ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

お通夜と葬式

2016年06月20日 05時43分02秒 | 田舎暮らし
葬式は寂しい。
感傷的な意味でなく人の数が・・・
たしか昔はそうではなかったような・・・

お通夜は、身内か、親しい人、他の用で葬式に出れない人が都合のいい時間に来て、線香をあげ、帰っていく。
そこには御馳走や酒などが用意されていてちょっとだけつまんで、ちょっとだけ呑んで、帰っていく。
参列者は正装の人も多かったけど前もって準備してたと思われないようにわざと突然知ったという風に私服で黒い腕章だけをつけて参加したりしたり・・・

しかし今では通夜も葬式も同じ。
始まる時間が決まり、僧侶の読経と焼香。
葬式との違いは火葬場への出棺のお見送りだけ。
それならお通夜は家族や親族だけにして、他の人は葬式だけ参加にした方がいいじゃない?と思う。
でも、とはいえ、通夜は夜、葬式は昼。
平日だったら時間がとれない人も多い。
それに普通だと亡くなった日は家族だけ、翌日お通夜、そして次の日葬式。
途中「友引」が入るともう一日伸びたりする。
この間3~4日、家族の体力的な負担は大きい。

こう思うとここに来た当時の村の風習、家や公民館で、
すべての手続きや料理などみんなでやる。
喪主の家族・親族は何もしないでただ弔ったらいい、
こんな習慣いいと思うしそれが本来の葬式の姿ではなかったかと思う。

でもとはいえ自分ではやっぱり家族葬をそれも直葬を選ぶだろう。
読経はいらない、
墓もいらない。
今年植えた枝垂桜に散骨してくれるだけでいい。
春になり桜が咲くころほんのちょっとだけ思い出してくれたらいい。

そして春になって・・・
そういえば、滅茶苦茶呑兵衛の・・・
まったくどうしようもない人間がいたなぁ~・・・

なんて、ほんのちょっとだけ思い出してくれたらいい。

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家族葬

2016年06月18日 18時47分19秒 | 田舎暮らし
また一人集落の人が亡くなった。
ここに来てからいったい何人亡くなったのだろう?
人もだいぶ減った。
兵庫県というと神戸・芦屋・西宮など阪神地区があるため都会だと思われそうだけど、
実は全国有数の高齢化県。
それで周辺部は過疎が進んでいる。

ところで葬儀というと冠婚葬祭の中で田舎では最も大切な行事。
集落の人は必ず仕事を休んで夫婦で参加しなければいけない。
そして受付は集落の男性の仕事、
女性は自宅や公民館でしてた頃は料理などを作ってとっても忙しかった。
ところが今ではみんな葬式は葬祭場でする。
葬儀社がセットするので受け付けはするものの女性陣は手持無沙汰。
葬儀がすべて終わった後、喪主側は集落の人にお礼の接待をする。
しかしこれは何とも居心地が悪い。
何にもしてないのにごちそうになっては悪い・・・
喪主側もみんな仕事を休んで手伝ってくれたことが何とも心の負担になる。

というわけで、最近は家族葬が増えている、
家族葬だと集落の人は手伝わなくてもいい。
喪主側も一切の段取りは葬儀社に任せておけばいいので精神的な負担は少ない。

今日お通夜に行ったけど、家族葬とは言いながら実は集落の人はほとんど来てた。
ただ受付に集落の人がいなかっただけだ。
普通の都会の葬式の雰囲気だった。

きっと何百年か続いた田舎の葬儀の風習が、
田舎暮らしでここに来た15年近くの間に今大きく変わったようだ。

最初公民館での葬儀に立ち会ったときすっかりカルチャーショックを受けた。
集落の人は印鑑を預かり銀行の通帳も預かり死亡届を含めすべての手続きをし必要な金を銀行から引き出す。
女性陣はその家の経済事情はわかってるのでそれに応じた料理をみんなで作り参列者にふるまう。
喪主の家族は何もすることはない。
家族でただ弔うことができる。

こんな葬式の風習、とっても新鮮に思ったけど、
自宅や公民館でやる分にはいいけど、葬儀社となると事情は違ってくる。
田舎の葬式・・・ずいぶん変わってきたけど、それはそれでいいことだと思う。


