人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

大晦日の感慨

2005-12-31 | 人工股関節
 今年は「左足痛い」で始まり「右足痛い」で終わる。特に今日は激痛だ。
 あまり感じたことがなかった右足痛だが、こんなにごく短い間に悪化するものだろうか?とにかく今日の日が過ぎたら、ゆっくり休む事にしよう。疲れた~・・・。

 実は昨年の暮には2月の手術を予定していた。しかし犬の散歩中転んで肩を捻挫、犬が生きている間は無理かなと消極的になってしまい、医者にキャンセルを申し出たのだ。本当は手術が恐くて犬の事を口実にしていたのではないか?

 とにもかくにも終わってみると、やはり決断してよかったかな~と今では思っている。もしかして数年後は右足もやらなければならなくなるだろう。
 気持ちを明るく持っていい方向に考えるしかないかな~。

 今日は2005年最後の夕日をカメラに収めてきた。
 牛久沼に沈む太陽を見て、気持ちがとても落着くのを覚えた。
 よし、前向きにがんばろう!
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手術して本当に良かったのかな?

2005-12-28 | 人工股関節
 
 ブログの書き込みが毎回「痛い、痛い」では気分が暗くなってしまうし、読む方もきっといやになるだろうから、あまり触れないようにしようと思っている。しかし、ここで原点に返って考えてみる必要がありそうだ。
 多くの体験談を読むと、「手術して本当に良かった!もっと早くすれば良かった」という意見が多い。大概の人は「長年の痛みから解放された」事を第一の理由にしている。私も同様であることは否定しない。
 以前のあの状態で手術しなかったらどうなるか?おそらく将来歩く事が出来ず、車椅子になる事だろうと思う。

 今は、術側の足はすこぶる良い状態である。痛くないし、しっかりと地に足をつけて歩く事が出来、安定感がある。主治医も「理想的な股関節ですよ。しっかり入りましたよ!」と自信ありげにおっしゃった。傷口も小さく、最新の技術を駆使してやって下さった。動きに制限があるのは、人工物の宿命で致し方ないのかも知れない。家事労働は中腰姿勢が多く、反対側の足でカバーする必要がある。
 それが自分にとって今一番の問題点。さて、これからどうしたものか?

 まだ4ヶ月位では何ともいえないが、以後両足の痛みもなくスムーズに行動できるようになった時、本当に手術してよかった!と思えるのかもしれない。
         (写真左側は手術前。右側が人工股関節)
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脱臼しやすい人工股関節?

2005-12-27 | 人工股関節
 今日は、隣接する日帰り温泉施設に出かける。プールは足痛のため自粛した。世は年の瀬、諸々あわただしいなか、ここだけはのんきな空間である。温泉にひたる人、大きな和室でビールを飲みながら談笑する人、多くのお年寄に混じって私もかなりノー天気である。
  
 股関節友の会「のぞみ会」から冊子が送られてくる。
 ざっと目を通したが、ある記事が目にとまる。
 4年間で3回脱臼したという人のはなし。「最初と2回目は炬燵板に手をついて立ち上がった時、3度目は畳の上を歩いていてボンとはずれた。」

 「人工股関節はかみ合わせが浅いから脱臼しやすい、十分気をつけるように」と医者に言われた。病犬メルのため膝をつき四つんばいになって薬をあげたりオムツを取り替えたりする事が多い。立ち上がる時はテーブルにつかまるが、つかまるものがない時は、角度が深くなり「ヤバイ」と思うことが多々ある。
 注意はしても突然「ボン」ということが無きにしも非ず。

 去年に比べれば出来ない事が多くなり、大掃除といってもたいした事は出来ない。気はあせるが、編み物でもして静かにしていよう。自分の身体が思うようにならず、なさけなくなってしまう。
 くしくも今日は手術後ちょうど4ヶ月、まだ安全圏とはいえない。
 くわばら・・くわばら・・・。
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足の動きがにぶい

2005-12-25 | 人工股関節
 どうも右足の痛みが続き、思うように動けない。
 今日こそはとエプロンして腕まくり、気合を入れるのだが、歩く事自体が苦痛で座ったままの仕事に。松前漬けの材料(昆布・人参・数の子・するめなど)を刻み漬け込み、夫の帽子の仕上げ。この暮にそれだけ。

 想えば、去年の今頃は左足の痛みが続き、近くの老人病院5階のリハビリに通った。この病院のリハビリ室は結構人気があり近在からも通ってくる人が多い。電気治療(マイクロ波・低周波・超音波・・・)・ホットパック・マッサージなど、待ち時間も入れてたっぷり半日はかかってしまう。
 痛い→動かない→筋肉が硬くなる→痛いの悪循環でマッサージの先生も「かなり、固いですね~」となかば呆れ顔であった。
 左足は手術し人工股関節を入れたので痛みからは解放されたのだが・・・・。
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足指がつるは、右足は痛いは・・・

2005-12-23 | 人工股関節
 昨日の冷たい強風にはまったくまいった! 底冷えがするし、部屋の中にも冷たい風が吹き込んでくる感じ。背中を丸くして年賀状作りに没頭する。昨今の年賀状は表も裏もパソコンで簡単に作ってしまい味も素っ気もない。少しでも手作り感を出すために一言ペンを走らせる。その一言が結構うれしいものだ。

 今日は絶好の大掃除日和。でも約束していた障害者宅にパソコンのサポートに出かける。「年賀状にパソコンのお絵かきソフトで書いた絵を挿入したいが、うまくいかない」ということだったが、見事な可愛い絵をハガキ裏面に挿入し、言葉も書き込むことが出来た。すべてパソコンの作業ではあるが、マウスを不自由な右手の変わりに左手に持って描いた絵は、丁寧でとても上手。貰った方もきっと喜ぶだろう。見事な年賀状であった。

 帰ってからすぐ犬の散歩。病気?のメルは力強い足取りで歩き、私の方がかなり危なっかしい。あれこれ家の仕事が気にかかるが、明日こそ大掃除の真似事をしよう。

 夜になり、左足指が攣る。右足股関節も痛い。台所仕事で立ち通しはつらい。こうなったら松葉杖を使うしかないな。
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