ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

都市部と田舎町の人たちとの散策と交流の集い(1)

2010年03月30日 05時09分27秒 | 田舎暮らし
佐用町上月で行われた「都市部と田舎町の人たちとの散策と交流の集い」に参加した。
日ごろとっても出不精なのでこのようなイベントにはあまり参加しないのだけど・・・
上月城跡には一度登ってみたかったし・・・
一人ではなかなか面倒で決心がつかなかったし・・・
それでいい機会だから一大決心をして参加することにしたのだった。
それに去年の水害で大被害を受けた上月がその後どのように回復したかも知りたかったから。
上月に近づくと水害の傷跡はまだ残り更地が目立った。
多くの家が取り壊されたようだ。
みんなどこに行ったのだろう?
近くの実家や子供のうち?それとも都会に移っていったのだろうか?

集合場所は上月歴史資料館。
地元の人、地元の近辺の人、神戸のNPOの人を中心にすでに100人近くの人が集まっていた。
なんせ日ごろの癖、いつもぎりぎりに到着するものだから・・・

まず最初に行ったのは、隣にある旧大庄家・大谷家。いつもは非公開らしい。
ここも水害で床上浸水して、8つあった蔵も2つだけになり、昔の姿は見る影もないということだった。

それでも大きな母屋は残り古民家大好き人間には嬉しい。ただ建物は意外と新しく感じた。大分改修されているのだろう。梁も我が家の隣の集落にある千本本陣ほどには太くなかった。本陣と普通の庄屋の違いだろうか?
庭はよく手入れされていた。

ところで壊れた蔵の土の中から赤松の銘の入った刀が出てきたそうだ。
赤松家とは太平記で有名な初代の円心をのぞきどうしようもない家系で、将軍を殺し応仁の乱を引き起こし、最後は秀吉に滅ぼされた。刀を埋めたのもそのとき赤松の銘の入った刀を持っててはやばいと思ったのだろうか?

さて見学も終わり次はいよいよ上月城登山になった。
コメント
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