高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

障害と言うもの

2007-07-23 22:47:27 | まゆみのつぶやき室
本日、NBSスペシャルと言う番組で、一人の男性が紹介されていた。我が家から車で30分程の、豊野町の男性であった。

和田光雄さん(67歳)ALS筋萎縮性側索硬化症という病を持つ男性だ。
手足の自由が利かなくなり、次第に話す事や食べる事、呼吸することも困難になる進行性の難病だ。

しかしながら、驚いたのは、唯一動くこめかみで文字を拾い、パソコンで会話し、また、俳句や文章も書いている。
呼吸器をつけたことで、声もでない・・・勿論、笑う事さえ・・・できない。

最近、私のこのブログにも、ぶくさんという庄内平野に住む(若き?)男性もベットの上から、パソコンを打って、元気良く{おはよ~!}とコメントをくれるようになった。

20歳になる(こっちは本当に若者)未来君も、体の不自由はあれど、俳句会のアイドルだ。

障害の重さは人それぞれだが、今まで、自分が構えていたのか、障害を持つ人が構えていたのか・・・・・なぁ~んてこと無いじゃないと思う。

こうして、前向きに、健常者以上に心豊かで、人生の質を高めようとしている人がこんなにも居る。こうなって欲しい。

しかしながら、環境とか意欲とか、経済的なこと・・・とか皆がみんなパソコンを使えるわけでは無いと思う。

家族の支えが必要だ。

今日の番組を見ていて、俳句のいくつかに奥様に対する感謝の気持ちをつづる言葉はあれど、「ありがとう」の言葉は無かった。

きっと、お互いに本当の(ありがとう)をいえる日を二人たどっているのではないだろうかと思いました。