「騎士団長殺し」

外は雨
しとしとと、昨日の晩から続いている。
朝室内で気温は５度。
マイナス１度～１度の朝が続いたので、暖かく感じられた。

こんな日は晴耕雨読といいたいところだけど、昼間はなんか落ち着かない。
読書は夜に限る。

村上春樹「騎士団長殺し・第一部」を読んだ。
村上春樹ってとっても面白いのでたいていは読んでるけど、それでもちょっと違和感を持つ。
ここは自分のいる場所じゃない・・・みたいな。
それで村上春樹のファンという気はしないし、ノーベル賞候補と言われてもピンとこない。
三島由紀夫の方がずっとノーベル賞にふさわしかったと思う。
ノーベル賞候補作・・・というよりも大衆小説という気がする。
そこらへんがなかなかノーベル賞をもらえない理由ではないだろうか？
まあとろうがとるまいが、ファンとは言えないのでどちらでもいいことだ。

一人暮らし

実はね、この２～３日一人暮らしをしている。
といっても家内がすっかりこのぐうたら百姓に愛想をつかして逃げ出したわけじゃない。
（うんうん、それは充分にあり得るのだけど、家内はとっても我慢強い人間なのだ。最もそれ以上にこのぐうたら百姓はさらにさらに我慢強いのだけど・・・）
あるやんどころない用で孫の所にいっているのだ。
それで今一人暮らし。
といっても息子夫婦が離れにいるので厳密には一人暮らしではないけど、この母屋では一人暮らし。
もともと一人暮らし大好き人間！
いつでも酒が飲める、いつでも本が読める、いつでもこたつで転寝できる。
食事だって玄米に味噌汁があればいい、それにイワシやサンマの缶詰でもあればもう充分。
もっとも息子夫婦と食事しているので、食の心配はまったくないのだけど、気分的には「雨にも負けず・・・」みたいな食生活が理想なのだ。

とはいえ、やってることはいつもと大して変わらない。
でも、とってもほっとする。
やっぱり一人暮らしが性に合っている。