ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

仔山羊との別れ。

2005年08月02日 18時41分54秒 | 山羊の話
前日、和田山のOMさんから電話があり、昨日10時ころ仔山羊を引き取りにきた。OMさんは前の山羊は14年飼ってたそうで、きっとこんどの仔山羊も大事に育ててくれるだろう。環境もここよりもずっといいかな・・・それにあそこだといろんな人がいるので、きっと仔山羊も退屈しないだろう。いつか大きくなった山羊をテレビで見るのが楽しみだ。
・・・なんて考えながら、ぽっかり空いた心の隙間を埋めている。

でも不思議な事に母親山羊は草を食べる事に夢中で子どもがいなくなったのにも気付かなかったようだ。姉妹やぎはいつもより泣いたけど、でも母親がそばにいるので、それほどパニックになることもなかった。もらわれていった仔もそれほど暴れる事もなく、というより、何が起こったかわからない風で車に乗せられて連れていかれた。ちょっぴりあっけなく、そしてとてもあわただしい別れだった。

とっても人なつっこい仔なので、きっとすぐみんなに慣れることだろうう。名前はつけてないけど、今までで一番可愛い仔山羊だった。
OMさんは6人家族で本格的な自給自足をされている。豚や鶏を飼い、パンも炭も焼き、水力で電気を起こしたり豚と糞でメタンガスをおこして利用したり・・・このぐうたら百姓にはなかなか真似できないような生活をしている。

あと一週間でもう一頭もいなくなります。さすがにこんどは母親山羊も子どもがいなくなったことに気付いて泣くだろう
コメント
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