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2016年06月17日 18時38分01秒 | 鶏の話
暑くなると卵の産みが極端に悪くなる。
寒くなるともっと悪くなる。
それに鶏は卵を抱くともう産まなくなる。

ところがスーパーなどでは冬も夏も普通に卵が出回っている。
これって変だと思わない?
普通、養鶏場では冬は夜も明かりをつけて、まだ冬じゃないんだよ~、と、鶏をだまして卵を産ませる。

鶏が卵を抱いたら産まなくなるのでこれは困る!
というわけで卵を抱かないで、ただ産むだけ。
そんな人工的に品種改良した鶏の産む卵をみんな食べてるんだよ。

江戸時代卵の値段を今の値段に換算すると1個500円くらいだとか。
これわかるような気がする。
それは烏骨鶏の卵の値段(今は少し安くなったけど)1個500円くらいだった。
ウコッケイは月に1週間くらいしか卵を産まない。
それで500円という値段わかるような気がする。
でもこれが普通なんだよ。
鶏は一日一個卵を産み5~6個たまったら抱く。
そして21日間ほとんど飲まず食わず献身的に抱き続けて孵す。
そしてヒヨコが孵ったら数か月子育てをする。
この間も卵を産まない。
これが自然のあるべき鶏の姿なのだよ。
所が今では鶏はほぼ年中産む。
そう、みんなそんなとっても不自然な卵を食べてるんだよ。

鶏肉だってそう。
昔は田舎に行くとどこも鶏を飼っていた。
でも鶏肉を食べるれるは正月や祭りの日、祝い事があった日だけ。
でも今ではいつでも普通にみんな食べている。

暑くなると卵の産みが極端に悪くなる。
今30羽くらいも鶏がいるのに自給にさえこと欠いている。
それでついつこんなぐち言いたくなる。
でもとってもありがたくいただいているよ。
我が家の卵美味いよ、日本一美味いよ、世界一美味いよ・・・と思いながら。
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梅雨

2016年06月16日 21時48分43秒 | 田舎暮らし


梅雨、雨、滴

しとしと、じめじめ、降ってます

それで雨の写真です。



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工房の掃除

2016年06月16日 18時40分09秒 | 竹細工
もう1年近く、竹細工な~んにもできてない。
仕掛品はいっぱいあるけど、作ってるうちに先が見えるとすぐにやる気をなくして途中で放り出す。
陶芸だって目標の半分もできてない。

いったい原因は何だろう?
いろいろと考えた末やっと思い当たった。
そうだ工房が悪いんだ!
工房なんて名ばかり。
その実ごみ屋敷。
たかだか3畳くらいの工房で入口から窓までたどり着くのにとっても苦労する。
なんせ普通に歩けない。
障害物をひょいと飛び越え、またもひょいひょいと飛び越え、
そして何とか窓までたどり着く。
こんな汚い工房で芸術作品が作れるか!
そうだ今までろくな作品ができなかったのはこの工房のせいだったんだ!

でも・・・そうはいっても、悔しいことにこれを他人のせいにすることができない。
「あんたが掃除しなかっただけだろう?!」
と、言われると、
うん、まあ、そのう、あのう・・
と口ごもる。
それで雨も降ってたし他にすることもないので思い切って、
清水の舞台から飛び降りるような決意で掃除をした。

そしてなんとか入口から窓まで普通に歩いて行けるようになった。
本当は(誰も信用しないけど)根がきれい好きなのだ。

これからは、きっと竹細工も陶芸もいい作品ができるだろう。
そんな予感がする。
そしてそれ以上にすぐにまたごみ屋敷に戻るだろうなぁという予感がする。
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作陶

2016年06月14日 20時49分46秒 | 陶芸
いつものことながらの先送り人生。
昨日と一昨日、あわてて小皿を5枚作陶。
木曜日に素焼き。
普通だったら乾燥絶対間に合わないね。
でも今の時期2日晴が続いたら薄い小さい皿だったら間に合うはず。
というわけで天気頼みの作陶。
今日はいい天気だった。
明日も今日の天気だったらなんとか間に合うだろう。

相変らずの天気頼みのその日暮らしの先送り人生だ。
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堕ちた!

