人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

久しぶりの水中ウォーキング

2005-11-30 | 人工股関節
 水中歩行を週3回くらいはやりたいものだが、なかなかそうは行かない。
 今日は、土浦にあるお風呂付きのプールに出かけてみた。
 広い窓からまわりの樹木が見える、自然と溶け合った開放感のあるプールである。水深はなみなみと110センチ。私のわきの下くらいかな。かなり水の抵抗を感じる。今日はほとんどすいていて貸切り状態。
 ゆっくりおおまたで歩くが、疲れてくると右足が攣ってしまう。30分くらいでもうあがる。
 水中から出たとたん身体がかなり重く感じられ、足が前に出ず、転びそうになった。アブナイ・アブナイ。やはり介助者がいないと危なっかしくてダメだろう。施設の職員が心配そうに見ていた。

足指が攣った(つった)

2005-11-28 | 人工股関節
 今日は頻繁に右足の指が攣った。
 親指が上に反り返り、人差し指・中指と薬指・小指が大きく分かれてしまう。足を揉んでもなかなか治らない。プールの中ではしょっちゅうだが、靴下の上からでも指が二方に分かれているのがみてとれる。痛いのはもちろんだが、何ともいえない不快感がある。ほっておくとその痛みが上のほうに上がってきてしまう。揉んだりさすったり。

 インターネットで調べると、足の疲労・運動不足・冷え・血液の流れが悪い・筋肉の硬直など。

 対策は塩分を採ること、スポーツドリンク(ナトリウム)などが良いそうだ。もちろんお風呂で温めて揉む事も必要。
 これから寒さに向かい、こんな事が多くなるんだろうな?

私の筋トレメニュー

2005-11-27 | 人工股関節
病院のリハビリ先生から指導を受けたメニューを紹介しよう。

(1)足上げ(上向き左右・横向き左右・うつ伏せ左右)
   1・2・3・4・5とゆっくり数えながら足を上げ、5秒静止、同じく数えながら足を下ろす、それを10回繰り返す。
   15秒×10×6=900秒=15分
(2)ゴムで負荷をかけ足を下ろす(伸ばす)
   折りたたみの踏み台にタイヤのチューブをかけて、それに足をかけ、上と同じカウントで足を上げ下げする。
(3)両足をゴムにかけたまま、お腹を上げ下げする。
(4)上向きになりお腹を上げ(骨盤を上げる感じ)、おへそを意識して静かに下ろす。

 これらの運動に要する時間は、正味30~45分くらい。
 つい怠け心が出ると、カウントの数え方が早くなる。
 継続は力なり!であるが、面倒になる事もあり「ま、いっか~」となってしまう。 

バリアフリー

2005-11-26 | 人工股関節
 あるグループで、一泊旅行に出かけた。
 先週障害者の会で出かけた宿は、障害者保養センターで、完全なバリアフリー。浴室・トイレ・客室も利用しやすく、安心して利用することが出来た。
 今回利用した宿はごく普通の旅館で、自分としてはどこまで無理なく利用できるかの力試しでもあった。古い宿ではあっても気配り・インテリア共気品があり最高で、とてもリラックスできた事は嬉しい限りではあった。
 しかしお風呂に入る段になって、さて困った事になった。浴室の椅子がごく普通の家庭にある低い小さい浴室用椅子。自分にはとても腰掛けることは出来ない。腰を深く曲げる事になり、座る時に転倒することも考えられるため、恐くて座る事が出来ない。恥ずかしながら1回目は立って身体を洗った。お風呂に入る時も手すりがないため、苦労してやっと湯船に入る。

 旅館の女将がよく話を聞いてくださり、色々提案してくれた。そこで椅子を4段重ねて座る事にした。まあ、危なっかしいがある程度の高さになり座って用を足すことが出来た。
 障害者や高齢者が利用するには課題がある事は確かだな~と感じた。
 バリアフリー化が進む中で、古いタイプの旅館はそのような対応も考慮しなければこれからは生き残れないのでは?と感じた一幕でした。

退院後の検診

2005-11-24 | 人工股関節
 退院第1回目の診察。これからは3ヶ月・6ヶ月・一年毎に診察がある。
 まずレントゲン撮影2枚、おなじみの技師さんに「きれいに歩けるようになったね」と言われた。思えば、手術直後はベットのまま点滴をつけて撮影、車椅子では移動に苦労しながら撮影など数回はお世話になった。

 主治医の診察。レントゲン写真を見て「きれいに入っていますね」と一言。
私の足の骨はかなり細く、手術中にひびが入るというアクシデントもあったが、今は跡形もなく消えている。骨の具合も永年のゆがみがあり普通の人よりも問題であった。それを理想的な位置に動かした事で、ひざの曲がりや屈伸に影響し、触診ではまだ正常な形にはなっていない。
 右足の写真は、自覚症状の割にはきれいで、今すぐ手術が必要と言う事ではないが、負担を軽減するためにも、左足の安定がより待たれるところである。

 病棟の看護師さんが診察室におられて、再会を喜んでくださった。
 「お元気そうですね」といわれたが、それはきっと「少し太りましたね」と言いたかったのだろう。