長野新幹線でほぼ一時間。

移動時間が短くて早く着いた。
高崎市役所に隣接する、シティギャラリーは、りっぱな美術館並み。
それもさることながら、市役所の何と高いビルなのか。21階まで上がるとそこは大パノラマ。高崎の町並みが一望できた。

何とかは高い所が好き・・・・というが、離れがたい気持ちを抑え、展示会の準備に着く。

今回はとても広々としているので、ゆったりと展示する事が出来た。駅からもそう遠い距離ではないので、初めての人も再びの人にも会いに来てもらいたい気持ちであります。

そんな高崎会場を後にし、今回は迎えに来てくれるという主人と伊香保で一泊しようと言う事になった。

群馬は温泉、美術館、寺など見所も豊富だ。

そんな話をした所で、小物作り名人の(暇なおじさん)からのメール。

伊香保に行くなら、水沢観音、まいたけ天ぷら付きのうどんがお勧め・・・と。

それは伊香保温泉街のすぐ手前にあった。

その日は、キャンペーン中の格安温泉に予約したが、いざ温泉に着くと、泊まってみたい温泉ばかり。しかし、値段の割りに、細やかな心配りのある温泉旅館はそれなりに満足だった。温泉好きな私は夜2回、朝一回広々とした湯に一人貸しきり状態でつかった。

翌日はまず、水沢観音でお参り。

本堂、六角道、釈迦堂などさまざまな観音さまの前で、家族の無事を祈った。

その後『地球屋』という和物のお店に行った。
すごい!
何と、商品量の多いことか。所狭しと並んだ、骨董品、和小物やら、着物、食器、なんでも有だが、一番驚いたのは、ギネス物の天井から下げられたさげもん。カラフルで一つ一つの縁起小物がとても愛らしかった。

その次におもちゃ博物館に寄る。

メルヘンチックな建物には、懐かしいおもちゃにブロマイド、お菓子に家具。二階にはクラシックカーがずらり。
RX7をいやに懐かしく見入っている旦那がいた。

それを、また前に進むと、懐かしの昭和の時代が設営されていた。
手回しの脱水機付き洗濯機、カチャカチャとチャンネルを回すテレビには鉄腕アトムが映し出されていた。見ごたえが有り、とても満足だった。


そこを離れ、お勧めのうどん屋さんで、早い昼食。
水沢うどん・・・・というくらいだから、水が綺麗な所なのだろう。
うどんにしては細めの麺で、歯ごたえ、口当たりとても美味でした。


その後、もう一つ行ったのは、最近リニューアルされた、富弘美術館。
設計を一般公募して、採用されたと言うその美術館は、大胆な設計だった。
いくつかの小部屋は全部円形。円形の部屋が中央ロビーを包む感じだ。
しかし、この円形とは、スムーズに人を移動させ、何とやさしい空間なのだろうと感じた。角が無い分、作品もすっきり見える。
8年程前に行った事があったが、作品も増え、富弘さんの媚びの無い言葉のビデオに見入ってしまった。

そんなこんなで、刺激をいっぱいもらった二日間でした。