ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

呑み会

2018年09月10日 17時47分38秒 | 田舎暮らし
昨日は一日雨、時に激しく、洪水にならないかなぁ~なんて、不安に思いながら、
なんと、なんと、こんな日に、呑み会!

最近はすっかり偏屈人間になってるので、呑み会なんてずっ~と参加してない。
でも本当は「呑み会」と聞くと心が動く。
思いっきり呑めるぞ!と、ついつい心が動く。
卑しい卑しい心が動く。
なんせ呑むためだったら悪魔にだって心を売る、まったくどうしようもない人間なのだから・・・

場所は隣の町の古民家ダイニング道満
ここで、田舎暮らし仲間が集まって、大いに呑もうという会。

こちらは最近すっかり偏屈人間。
すっかり出不精になってるけど、
でも呑むのを誘われたら(自称プロの)酔っぱらい人間としては断るわけにはいかない。
ここ「古民家ダイニング道満」は昼間だけしか営業してないのでほとんどの客は夜の良さを知らない。
縁側で見る蛍の光り、
縁側で聞く虫の音、
縁側に輝く無数の星たち、
そして部屋を照らす手作りの灯り。
こんな美しい世界をほとんどの客は知らない。

それで雨の降る夜の古民家の呑み会。
田舎暮らし仲間が集まって、過ぎた夏を、秋のはじめを、
見ず知らずの土地にやってきて、今の暮らしのことをしみじみと・・・
苦労話や楽しかったことなどを、しみじみと話す、
そんな会・・・

・・・ところがその実単なる呑み会、
虫の音も星の光も手作りの灯りも、
そんなことには何の関心もなく、ただただ呑むだけ人間の集まり!
こんな会大好きだよ!






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ちょっぴり遠出~FAN美術館(7)

2018年09月08日 17時32分32秒 | 田舎暮らし
次はなんと、岡本太郎とピカソのコーナー。
なんでこんなところに岡本太郎やピカソがいるの?
しかもたいてい決まって日の当たる場所にいる岡本太郎やピカソが、ここでは片隅でひっそりといじけて(?)暮らしている。
「場違いなところにきてごめんなさい!」と謝っているかのように・・・



岡本太郎は相変わらずここでも自己主張をする。
小品でも大作のように自己主張をする。





次はピカソ。



ピカソの晩年の珍しい陶芸作品を中心に展示されていた。



陶芸でもやっぱりピカソはピカソ。
多国籍作品だ。
でもじっと見てたらとっても落ち着く。
こんな作品を毎日見て暮らせたらいいだろうな。









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北の桜守

2018年09月08日 17時12分18秒 | 映画の話
毎月第二土曜日は映画の日。
市民ホールで上映会がある。
先月はうっかり見るのを忘れたけど、今月は「北の桜守」
樺太からの引揚者の話。
主演は吉永小百合。
吉永小百合は今でも人気らしく、ほぼ満席。

映画が終わって、
あちこちで「よかったねぇ~」「感激した」という声が聞こえた。
でも自分では「よかったねぇ~」と思いはあるものの、それ以上に白けていた。
それは画面が突然「舞台」に代わること。
大げさな、わざとらしい動作、絶叫調の言い回し。
どうも演劇は苦手だ。

いったい、どうしてあんな場面展開が必要なのか?
監督は「鎌田行進曲」を意識してたのだろうか?
「鎌田行進曲」では最後のスタジオのセットの場面はとっても生きていた。
でも「北の桜守」ではわざわざ演劇の舞台に変える必然性をまったく感じなかった。
普通に映画にしてたらもっと良かっただろう。
というわけでこの映画40点程度にしか評価しない。
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多肉植物

2018年09月07日 19時55分52秒 | 陶芸
多肉植物を始めてまだ数カ月しかたたないのに、
もう25種類ほどある。
そのうち買ったのは半分、あとの半分はもらった。
どうやら多肉植物は買うよりももらうものらしい。

ほんの数カ月の間に25種類ほどにも増えた。
それで種類の名前もほとんど覚えていない。
育て方もよくわからない。
他の草花だと園芸が趣味だったので育て方はほぼわかる。
土の表面が乾いたら水をやればいい。
でも多肉植物はそうではないらしい。