2016年06月14日 18時50分51秒 | 酒の話
堕ちた!
瓶から紙パックへ
紙パックからペットボトルへ

堕ちた!
純米酒から本格焼酎へ
本格焼酎から甲乙混和へ

4リットル2000円。
ちょっと迷ってから買った。
買ってしまった。

この重さがいい。
この値段がいい。

なんせ4リットル2000円!
それに夏はやっぱりお湯割りはつらい。
ロックでもいいのだけど、なんか量が物足りない。
それで麦茶で割ったりする。
でも麦茶で割るなら甲乙混和でもいいんじゃない?

それで買った。
勝ってしまった。

そして麦茶割りで飲んだら・・・
う~~~~ん
(まず~~~い!甲乙混和といっても甲の方がずっとずっと多いんじゃない?)

それで甲乙混和の芋焼酎を呑みながら・・・
しみじみ、堕ちたなぁ~、と思いながら・・・
でもまだ甲がいるよ、そこまで堕ちてないよ・・・
と、思いながら・・・
しみじみ呑んでます。

(甲類や甲乙混和ファンの人ごめんなさい!これはあくまで個人的な感傷、いえ感想です)
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飛行機雲

2016年06月12日 16時10分29秒 | 田舎暮らし


いかにも梅雨らしくしとしとじめじめ降っている。
こんな時はブログだけでも晴たいもの。

ここはいつも真上を飛行機が飛んでいる。
東の方から西の方へ、大阪や神戸からきっと山陰や韓国や中国方面に飛んでいるのだろう。
(逆はコースが違うのか見ない)

それで飛行機雲もまっすぐに真上にできる。



それで?
それだけ・・・

どうってこともない写真だけど、
梅雨のあいだのほんの気晴らしの写真でした。
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おかわり~!(2)

2016年06月11日 19時56分20秒 | 酒の話
スズメバチ退治のペットボトル・・・

ここで、ふと思った。
これ、他のことに使えるんじゃない?
酔っ払い退治に。

大きなペットボトルを作って、中に酒を入れたら・・・
きっと酔っ払いは引っかかるはず。
これは酔っ払い退治になるのではないか?

酒に浸かり、酒は飲み放題!
これ、きっと、絶対、酔っ払いは引っかかるよ。
少なくともこのぐうたら百姓は真っ先に引っかかるよ。
これいいんじゃない?
死ぬまで呑み放題。
これきっと酔っ払いは引っかかるよ。
少なくともこのぐうたら百姓は。
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おかわり~!

2016年06月11日 19時09分38秒 | 蜂の話
ペットボトルにスズメバチのごちそうを入れて、果樹園に吊るしてたら、
スズメバチがいっぱい食べに来て、もうあふれそう!
まるでおかわりを催促されてるみたい。

それでおかわりをあげることにした。
今までは、酒とか蜂蜜とか酢とか・・・ごちそうをいろいろ詰めてたけど、
面倒くさくなって、たまたまブログで見てカルピスウォーターだけでいいというブログを見て、
しめた!これなら楽でいい!!安上がりでいい!!!
それでカルピスウォーターの大きなサイズを買ってきて、
ペットボトルに少しづつ入れていく。
酢を入れるとミツバチはこないということなので酢もちょっとづつ入れて、
そのうちスズメ蜂だけにやるのはなんかもったいないような気がして、
ごくごくとスズメバチの飲みものを盗んで飲んだりして、
果樹園の木に何か所か吊るした。

「はい、おかわりだよ」
きっとこれでスズメバチも大喜び!
これで3杯目だよ。

でも・・・これにはスズメバチにとってちょとした不都合が・・・
それは一度入ったら2度と出られないこと。

ざま~みろ!!!

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ひよこ

2016年06月11日 02時27分20秒 | 鶏の話


ひよこが5羽生まれた。
6個抱いて5羽!
いつもは1羽か2羽しか生まれないことも多いので、これはうれしい!



それで写真をいっぱい撮ったけど、これがとっても難しい。
ひよこはちっともじっとしていない!
それでピントが合わない!
慌ててシャッターを押すので、ろくな写真が撮れない!

