人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

ねぶたが街にやってきた

2011-08-30 | 日々の生活
蝉の声もこころぼそく感じられ、時おり秋風がそよそよと吹いてくるような錯覚に陥るときがある。
台風が近づいているような気配ではあるが、このかんかん照りは、おそらくもう最後かもしれない。

当市の大きなお祭りが先日行われた。
昨年は会としてイベントに参加し、忙しい二日間だった。
今年は不参加、時間を作って見物ということで出かけてみた。

昨年のイベント会場の主催者(社協)にご挨拶、今年の不参加を詫びて、その後はお祭り会場内を自由に見物する。

主にステージをたっぷり楽しむ。
ハワイアンはウクレレ・ギター演奏とフラダンス。
桔梗ブラザースによるジャグリング。
ピーナツのつめ放題は、300円でビニール袋にいっぱい。
インド人によるナンとカレーの実演販売。
これは初めてのことで非常に面白く見物できた。
「このおばさん、カメラを持って、わずらわしいな・・・」
と思ったことだろう。


少し夕日が差し始めた頃、ねぶた会場へと移動。
いつ見てもエネルギッシュな力が躍動している。
特に今年は、東北大震災。
「がんばれ 日本!」の旗があちこちにあった。

子供ねぶたは、人気のキャラクターを子供たちが曳く。
歴史上の人物を表した大人ねぶたを元気な若者が曳く。
勢いをつけて、見物客の方に近づいてくる。
あわやと思う手前で、足を突っ張り急ブレーキ。
すべて人力なので、この加減が難しいだろう。
リーダーがしっかりと指揮しているようだ。


日が暮れてからの方が色が鮮やかで迫力がありそうだが、帰りのバスの混雑が予想されたので、少し日が残っているうちに、帰りの移動を始めた。
バス停までの遊歩道は混雑を極め、なかなか前に進まない。

いつもは静かな通りが、この二日間だけは信じられないほどの人手でにぎわい、違う街に来たような錯覚に陥った。
太鼓の音と笛や鈴の音、我が故郷に通じるものを感じ、郷愁にふけってみた。

万歩計は10,960をカウントしていた。

定期健診

2011-08-20 | 人工股関節
股関節の定期健診に行って来た。
前回手術の約束をしてから、突然のキャンセル。
再度予約を取って、一年ぶりのレントゲンとそれを見ての診察。



レントゲン的にはそれほど症状が進んでいるわけではないけど、時々痛みがある・・動きにくいなど、自覚症状はやはり進んできたかなという気がする。

「ご自分のタイミングが一番ですから、いつでもその気になったらやりましょう」という医師のお言葉であった。

もっと楽になりたいという気持ち、このままでいいかな~という気持ち・・・。
半分半分。

「少なくとも末期になってひどい状態になってからでは状態もよくないですよ。今が一番理想なんだけどな~」

先生は、本人の意思とタイミングが大切とおっしゃりながら、さりげなく手術を勧める。
うん・・・もっと楽になりたい。

未術足が支えにならない。
不安定な体勢をカバーできない場面が多くなった。

先生にその旨を言うと、術足骨の状態がかなり悪いなかでの手術だったので無理もないということだった。
未術の右はかなり状態が良くなりますよ。
確かに骨的にはそんなにひどくなっていない。

午後、恒例のパソコン勉強会。
あちこちから質問が飛び交い、ハイ、ハイと言いながら、室内を飛び回る。
あれ? 大丈夫じゃない? 私の足。

そのあとがいけない。
ほんと気まぐれな足君です。
自分へのなぐさめとご褒美にとファミレスで涼をとり、甘味をいただく。


このままの状態を維持していく事を無意識に選択している自分です。
 ・日常そんなに足をいじめているわけではないし。
 ・痛いときは休めばすぐ回復するもの。
 ・以前のように激痛というわけではないもの。
 などと自分を説得している。