ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

工房の掃除

2015年01月04日 18時01分15秒 | 田舎暮らし
さすがに4日目ともなると何かしないとね。
そこで工房の掃除を始めた。
恐る恐る扉を開けると竹ひごが散乱して足の踏み場もない。
これじゃいい作品はできないよね。
そうそう今までろくな作品しかできなかったのはみんなこの工房が悪いのだ。

そこでかなりの躊躇の後掃除を始めた。
まずは散乱している竹ひごの整理。
みんな燃やしてしまったらすぐに片付くのだけど、
せっかく作った竹ひごや作る途中の竹ひごを捨てるのはなんとも惜しい。
それで長さごとにさらに身と皮ごとに仕分けていく。
なんとも気の長い話だ。
30分もするともううんざりして、あっ、いかん、山羊とニワトリに餌をやらねば、とか、
切りっぱなしでほったらかしにしていた枝を燃やさなければ、とか、
まあここはじっくり3日くらいかけて整理したらいいか、とか
考えて、というか口実にして早々とギブアップ。
あとは明日と明後日にしよう。
なんせ「明日できることは今日するな」を信条に生きてきた人間。
明日があるさ今日はほどほど適当に。
というわけで時間をかけてじっくりと工房の整理をしよう。
するときっと今までと違う素晴らしい作品ができるだろう。
もしできなかったら?
大丈夫、すでに言い訳は考えている。
なんせ中身よりも形から入る人間。
竹細工も陶芸もやっぱり普通の作業着姿ではさまにならない。
長靴や地下足袋で野球帽をかぶってる竹細工や陶芸の作家がいるか?
やっぱりここは作務衣で決めたい。
きっと作務衣と草履で決めたらいい作品ができるだろう。
ところが今の時期、作務衣は寒い!
というわけでそれを口実に夏まで素晴らしい作品を作ることを伸ばすことができる。
でも、それでも、もしできなかったら?
大丈夫、そのころはまたも工房はごみ屋敷になっている。
そうだ工房が悪いのだ!

かくも芸術の道は厳しいものなのだ。
コメント
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