下手な鉄砲、数打ちゃ当たる。
下手な写真も、数撮りゃ当たる?
当たらない!
それでまあましな写真のアップです。





ひよこ5羽勢ぞろい、の写真を撮りたかったけど、
動き回るひよこ相手に、記念写真。
横1列に並んで、
「は~い、ぴよぴよ」(パチリ)
・・・というわけにはいかない。
これが5羽何とか確認できる写真です。



これからしばらく狭いケージの中で暮らす。
他の鶏からいじめられても逃げ出せるくらい大きくなるまで、しばらくの辛抱だよ。
でもきっと親子水入らずで安心して暮らせる幸せな時。







21日間、ほとんど飲まず食わずで献身的に抱き続けた親鶏も、
きっと今が一番幸せな時だろう。


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焚火

2016年06月10日 20時50分44秒 | 田舎暮らし
すっかり真夏の猛暑。
よっと動くと汗びっしょり。
こんな時には焚火に限る。
えっ、焚火?
薪用に切ってそのまま乾かしていた木の枝や葉を思いっきり焼いたのだ。
梅雨でまた濡れてもかなわない。
せっかくの晴れ間、小枝を切り落として薪置き場に積み上げようと思った。
というわけで猛暑に焚火。

う~~~~ん、真夏に焚火なんてするもんじゃない。



ここに枝を落とした薪を積み上げた。
薪?普通だったらきれいに切りそろえて積み上げるよね。
でもこちらは普通じゃない、どうしようもない先送り人間。
今やることはとりあえず雨除けして木を乾かすこと。
冬が来たらキリギリスのように「困った困った」と嘆くのでなく、
とりあえず乾かしてた木はあるのであとは薪ように小さき切ればいい。
必要になったらこのぐうたら人間だって仕方なくやる。
というわけで今は適当に切って、トタンを書けて雨だけはなんとか防いだらいい。



こちらは一応ちゃんと作った薪置き場。
それでも適当に切って並べてるだけ。
頑張らないぞ!をモットーに
明日できることは今日するな!をモットーに
毎日適当に生きてるんだよ。
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ひげ

2016年06月09日 21時33分38秒 | 田舎暮らし
ひげがますます伸びてきた。
ひげは別に何の努力しないでも勝手に伸びてくる。
剃らないでいいのでこれは気楽でいい。
・・・と思ってたけど、それがなかなかそうじゃない。
しょっちゅう髪を触ってる女の人がいるけど、きっとそれと同じ。
なんかついつい気になってあごひげを触ったり、つまんだり、引っ張ったり、口で噛んだり、
やっぱり邪魔だね。
それに自分では少しも似合ってるとは思わない。
むさくるしいだけ、
貧乏ったらしいだけ、
惨めったらしいだけ、
このみすぼらしさ、このみみっちさ、
東京都知事以下だね。
・・・なんて思ってたけど、
それが意外とみんなから「似合ってる!仙人みたい」と言われている。
うんうん、そうか、そうなのか。
すぐにその気になる単純な男なので、
これからは仙人で生きていこう!
霞だけ食べて、酒だけ呑んで仙人暮らし。
うんうんそれも悪くない。
そして白髪三千丈。
あごひげ三千丈。
杖を突きヒョウタンを腰に下げ、
うっかり自分のひげを踏んでつまずきながら、
生きていくのも悪くはない。



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予定日

2016年06月09日 21時19分34秒 | 鶏の話
今日は予定日。
鶏小屋に行くと割れた卵がいくつかあった。
割れてない卵は1個だけ。
ヒヨコが孵ったのかな?
でも・・・姿が見えない。

きっとヒヨコはかくれんぼ。
きっと親鳥の羽の中に隠れてるのだろう・・・

ときどきそわそわ見に行っても姿がない。
きっと親鳥の羽の中で眠っているのだろう・・・

・・・と思いながら一日が過ぎた。
明日は会えるかな?
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陶芸の新作

2016年06月08日 18時38分53秒 | 陶芸
久しぶりに陶芸の写真。





この二つはどちらも素焼きに透明の石灰釉だけを塗って、ビー玉を入れて焼いたもの。
とってもきれいな色が出てたのでこれからもいくつか作ってイベントで売ろうかなぁ・・・







上記三つは違った粘土を練り合わせて釉薬をかけたり、塗ったりしたもの。
意外と面白い効果が出てたのでこれからもしばらくやってみようと思っている。



これは青磁の大皿。
青いペンキを塗ったような感じでもう一つ不満。
でもこの色は別の作品で使えそう。
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