ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

チャールズ皇太子の再婚

2005-02-10 18:37:26 | イギリスの時事
チャールズ皇太子とその愛人カミラ・パーカー・ボウルズが結婚することになった。日取りは4月6日という説が一番有力である。5月の総選挙を控え、その前におめでたい出来事で国民の気分を高揚させようという現ブレア政権の思惑が絡んでいるらしいが、果たしてこの結婚に気分をよくする国民が何人いるだろうか。これまで何度も行われている世論調査が示すところによると、国民の感情はチャールズ皇太子の再婚について徐々に好意的に動いている。が、なんと言っても、故ダイアナ妃を惨めな結婚生活に追いやった不倫の2人である(ダイアナ妃自身、かなり浮気はしたけどね)。8年前にダイアナ妃が亡くなった当時の国民の彼女に対する熱狂が本物ならば、この再婚はそれほど歓迎されないのではないか。

式はウィンザー城の王室の私的な教会で、小規模に行われるようだ。チャールズ皇太子もカミラ・パーカー・ボウルズも離婚経験者である点が、チャールズ皇太子の最初の結婚式のように大々的な国民行事にならない理由の一つである。もっとも、昨年スペインの皇太子が離婚経験者であるテレビのニュースキャスターと結婚したときのスペイン国民の歓迎ぶりには驚いた。カトリック国であるにもかかわらず、皇太子の離婚経験者との結婚にはそれほど反対はなかったようである。もともとヘンリー8世の離婚を認めさせるために作られたイギリス国教会であるし、昨今の一般的な離婚率の高さを見ると、再婚自体に対するイギリス国民の反対は少ないように思う。問題は、この2人の関係のこれまでの経緯である。

パンケーキデー

2005-02-10 00:56:09 | 異文化・風俗・習慣


そういうわけで、昨日(2月8日、今スペインはまだ9日です)はイギリスではパンケーキデーであったが、外食したので、我が家のパンケーキデーは延期になった。去年も「パンケーキデーをしよう」という夫の提案(つまり、わたしにパンケーキを焼けってこと)にもかかわらず、晩御飯を食べ終わったら、すっかり満腹になってしまって、パンケーキデーは取り止めになってしまったのだ(だんなのほうはきっとまだまだパンケーキの1つや2つくらい食べられただろうけど)。

で、今日の昼食時にパンケーキを焼いた。はっきり言って、焼く時間よりも食べる時間のほうがずっと短い。調理するほうにとっては、これほど空しいものはない。餃子作りに似ている。焼く片っ端から夫がたいらげて、とうとうわたしは一枚も食べなかった。でも、今年はちゃんとパンケーキデーをして(1日遅れだけど)、夫は満足だ。

(パンケーキデーとカーニバルについては、明日発行予定のメールマガジン「不思議のペドロランド」に掲載予定なので、興味のある方は、わたしのHPをあさってあたりにをのぞいてみてください。)