改めてキチンと恐れておこうか。まず、行政が把握出来る感染者数は症状が有って検査を受けた人、及びそれで陽性と判断された人の濃厚接触者に限られる。潜在的な無症状感染者数はお釈迦様でも分からないのが現状である。濃厚な接触方面の社会活動が再開すれば、抵抗力の弱い人に発症が見られるであろう。それを早期に検知し、二次拡散を潰せる様にしておかねばならない。また衛生管理のプロである医療関係者でさえ、ウィルスに曝露すれば感染は免れない。素人の生半可な消毒で何とかなる相手ではないのであり、人との距離を空ける習慣は堅持すべきである。今後どれだけ公式発表の感染者数が減ったとしても、日本人の99%はまだ経験していないと云う仮定に立った行動を促したい。緊急事態が解除されたらパーッと騒ぎたくなるのが人情であろうし、それを妨げる心算も無いが、風邪っぽいと感じたらお上の命令なんぞ待たずに自主的にロックダウンして欲しいのである。