多肉植物は普通の園芸植物よりも、どんどん増えるらしい。
でもまだ増やし方がよくわからない。

でも今多肉植物に夢中になっている。
正確には多肉植物の鉢づくりに。
思いっきり変わった鉢を作りたい。
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ちょっぴり遠出~FAN美術館(6)

2018年09月07日 17時53分23秒 | 田舎暮らし
FAN美術館レポートまだまだ続いている。
(もういい加減やめようね)

さて今度は再び本館に戻ると、
受付の人、学芸員の人かな?「お帰りなさい」のあと、玄関に置いて「ドラをたたいてみてください」
このドラ、最初に入った時、気づいてはいたけど、薄暗かったし、なぁ~んだまだ開館してないんかなぁ・・・なんて思って鳴らさなかった。
そしてつい遠慮して、恐る恐るたたくと「もっと強く・・・」と言われて、
強くたたくと、音の輪が波紋のように広がってくる。
とっても奥深いいいどらの音だった。
このドラで受付の人を呼び出す仕組みになってるらしい。

しかし、なんだねぇ~・・・
入口はその美術館の顔。
節電は悪いとは言わないけど、ついつい引くのでなく、人を呼び込むような節電であってほしい。
ここはドラだけにスポットを浴びせたら・・・
「このドラをたたいてください!」というメッセージにも・・・
もっともっと興味は盛り上がってたのに・・・

なんてついつい思いながら、
ドラの音に満足しながら、
現在の備前焼きの展示場に行ったのだった。



古備前なんて及びもつかぬ。
啓さんの作品なんて及びもつかぬ。
でも現代備前を見ると、とっても楽しい。
そして、なんか作れそうな気がする、
作ってみようかなぁ~なんて・・・ついつい、
そんな気がしてくるのがとっても楽しい。












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卵の赤身

2018年09月06日 19時50分24秒 | 鶏の話
鶏を飼っているので市販の卵を買うことはまずないけど、
たまに買うと、あるいは外食すると、
卵の赤身がとっても気になる。
卵って黄身だよ。
里山で普通に飼ってたら黄色になる。
それなのにあの異常な赤身。
(内心)とっても気持ち悪い!
あの異常な赤身は消費者の好みに合わせて生産者が作ったから。
どうして消費者はこんな赤みを選ぶのかな。

なんて思ってたら・・・
近頃なんか黄身の色が濃くなってきたな・・・
そして市販の卵と同じ赤いのも産み出した。
えっ、なんで?

どうやら餌に関係があるらしい。
近頃売れないカボチャをよくやっている。
どうやらそれが原因らしい。

とすると・・・

赤身・・・気持ち悪~い!
という考えを変えないといけないようだ。
餌により季節により黄身の色はかわる。
それが自然なこと。
でも年中、赤身って・・・
やっぱり・・・気持ち悪~い!
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ちょっぴり遠出~FAN美術館(5)

2018年09月05日 18時16分26秒 | 田舎暮らし
さて(まだまだFAN美術館レポートは続いています)なんかわけのわからぬ、それでもとっても楽しい車などを見たあと、
その前には工房が・・・



窯がいくつもあった。
(人はいなかった・・・)



藤原啓さんは実は詩人。
そして40歳になってから故郷の備前に戻って陶芸をはじめたらしい。
そして「人間国宝」にまで登りつめた。
藤原啓さんの作品を見ると、ひたすら古備前を求め続けて来たにも拘わらず、
そこにない詩人の心をついつい感じてしまう。
そこが藤原啓の魅力だと思う。
備前は今でこそもてはやされているけど、しょせん当時は実用品。
時代の輝きを外して見たら所詮単なる実用品なのだ。

ところで藤原啓さん以後、2代目3代目が立派に継いできた。
そしてこの工房、きっと三代目の工房なのだろう。

ここでは陶芸の体験教室もあるけど・・・パス!
再び本館に戻った。
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秋の宴

2018年09月05日 17時47分56秒 | 酒の話
まったくいい加減にしてよ!
小手先だけの新製品で酒飲みを騙すのは。
毎年毎年・・・ほんのちょっとだけ味を変えて新製品を売り出すのは。
もううんざりだよ!

