人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

小学校福祉交流会と股関節患者会

2016-10-23 | 人工股関節

歳をかさねてくると、ちょっと頭の回転が悪くなる。
一度に二つ以上の用をたすのがたいへん。

先日は自分にとって、忘れてはいけない大切な用事が三つあった。
あまりに忙しいので、三つめはキャンセル。

さてその一つ目は、
市内の小学校の福祉交流会に招かれ、障害について生徒さんの質問に答えたり、自分の経験を語ったりしました。同行の視覚障害の方がメインでしたが、自分も日ごろ不便に感じている事について一つの事例をお話ししました。

 1.落ちた物を拾うのが大変。
   初めに生徒さんの前で大きいものを落とし、リーチャーを使って拾う動作を披露。  
   次にコンビニでのあるエピソードをお話し。

    清算の時、100円玉を落としてしまった。近くにいる男性に
  「すみません、拾ってくださいますか?」とお願いしたら、
  「自分で拾えばいいのに・・・」と言われながらも、なんとか拾っていただいた。

     実際生徒さんの前でお金(この時は10円玉)を落とし、拾ってもらった。
    「ありがとう!」

   

 一見表面的にはわからない障害を持っている方がおられるが、何か困ったことを頼まれた時は、どうぞ手助けをお願いします。
 ということをお話ししました。

 2.二つの学校を去った後は、その足で、別の用事に直行。
   股関節の患者会が行われているレストランに向かいました。
   まずは食事をいただき、そのあと皆様の近況を聞いたり、自分の体験などをお話ししました。
   術後初めて会った方は、私の歩き方を見て、よくなったね!と喜んでくださいました。

 一回目の手術から、未術足がどんどん進行し、ついに手術に至った経緯や心境などをお話ししました。
 症状には個人差があるし、手術を受けるについての決意の度合いも人さまざま。
  片方の足の状態がこんなに進む前に、早く手術しておけばよかったかなと、今の自分は思うけど、なかなか決断できるものではありません。

  今は、お陰さまで、日々歩くのが楽しみです。
  ↓こんな景色を楽しみながら歩いています。

   

コメント
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