がんばらないぞ！

がんばらないぞ！
いくらがんばったって、
行きつく先はみな同じ。
人は生まれた時から死への行進を始める。
それなら競馬馬みたいにまっしぐらにゴールを目指すのでなく、
あっちにふらふら、
こっちにふらふら、
寄り道しながらのんびりゴールにたどりつけばいい。

がんばらないぞ！

雪の写真

外は雨。
凍り付くような雨が、
しとしといとしと降っている。
今日も工房の掃除をしようかな～と思ってたけど、
こんな雨の日、なぁ～んにもする気がしない。
というわけで雪の日に撮った写真のアップです。



雪の日はみんな写真になりそうで、
後で見るとつまらない写真ばかり。
雪の輝きを撮るのは難しいね。
でもこれは輝いている・・・と、思う。



澄み切った青空に雪はよく似合う。
まぁ、普通の写真だけどね。



これ好き！
輝きの向こうに何かありそう！
（何にもないけどね・・・）



つららがいっぱい垂れ下がって・・・
うんうん、やっぱり古民家だねぇ・・・
つららを見るとついつい折りたくなる。
でも屋根まで上がって折る気にはなれない。



氷の中のナンテンの葉。
ここはメダカの水槽。
メダカも寒いだろうね。
もちろん凍っているのは表面だけ。
メダカまで凍っているわけではない。
もし北海道だったらきっとみんな凍ってしまうだろう。
メダカも凍ってしまうのかな？
メダカは生き返るのだろうか？

今日もヤギ食フルコース

冬になると冬のヤギ食フルコースが始まる。
竹の葉と椿の葉とススキ。
デザートにときどき枇杷の葉。
ところが山羊は枇杷の葉以外は仕方なくしぶしぶ食べて、
半分は食べ残して、
めぇ～～～！！
もっとましなもの出せ～～～！！

ねえねえ君たち、野生の鹿は今の時期、
とっても厳しく生きているんだよ。
食べ物が何にもなくて
里山まで降りてきて、
猟師に撃たれたりして、
そんな危険な目にあっても必死に生きているんだよ。

ねえねえここは好き嫌いしないで
えり好みしないで
この寒い冬を一緒に我慢して乗り越えようね
でも・・・

めぇ～～～！！

全然わかってくれない・・・

今日ものほほん

正月も5日となると正月気分もぬけ、
どこも仕事はじめ。
みんな、さぁ今年もがんばらなぁ～！と気持ちも新たに、
仕事を始めたことだろう。

でもこのぐうたら百姓はあいかわらず今日ものほほんと暮らしている。
今日も工房の掃除。
掃除というか竹ひごの整理で終わった。
工房掃除は明日までかかりそうだね。

工房の掃除

さすがに4日目ともなると何かしないとね。
そこで工房の掃除を始めた。
恐る恐る扉を開けると竹ひごが散乱して足の踏み場もない。
これじゃいい作品はできないよね。
そうそう今までろくな作品しかできなかったのはみんなこの工房が悪いのだ。

そこでかなりの躊躇の後掃除を始めた。
まずは散乱している竹ひごの整理。
みんな燃やしてしまったらすぐに片付くのだけど、
せっかく作った竹ひごや作る途中の竹ひごを捨てるのはなんとも惜しい。
それで長さごとにさらに身と皮ごとに仕分けていく。
なんとも気の長い話だ。
30分もするともううんざりして、あっ、いかん、山羊とニワトリに餌をやらねば、とか、
切りっぱなしでほったらかしにしていた枝を燃やさなければ、とか、
まあここはじっくり3日くらいかけて整理したらいいか、とか
考えて、というか口実にして早々とギブアップ。
あとは明日と明後日にしよう。
なんせ「明日できることは今日するな」を信条に生きてきた人間。
明日があるさ今日はほどほど適当に。
というわけで時間をかけてじっくりと工房の整理をしよう。
するときっと今までと違う素晴らしい作品ができるだろう。
もしできなかったら？
大丈夫、すでに言い訳は考えている。
なんせ中身よりも形から入る人間。
竹細工も陶芸もやっぱり普通の作業着姿ではさまにならない。
長靴や地下足袋で野球帽をかぶってる竹細工や陶芸の作家がいるか？
やっぱりここは作務衣で決めたい。
きっと作務衣と草履で決めたらいい作品ができるだろう。
ところが今の時期、作務衣は寒い！
というわけでそれを口実に夏まで素晴らしい作品を作ることを伸ばすことができる。
でも、それでも、もしできなかったら？
大丈夫、そのころはまたも工房はごみ屋敷になっている。
そうだ工房が悪いのだ！

かくも芸術の道は厳しいものなのだ。

日記

もう10年以上も日記をつけている。
書くのは嫌いなのでパソコンでエクセルでつけている。
年に1度列を挿入して1年分の日記のスペースを作る必要はあるけど、
まあそんなことは大した手間じゃない。

日記を読み返すことはまずないけど、去年のは同じ画面に出てくるので、スクロールしなくても目に入る。
そして毎年同じようなことしてるなぁ・・・
何の進歩もないなぁ・・・と思う。
でも一番思うことは、えっ、もう1年たったの？
ほんの数か月前だと思ってたのに・・・
1年が年とともにどんどん短くなってきた。

エクセルで日記をつける利点の一つは行の幅を自由に変えられること。
たくさん書きたいときはいくらでも書くことができる。
印刷された日記ではそうはいかない。
幅が広い日にでくわすと、何かあったのかな？とスクロールして過去の日記を見る。
そして、あ、そうか、あんなことがあったのだ。と気づく。
印刷された3年日記などだと3年たったら新しい日記にかえないといけないので、過去の出来事を見れなくなる。
それになによりいいのはただでできるのこと。