といいながらスーパーで新製品を見ると、ついつい買ってしまう。
いい加減にしてよ!といいながら。
というわけで今、秋の宴を飲んでいる。
「どこが秋じゃ!」
「どこが宴じゃ!」
と思いながら・・・
軽いすっきりした感じの、記憶に残らない味。

もういい加減にしてよ。
小手先で売るのは。
そんな開発資金があるならメーンのビールの価格をもうちょっと下げらどう?
アサヒだったらクリーアーアサヒがあるだろう。
サントリーだったら金麦があるように。
(実はどちらも好きじゃない)

とにかく最近の新製品で唯一定番になったのはサントリーの「頂8%」だけ。
あとはいらない。
(こちろんこれは個人的な感想です)
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テニス

2018年09月04日 17時53分37秒 | 田舎暮らし
「スポーツ、何かやってました?」
「ええ、テニスを少々・・・」
「えっ、テニスをしてたのですか?!」
とたいていの人は驚く。

だってこちらはどう見てもスポーツにはまったく縁のない人間。
根がぐうたらな文科系人間なのだから・・・

でもテニスをやってたのはうそではない。
「少々」というのはさらにうそではない。

高校時代ほんの数カ月テニスをやった。
それももっぱら壁打ち専門。
コートでやったことは数えるしかない。
それでテニスのルールも知らない。
数カ月もテニスをやってて、何点取ったら勝ちか、そんなことも知らなかった。

なんせスポーツにはまったく縁のない人間。
体を動かすよりも頭を動かす方がずっといい。
頭も体も動かさないでのほほんと時間を過ごす方がさらにいい!
そんなあほなことばかり考えてる人間だった。

それでも、
「スポーツ、何かやってました?」
と聞かれると、
「ええ、テニスを少々・・・」
と答えられるのが、とっても気持ちい。

それで今度会ったらぜひ聞いてくださいね。

「スポーツ、何かやってました?」

「ええ、テニスを少々・・・」
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台風

2018年09月04日 17時17分03秒 | 田舎暮らし
とっても強い台風が神戸に上陸した。
でもここからは東、ここでは雨はかなり降ったけど、風はほとんど気にならなかった。
この前の台風でも隣の姫路市に上陸したけど、風はほとんどなく雨も大したことはなかった。
台風の東と西ではずいぶん違う。
大阪では大変だったらしい。

これはほんのちょっとした違い。
人の運・不運も紙一重。
人の定めも西東。
一人は王様、一人は牧童。
知恵才覚を巡らしても、人の定めは変えられない。

そうそうせめて、
歌で終わるが世のならい。
酔って終わるが世のならい。

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ちょっぴり遠出~FAN美術館(4)

2018年09月03日 19時15分13秒 | 田舎暮らし


さて次は、なんと車!
外に出て坂道を上ると・・・
掲示板がなければ普通の民家。
でも玄関はというとそこは「スタッフ専用」
そばのガレージみたいな扉を開けると、この車。



あいにく作者の名前をメモするの忘れたので作成者はわからないけど、こんな作品大好きだ。
こんな車で街中を走ったら楽しいだろうな。
ナンバープレートがあるところを見ると現役の車らしい。





平面なのに立体的に見えるだまし絵。



これは何?



とっても楽しい空間だった。
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台風が・・・

2018年09月03日 19時07分06秒 | 田舎暮らし
明日台風が来るらしい・・・
早くも風が怪しげ。
またも阪神直撃らしい。
前回の台風のように風もそこそこ、雨もそこそこ・・・であってほしい!
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ちょっぴり遠出~FAN美術館(3)

2018年09月02日 17時24分16秒 | 田舎暮らし
さて、FAN美術館・・・まだまだ続くよ。
たかだか一つの美術館に行ったからと言って、こんなに長くブログネタにする人はそうはいないだろうね。
でもでも続けるよ。
1800円、じゃなかった1500円の元を取らねばね。
(もう、とっくにとってる!)

