5年前のある日、突然の電話がかかってきた。
「実は、前にある人形作家のプロデュースをしていた畑田という者ですが、一度お逢いしたい・・・」
その人形展は地元長野で見たことがあった。その時私は「こんな世界で作品を見せられる人がいるんだぁ~」と憧れを感じた。
それをまわしていた人であった。
「実は銀花という雑誌で気になって、前の作家さんのように廻したいんだよ」と彼は言った。
しかし、私の手元には一つの人形も無かった。というのは売って来てしまったからだ。そうしなければ、パートをずっと続けていることになる。
そして次の言葉だった。「二年後なら大丈夫ですか?」・・・
何とも、少し冷たい感じのビジネスワァーク的なお言葉。
しかし、あの憧れの人形展の話が今現実として目の前に来ている。
話をいただいて、とにかくやって見るしかなかった。
平成15年神戸阪急の初回展に向け、それからの私は無我夢中で製作に明け暮れた。夢中になりすぎて、トイレに倒れこむ日もあった。知らず知らず世が明けて、子供のお弁当を持たせられない日もあった。阪急の初日が来た。
そして、手回しのいい畑田さんによって作られたりっぱなジオラマに人形を置いた。
ジオラマに負けている。二年間頑張って来たけど、物足りない。
お金を払って見てくれるのに申し訳ない・・・そんな自分の中の恥ずかしさ、もどかしさを感じながら、今以上の創作意欲がわいた。
それから、毎日人形作りが仕事になっているが、今年でもう4年目。人形の数は並べ切れないほどになっている。
時々、サイン会などで、横にいる畑田さんを「ご主人ですか?」と尋ねられる人がいるが、「家の主人はもっと若いです」と私。
しかし、畑田さんと出会う前は、こんなに仕事に意欲を燃やし、バイタリティな人は廻りにいなかった。元NHKのバリバリのプロデューサーということもあり、その顔の広さ、行動力にはとても年金をもらう年とは思えない。
今の私は畑田さんの力なくしてはありえないことだが、4年も一緒にやっていると、好きなことも言える。
「いろんな事やりすぎ!奥さんもっと大事にしなよ!」などなど
はぁ~い!と畑田さんは無邪気に応えるけれど、頭と気持ちはそこに無い。
あるのは次なにしようかな・・・だ
一生、プロデュースと言う仕事が生きがいの人のようだ。
「実は、前にある人形作家のプロデュースをしていた畑田という者ですが、一度お逢いしたい・・・」
その人形展は地元長野で見たことがあった。その時私は「こんな世界で作品を見せられる人がいるんだぁ~」と憧れを感じた。
それをまわしていた人であった。
「実は銀花という雑誌で気になって、前の作家さんのように廻したいんだよ」と彼は言った。
しかし、私の手元には一つの人形も無かった。というのは売って来てしまったからだ。そうしなければ、パートをずっと続けていることになる。
そして次の言葉だった。「二年後なら大丈夫ですか?」・・・
何とも、少し冷たい感じのビジネスワァーク的なお言葉。
しかし、あの憧れの人形展の話が今現実として目の前に来ている。
話をいただいて、とにかくやって見るしかなかった。
平成15年神戸阪急の初回展に向け、それからの私は無我夢中で製作に明け暮れた。夢中になりすぎて、トイレに倒れこむ日もあった。知らず知らず世が明けて、子供のお弁当を持たせられない日もあった。阪急の初日が来た。
そして、手回しのいい畑田さんによって作られたりっぱなジオラマに人形を置いた。
ジオラマに負けている。二年間頑張って来たけど、物足りない。
お金を払って見てくれるのに申し訳ない・・・そんな自分の中の恥ずかしさ、もどかしさを感じながら、今以上の創作意欲がわいた。
それから、毎日人形作りが仕事になっているが、今年でもう4年目。人形の数は並べ切れないほどになっている。
時々、サイン会などで、横にいる畑田さんを「ご主人ですか?」と尋ねられる人がいるが、「家の主人はもっと若いです」と私。
しかし、畑田さんと出会う前は、こんなに仕事に意欲を燃やし、バイタリティな人は廻りにいなかった。元NHKのバリバリのプロデューサーということもあり、その顔の広さ、行動力にはとても年金をもらう年とは思えない。
今の私は畑田さんの力なくしてはありえないことだが、4年も一緒にやっていると、好きなことも言える。
「いろんな事やりすぎ!奥さんもっと大事にしなよ!」などなど
はぁ~い!と畑田さんは無邪気に応えるけれど、頭と気持ちはそこに無い。
あるのは次なにしようかな・・・だ
一生、プロデュースと言う仕事が生きがいの人のようだ。
先日、地元新聞にかわいい子犬をもらってください・・・と言う記事があり、見たとたん可愛くて、かってもいいかな?と家族に言ったんだけど、二年ほど前に死んだ犬の事もあり、年寄り達は首を横に振るばかり。私もどちらかと言うと自分の為に・・・みたいな所があって、、本当に犬を大事に可愛がり、責任をもってというところまで考えていない所があきらめになってしまいました。
でもなぁ~ 犬と散歩刷るとやせられるんだけどなぁ~・・・やっぱだめだ!こりゃ
遠くは徳島・愛媛・和歌山・石川・静岡からの来場もあったと記事は伝えています。
アンケートでは「感動の少ない時代に素晴らしい気持ちになれた」や「夫婦互いにいたわりあって暮らしたい」などの感想が寄せられていたそうです。
南丹市文化博物館が開館して38回目の企画展でしたが、過去最高の入場者だったそうです。
今、美山ではアジサイや合歓の花などが咲き乱れ、稲も大きくなり鮮やかな緑の世界にカラフルな花が咲いています。
お忙しいとは思いますが、お時間が出来た時にはお出で頂きたいと思います。
お身体を大切に創作活動に頑張ってください。
まずは、お知らせまで。
博物館の学芸員、井尻さんから、アンケートのコピーが届きました。
どれも涙が出るほど、素敵なメッセージでした。
あの場所で、あの展示を見るためにわざわざ足を運んでくれた人たち。「記憶」に残ってくれたら幸いです。
たくさんの所を今まで廻らせて頂きましたが、美山へはいつか必ず行きたいところです。
これからも、見守ってくださいね
琴線に触れる想いを少しでも自分に生かせたら素敵だと、読ませて貰ってます。
何時かは自身の思いを込めたホームページが出来たらイイナと思ってます。
新緑の季節。紅葉の季節。この時期が美山の美しさを魅せる時です。
ぜひ、その時期に訪ねて欲しいと思います。
時間をゆっくりと。
また時折コメントさせて頂きます。
これからも宜しくね!