日記は毎日つけるのは面倒なので3日に1度くらいまとめてつけている。
するとあれっ？何してたのかなぁ・・・
となかなか思い出せない。
それどころか、今日なにしたかなぁ・・・ということさえ思い出せないこともある。
その時は比較的真面目につけてるブログなどを見て思い出す。
でもやっぱり日記は毎日つけたほうがいい。
そうそう、日記は毎日つけましょう！

このように日記はエクセルがおすすめだけど、
一番の欠点はパソコンの故障によって日記が全部消えてなくなる危険があること。
実は日記は15年くらいつけていた。
でもパソコンの故障によってもっとも古い3年間くらいの記録が失われた。
田舎暮らしを始める前後の3年間の、自分にとってはとっても貴重な記録だったのに・・・
この時のメーカーの対応には今でも怒り心頭。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
このメーカーの電化製品は今でも使わない。
でもその後このメーカー、パソコンから撤退した・・・ざまぁみろ！
なんてことはどうでもいいけどバックアップは取りましょうね。
手書きの日記だとバックアップとることはまず不可能だよ。
日記をコピー印刷する人なんていないよね。

というわけで日記はエクセルがおすすめ。
そして日記をつけることもおすすめ。
日記をつける人は人生を2度生きるという。
今日暮らしたことを思いだし反省し明日を生きる。

でも・・・このぐうたら百姓は・・・
今日暮らしたことを思いだし反省すると、
うんざりして、つくづく、あほだなぁと、思う。
そして・・・すっかりおちこんで・・・酒を飲んで・・・
ウィー！！！
いかん！そろそろ酒がまわってきた。
日記のことはまだまだ書きたいこといっぱいあるのに・・・
やめます。
ウィー！！！

正月3日目

正月も3日目ともなり、そろそろ何かしようかなぁ・・・という気も
残り雪を見るととたんにやる気をなくした。
陶芸か竹の作品を作りたいのだけど、
その前にごみ屋敷状態になってる工房の掃除をしないといけない。
去年中にするつもりだったけど、できなかったのだ。
はやく掃除をして初作品を作りたいな。

でもそろそろのほほんともできなくなる。
明日は宮の後片付け。
木の選定もそろそろ始めなければ。

ともあれこれからあいかわらずのほほんと晩酌タイムになる。
というか正月3日間はずっと晩酌タイムだったな。

雪国

いつものようになんてこともなく2日が過ぎた。
昨夜は雪がすごかったので30センチは積もるかなと思ってたら、10センチくらいだった。
それでも車にはどっさり雪。
昼頃どうやら雪も解けてきたのでフロントガラスの雪をかき分け、年賀はがきを出しに行った。
屋根に雪をいっぱい乗せたままで。
ところが前の車も後ろの車も対向車も雪がまったく積もってない。
きっとすごい山奥から出てきた、と思われたことだろう。
ここは同じ市でも一番北。
ここでどんなに積もっていても車で1５分も行くと、もう雪はうっすら。
さらに1５分も行くと雪が降った気配すらない。
さらに１５分行くと瀬戸内海。全然寒くない。
というわけでここは同じ市では北国。
ここから逆に北に１時間も行くとスキー場がある。
というわけでここは北国。
いつも寒さに震えている。
でも雪はそんなに降らない
わずか２日の雪に、もううんざりしている。

誕生日

昨日は誕生日。
えっ、だれの？

そして3日か4日になったころ・・・
あぁ・・・そういえば誕生日だったね。
と思い出される。

子供のころからずっと誕生日を祝ってもらったことなかった。
誕生ケーキなんかもらったことなかった。
誕生パーティーやってもらったことなかった。

いつも、あぁ、そういえば・・・
で終わった。
たまに思い出して「おめでとう」と言われてもそれは正月のお祝いのついで。
これは1月1日生まれの者の宿命というべきだろう。

さすがに自分の誕生日は覚えているけど、
内心、今日は誕生日なんだけど・・・と思っても自分から口に出すのもはばかられて、
いつも口の中で誕生日は終わった。

でも最近誕生日を祝ってもらえるようになった。
そして昨日、生まれて初めて、ケーキのローソクを消す！という儀式をやった。
やっぱりなんか照れくさい。
そしてもしこれが仏壇用のローソクだったら消すの大変だろうなとか、
線香だったら消えるどころかますます火が元気になるだろうなとか、
例によって余計なことを考えた。
なんせ根が素直でない人間。
偏屈な人間なのだ。

ともあれ昨日人並みの誕生日を迎えることができた。
息子夫婦が同居したおかげかも知れないなぁ・・・

竹鶴

竹鶴を飲んでいる。
＊余市を飲みたかったけど、ちょっと高かったので竹鶴にした。
ウィスキーを飲むのはほんと久しぶり。
昔はよく飲んだけどね・・・

ウィスキーはストレートで飲むことにしている。
それで今ではきつすぎる。
昔はよく飲んだけどね・・・

でも久しぶりに飲むと、うまいもんだね。
きつい中にまろやかで甘みがある。
国産ウィースキーというとやっぱりサントリーのイメージ。
ニッカはちょっと落ちるかなぁ・・・というイメージを持ってたけど、
飲んでみるとそんなことはない。
とってもうまいと思う。

ウィスキーを飲もうと思ったのはもちろん朝ドラを見たから。
「まっさん」を見るとやっぱり飲みたくなる。
ドラマはいよいよサントリー、いや鴨井商店をやめ北海道でニッカを起こす舞台になる。
酒飲みには楽しいドラマだ.

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

外はうっすらと雪。
この雪のようによいことが降り積もったらいいな。
この万葉集最後の家持の歌にいかにもふさわしい天気です。

　あらたしき年の初めの初春の
　今日降る雪のいやしけよごと