さてさてFAN美術館の魅力はこれからなのですよ!
次はガラス細工。



エミール・ガレとドーム兄弟(オーギュスト・ドームとアントナン・ドームの展示)



いかにも「高そぅ~~~!」な花瓶などの展示が薄暗い部屋で眠っていた。
入口の何ヵ初かの明かりを自分、自分なりに、調整しながら見るのはとっても気分がいい!
昔、ガラス細工やりたいなぁ~なんて、ほんのちょっぴり思った時があったけど、
それは無理!すぐに諦めた。
そう、それは賢い選択だった。



それで今は見るだけ。
そうそう見るだけ人間が一番いい!
今はそう悟っている。







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列子

2018年09月01日 17時16分15秒 | 本の中から
諸子百家の時代は中国の歴史の中でもとっても魅力的な時代だ。
漢以後、儒教に汚染された中国は実につまらない。

諸子百家の中では韓非子が好きだ。
荘子もおもしろい。
孔子は未だに良さはわからない。
退屈なだけだ。
論語を読んでも少しも心に響かない。
孔子がなぜあれほど尊敬されてきたか・・・少しも理解できない。
儒教にゆがめられた頭でなく普通に自分の眼で見て自分の頭で考えたら・・・
はたして孔子ってそんなに素晴らしいのだろうか?
孔子の教えって、権力者の権力維持の道具でしかなかったのではないだろうか?
ドイツの哲学者・ショーペンハウエルも(わかりやすい言葉で)言っている。
孔子・・・「退屈だ!」
荘子・・・「とっても面白い!」
これが普通の当たり前の感覚ではないだろうか?

でもまあそれはそれとして、たまたま列子を読んだ。

列子は思想書というよりは説話集という感じで、それだけに読みやすい。
思想的には荘子に近い。
荘子と共通する説話もたくさんのっている。
この列子の中には「杞憂」とか「朝三暮四」とかの有名な逸話も多い。

ところで書きたかったのは「朝三暮四」の話。

猿を飼ってた人が、猿が増えすぎたので餌代をけちろうと、猿たちに提案した。
「これからは栃の実を朝3つ暮れに4つにしようと思うがどうだろう?」
すると猿たちはみんな怒って反対した!
そこで「では朝4つ暮れに3つで、どうか?」と言ったところ、猿たちは大いに喜んだ。

これは猿たちの愚かさを笑った話。

でもはたしてそうだろうか?
じつは猿たちはとっても賢いと思うのだ。
この猿は経済の原則をよく知っている。
朝多い分の1個を他の猿に貸し付けて夕方利息をとって多く返してもらったらいい。
栃の実では実感はわかないかもしれないけど。
もし夏の初めに夏のボーナスを30万、冬にボーナスを40万払うか
夏に40万、冬に30万払うかどちらがいい?
と聞かれたら誰だって夏の40万を選ぶだろう。
この10万の差をうまく使ったらもっと増やすことができるだろうから・・・
というわけで実に賢いサルで、それをバカにして笑う人間の方がずっと愚かだと思う。

あるいはそんなせこい話ではなくてこの猿、実はメタボ猿で最近体重のことがとって気になってならない。
そんなダイエット志向の猿だったのかもしれない。
それで朝は軽く、夕食はたくさん、でなく、
朝は充分に夕食は軽く。
と思ったのかもしれない。

こう考えると愚かなのは猿ではなく人間の方だと思えてならない。
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ちょっぴり遠出~FAN美術館(2)

2018年09月01日 11時12分07秒 | 田舎暮らし


ここはもともとは藤原啓記念館。
藤原啓という人の備前焼や古備前を展示してあった・・・らしい。
その後他のまったく違った作品も展示してFAN美術館になった・・・らしい。
それで陶器だけでなく他の何の関連もない展示も見れて楽しかった。

それに写真撮影も自由にできたのでこれはうれしかった。
しかし「写真撮影禁止」の美術館や博物館が多いのはいったいどういうわけだろう?
写真を撮らせたからと言って減るわけないのに・・・
まあ絵だったらあるいはフラッシュ撮影で傷むことがあるのかもしれないけど、
それならフラッシュ撮影禁止とすればいいだけじゃないか。
まして陶磁器なら傷むこともない。
写真撮って何が悪い?・・・といつも思っていた。

というわけで写真をたくさん撮った。
これはその中の一部。

客はほかにいなかったので一人でゆっくりまったり見ることができた。

やっぱり備前はいいね、独特の風格がある。















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