家に近づくと、煙突から煙が立ち上っている。
それも四角いレンガの煙突の品のある煙ではなく、
丸いスチールの煙突から惨めったらしく、情けなく、貧乏くさく立ち上る。
この煙を見ると、「うんうん、苫家に帰ってきたんだな・・・」とほっとして、
百姓の本分に目覚めて地下足袋を履き、「さあ、野良仕事をしよう!」という気になる。でも玄関に入るとほんわりと暖かいので、まあお茶でも飲んくつろいでからやるかと、1~2時間が過ぎる。
ここら辺ではもう古民家はだいぶ少なくなった。隣のうちも普通の家。
これが昔の庄屋さんの家だったらよかったのに・・・、と思う。
すると我が家が強欲な庄屋さんの隣で細々と生きる貧しい百姓小屋という雰囲気が出たのに・・・と。
だるまストーブはほぼ一日中使っている。
それで毎日薪拾いにおわれている。この分ではそのうち裏の里山から枯れ木がなくなりそうなものだが、里山はとても豊かだ。それにもう誰も手入れをしなくなったので、枯れ木、倒木がいっぱい落ちている。適当な太さの枯れ木を探しては引っ張って来てノコギリでしこしこと切る。結構体力を使う作業だけど、このしこしこ感が実にいい!
里山は絶えず手入れをしておかないと荒れる。今、日本中いたるところ里山も竹林も荒れはてている。田舎の人はもてあまして誰も手入れをしようとはしない。もっと都会から百姓が(?)やってきてくれると里山もきれいになるだろう。昔の里山によみがえってほしいと思う。
それも四角いレンガの煙突の品のある煙ではなく、
丸いスチールの煙突から惨めったらしく、情けなく、貧乏くさく立ち上る。
この煙を見ると、「うんうん、苫家に帰ってきたんだな・・・」とほっとして、
百姓の本分に目覚めて地下足袋を履き、「さあ、野良仕事をしよう!」という気になる。でも玄関に入るとほんわりと暖かいので、まあお茶でも飲んくつろいでからやるかと、1~2時間が過ぎる。
ここら辺ではもう古民家はだいぶ少なくなった。隣のうちも普通の家。
これが昔の庄屋さんの家だったらよかったのに・・・、と思う。
すると我が家が強欲な庄屋さんの隣で細々と生きる貧しい百姓小屋という雰囲気が出たのに・・・と。
だるまストーブはほぼ一日中使っている。
それで毎日薪拾いにおわれている。この分ではそのうち裏の里山から枯れ木がなくなりそうなものだが、里山はとても豊かだ。それにもう誰も手入れをしなくなったので、枯れ木、倒木がいっぱい落ちている。適当な太さの枯れ木を探しては引っ張って来てノコギリでしこしこと切る。結構体力を使う作業だけど、このしこしこ感が実にいい!
里山は絶えず手入れをしておかないと荒れる。今、日本中いたるところ里山も竹林も荒れはてている。田舎の人はもてあまして誰も手入れをしようとはしない。もっと都会から百姓が(?)やってきてくれると里山もきれいになるだろう。昔の里山によみがえってほしいと思う。