人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

あるデジブックの紹介

2011-09-12 | 人工股関節
東日本大震災とそれに伴う大津波が発生してから、昨日でちょうど半年たった。
テレビなどで特集を見るにつけ、いかに大きい災害だったかを改め思い知らされる。

われわれ障害者は、災害にあった場合どうなるだろうか?
自力で逃げるには限度がある。
いや、健常の人だって、今回の予測しない大津波には逃げる術もなかったほどだった。

命をなくされた方々のご冥福をあらためてお祈りしたいと思います。
そして広範囲にわたる被災地の復興をただただお祈りするばかりです。

私たちも何をすればいいのだろうかと、日々考えなければなりません。
小さい力かもしれないけど、自分に出来ることを真剣に考えなければならないと思います。

ご紹介するデジブックは、某SNSで教えていただいた東日本大震災の被災者に向けられたメッセージと写真集です。

それぞれの方の写真もさることながら、各ページに綴られるメッセージに心が打たれます。

「写真で綴る手紙、被災地へ届け31人からのメッセージ」

デジブック 『写真で綴る手紙』



私の杖事情

2011-09-04 | 人工股関節
出かけるときは杖を持って行くが、最近は荷物も多くなって、特に夏場は日傘などを差すためわずらわしい事もあり、持って行かなかったりしていた。
たいていは大丈夫なのだけど、少し歩くとやはり痛くなる。
そして杖を持ってこなかった事を後悔してしまうことが多い。

杖を持っていくと、案の定忘れてしまう。
同行者に、「わたし、杖を持ってきたっけ?」と聞く始末。
昨日はボラ関係のイベントがあった。
出かけるときは、
「今日は杖を持たない・・・持っていかない」
と頭に刷り込んで出かけたためか、周りの人に聞くこともなく普通に帰ってきた。

帰宅途中イベントで一緒になった人から電話。
「杖忘れていませんか?」
どうやら会場に忘れ物があったらしい。
自信を持って、「いいえ」と答えた。

特に雨の日は足元も危ないし、すべって転んだら大変。
だから傘と一緒に杖も持っていったほうが安心かも。
最近は↓次のような荷物を持つ事が多い。
ノートパソコン・書類ファイル数冊・お茶菓子・ペットボトルなど。

そういえば、傘杖というものを同病者から教えてもらったことがある。
折りたたみではないが、杖としてもすべらないように充分しっかりと支えになっている。
旅行なんかにはいいかもしれない。
けっこう高価な値段だから、なくしてしまったら災難だ。

手術する前は杖を反対側の右に持っていた。
手術した後は、痛い足が逆転。
今は左手に杖、痛い右足をかばう。

手をあけておきたいから、持ち物はリュックにしまいこむ。
左手に杖、右手にノートパソコンかファイル類、背中には他の荷物というのが、最近の定番スタイルである。