人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

なんとなく淋しいプー

2007-02-24 | 愛犬メルとプー
 初めてブログに動画を入れてみた。
 携帯で撮ってパソコンに転送し、ブログに挿入。
 はじめ文章だけを送ったら「動画」というキーワードに釣られたのか、変なトラックバックが送られてきましたよ。
 当方トラックバックは承認制です。
 
 一人ぼっちのプーがなんとなくひまそうで、淋しそう。
 そんな私も同類項かな?
 今日は○○回目誕生日の前夜祭。
 プーと一緒に乾杯!

メルの写真

2007-01-04 | 愛犬メルとプー

 年末・年始と別々に子ども達が帰ってきて、メルにお線香を上げてくれた。
 きれいなカバーで覆われた骨壷はしばらく自宅においていたが、近くのペット霊園に納骨しなければならない。

 私の睡眠不足もおそらくそのせいと思われる。
 一人になるとどうしても思い出してしまい、寝つけないのだ。

 かわいい写真が見つかった。
 少々暗いがしっかりした目つきでカメラをとらえている。
 このような正面から撮った写真は少ない。
 それをプリントして祭壇に飾った。
 

メルの思い出

2006-12-21 | 愛犬メルとプー
         写真:右上、群れから離れているのがメル
写真下:平成6年の年賀状(干支は戌)に使った写真 メル3才

 犬を飼うきっかけは、
☆職場(研究所)の実験林に捨て犬が子どもを産んだので、世話をしている方が食堂の前に貼り紙を出した。それが上の写真。
 職場内で大きな話題になり、私は仕事が手に付かないほど気になっていた。
 
☆その研究室のアルバイトさんから「ね・ね! お願い!」と頼まれた。
 元々犬好きの私のハラは決まっていたが、夫が反対。
 そこで作戦を考えた。

☆娘と現場に見に行き、子犬の群れのはじっこでポツーンとしていた、なさけないメルを気に入って連れてきたというわけ。他の子犬は愛くるしくて仕草もたまらないほど可愛い。でも「なさけないところが可愛い!」なんて、変なところが気に入り、メルは我が家の住人になった。
 貼り紙の成果があり、5匹とも同じ職場の人の手に引き取られた。

 当時家には黒猫がいたが、すぐ仲良くなり2匹で日向ぼっこをしていた(ツーショットの写真もあったはずだが見当たらない)。
 その数ヵ月後プーがこれまた何を気に入ったのか、我が家の庭に入り込んできてついに住み着いてしまった。プーと猫との相性は最悪で(微妙な三角関係か)、猫の方が家を出る事が多くなり、交通事故にあってしまった。
 
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 家の中にいると常にメルのことが思い出され、今ごろはどこにいるんだろうとか、あの時あーしてあげればよかったとか、最後の1日のことなどが頭に浮かぶ。 特に夜になるとなかなか寝付けない。パソコンをやり過ぎて床につくのが1時頃になると、身体は疲れているのに頭がさえてどうにもならない。そこで遅くとも12時には寝るようにしている。

 相棒のプーにも変化がある。メルの死と関係があるかどうかわからないが、今までと同じものは食べなくなった。食欲がないようなのだ。時々トリのささみを少し。かといってやせてきたわけではない。
 散歩もあまり喜ばない。短い距離をチョロッと歩いてくるだけ。
 寝てばっかりなのは老犬だから仕方がないのだろう。
 病気をしているわけではないので、特に心配はしていない。
 はりあいがないってところかな?

 メルの写真集はここにあります。

プーの異変?

2006-12-11 | 愛犬メルとプー
 メルがいなくなって一日たった。

 昨日の朝はダンボールの中に眠っていた。
 ペット霊園の方が来て合掌して連れて行き、夕方お骨になって戻ってきた。
 相棒のプーもこの日はメルの存在を感じていた。

 今朝になりプーはあわただしく家の中を駆けずり回る。
 鼻をフンフンさせながら台所・居間・和室。
 私が雨戸を開けると、外に出ようとする。
 これはきっとメルを探しているのだろう?
 外に出ればきっと団地内を探し回る。
 出ないように首輪をおさえた。

 しばらくして、2ヵ所に吐いた跡が見つかった。
 そして玄関には軟かい便が落ちていた。
 ・・・とすれば、さっきのあわてようは? 
 ウンチしたかったのかな~?
 私はてっきりメルを探していたとばっかり思っていた。

 探していたのはプーではなく、私だったのか。
 でもやはり、以前とは違った空気の変化、違和感を感じているに違いない。
 餌も少ししか食べていない。
 落着かなくて、私の後ばっかりペタペタくっついてくる。
 私も夫も心なしか元気がない。
 異変を感じていることは確かだろう。
 
 犬を呼ぶときはどうしても「メル」から呼んでしまう。長い間の習慣だ。    「メ・・」と言いかけ、言葉を飲み込んでから「プー」となる。

 2年前に撮った動画「元気だった頃のメル」
 このページの下の方にリンクがあります。

 明日から明るい気持ちで過ごそう。

メルよ ありがとう

2006-12-10 | 愛犬メルとプー

 長く生活を共にした、愛犬メルが昨夜15才の生涯を閉じた。
 昨年1月頃から心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全)を発症。徐々に腹水がたまって、肋骨よりも両脇に張り出し見るからに重そうになった。
 私が旅行から帰国した12月4日以降は、ついに自力で立ち上がれなくなった。脱臼に気をつけながら膝立てし抱え上げると、やっと4本の足をふんばりヨタヨタ歩き出す状態であった。

 昨日は断続的に胃液を吐き苦しそうなので、獣医師に連絡、腹水を抜いてもらうよう依頼した。それは血圧低下・栄養分の消失という危険が伴うものだったが、腹水が胃まで圧迫して、もう食物を取るのは不可能との事なので、死も時間の問題であった。慎重に時間をかけ(時々酸素吸入・血圧・脈を測定)、約4.5リットルもの水が排出された。
 帰宅後ぐったりしたまま横になり、時々立ち上がろうとするが、すぐ息切れ貧血で倒れこむ。夜10時半突然吐血して亡くなった。
 水を抜くという決断が正しかったかどうか?
 医者は決して積極的ではなかったし、悔いは残る・・・。

 心やさしい、おとなしい犬だった。前からいた猫のシロ(黒猫)ともすぐ仲良しになった。後でやってきた迷い犬のプーを優しく受け入れ、まるで母親のようになめたり可愛がってくれた。
 餌やおやつもプーが食べるのを見届けてから食べた。

 夫の話だと、旅行中玄関で私の帰りをじっと待っており、気が付くと私のベットにあがっていたという。昨年入院した時もそのような話を聞いた。
 待っていてくれたんだね。ありがとう。
 旅行中ずーっと心配していたんだよ。ごめんね。