人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

駅から歩いた3.5キロ

2016-03-30 | 人工股関節

よく行くショッピングモールは駅と駅の間に位置する。
我が家からは交通の便がなく、行きは夫の車で連れて行ってもらった。

今日は美容院と、入院時にお見舞いに来てくださった方へお礼の品を購入。
1人で用事を済ませてから、帰りは路線バスで隣の駅へ行き、電車に乗る。

そこから路線バスに乗るのだが、今回は思いきって歩いて見る事にした。
ちょっと無謀かなとも思ったが、力試し、足試し。


  

桜も咲きだした。
もうすぐ満開になるでしょう。

道端のお花を写しながら、ゆっくり立ち止まっては歩き、やっと完歩出来た。
今頃になって臀部の筋肉痛がちょっと・・・。

あまり無理すると、人工股関節がすり減ってしまうかな~?
杖なしで歩けるのだもの、こんなうれしいことはない。

診察のたびに手術を進めて下さった主治医には本当に感謝している。
ぐずぐずと10年もあいまいな態度で引き延ばしてきたのだ。
いよいよ痛みが限界にきてやっと決心したのだから、申し訳ない。
術後初めての診察が4月にあるが、この思いをしっかりと伝えよう。


バスのステップ

2016-03-29 | 人工股関節

退院直後はほとんどのバスに乗るのが大変だったが、最近はほぼ大丈夫のような気がする。
しかしどうしても足が上がらないくらいステップが高いバスが一台あった。

月一回だけショッピングセンターへの送迎巡回バスが出ている。
行きは夫の車で。
自由にショッピングして帰りはバスに乗る予定であった。

時間通りバスはステーションに止まる。
さあ、乗る段になってどうしても足が上がらない。

どうしたかというと、両手をついてハイハイをする格好でバスに乗りこんだ。
この際恥ずかしいなどと言ってはいられない。
もう月一のこの巡回バスは利用できないだろうな~。

さて、今日は某病院の巡回バスを利用した。
ステップは大丈夫だろうかと構えていたら、下からスルスルと何かが出てきた。
あら、うれし!



足台が出てきたのだ。
これは後付けだろうか?
それなら、どのバスにもつけて頂きたいものだ。
さすが病院。

患者さんへの「いたわりの心」かな、ご配慮がうれしかった。

 


靴下を履く

2016-03-26 | 人工股関節

以前全く出来なかった動作「あぐらをかく」
日常あぐらをかく必要は全くないわけだが、靴下をはく場合、足先を手元に引き寄せる必要がある。
術後かろうじて右足が出来るようになった。


しかし「出来た!」と錯覚してしまうが、まだ完全ではない。
というのは、背中をなにかで支えた状態にしないと上半身が安定しない。
足先が横向きになるためか、足指が引っかかりなかなか靴下の中に収まらない。

これ以上は出来ないかなというくらい力を入れて手元に引き寄せる状態は不安定で、まるで起き上がりこぼしみたい。
そんなんでもなんとかソックスエイドを使わなくても履けるようになったのはうれしい!

 


100円が拾えない

2016-03-19 | 人工股関節

最近は杖を使わないで歩くことが多くなりました。
手術したおかげで、左右の脚長差がなくなり、見た目は少しはマシに歩けるようになったと思います。

そこで、コンビニでの出来事。
品物を手に取って、サッとレジにて清算し、サッと出口に向かって歩いていた時、チャリーンと百円を落としてしまいました。
深くかがめません。
とることが出来ません。

足先でチョチョイと拾いやすいところに持って行き、屈んでとろうとしますが、届きません。
そこで近くにいた男性に声をかけました。
「すみません、百円落としたので、拾って下さいませんか?」

「自分で拾えばいいのに・・・・・」
と言われてしまった。

「足が悪くて拾えないんです・・・・」
仕方なさそうに拾ってくれました。

杖をついていなくて、スッと歩ける人が、足が悪いなんて、信じられないかも知れないな。
日常生活、普通に歩く分にはいいかもしれないが、どうしてもできない事、苦手な動作はあるんだよな~。
先日電車に乗って那須まで行った時、杖傘を持って行ったのだけど、立てかけた杖傘が地面に倒れてしまった。
その時も拾う時とても苦労した。

足先でチョチョイと先っちょを上げてから、手で取ったものでした。
出かける時はやはりリーチャーは持って行った方がいいかな?
でも、百円は拾えませんね。

 


私の爪切り事情

2016-03-18 | 人工股関節

 今までけっこう取り上げてきた「爪切り」記事ですが、少しだけ光がさしてきました。
生協で見つけた「爪切りハサミ」が15センチあり、なんとか指先に届けることが出来たのです。

あいかわらず足指を手元に寄せることは難しいため、思いっきり手を伸ばしなんとかハサミを指元に持って行くことが出来ました。
しかし指の角度が外側に向いてしまい、死角が出来てしまいます。

「 まあ、切れない事はないかもよ・・・」と、見当をつけて「エイ!」とやってしまったら、不格好だけどなんとか切ることが出来ました。

            

ご参考までに過去記事です。
爪切り」・「爪切り」・「爪切りできた!」・「長い爪きり」・「爪きりがなかなか・・・」「魔の爪切りタイム