この儘なし崩しに導入しちゃえばいいんじゃないかな。企業活動を再開するに当たって、様々な働き方を認めようと云う動きがある。週休三日制もその一つだろう。働き方改革なのに休みを何故増やすのか理解出来なかった経営者も多かった様だが、今般の出社抑制で報連相の適正値が炙り出された結果、削れる三密(会議とも言う)は結構多かった事に気付いたのではないか。仕事の粒度を小さくせざるを得なかった事で、それまで一人で抱えていたものを手分けして出来る様になった場合も有っただろう。これで労働時間に見合った賃下げを出来るのであれば挙って週休三日制を導入するのであろうが、その労使折衝は恐らく厳しいものとなろう。何より現場で人が動いてナンボのサービス業には無縁の話であるのだが、こう云う機会に労働集約型業務の有り方を見直せないものだろうか。遠隔マニピュレータを使ったリモート接客も、やって出来ない話ではない様に思えるのである。