昨日おとといと日本の夏を思い出させる蒸し暑さだったが(昨日の最高気温は33度)、今日は一転曇り空で気温も25度前後。ずっと過ごしやすい。
昨日は、2軒隣のブライアンとメリルと一緒にルー・マルミテゥーに行った。もともとは思いつきでル・シャレー(Le Chalet)に行こうということになったのだが、ブライアンが電話をしてみたところ、女主人のテレーズのお母さんが危篤だか亡くなったかで、彼女がいないので閉店だということである。昨年以来ル・シャレーに行っていないので残念。テレーズはとても感じのいい女性で、食事のほうはローストチキンにマカロニ(塩コショウしてバターで炒めたもの)という奇想天外なメインコースだったので、今度はどんなものが出てくるのか楽しみにしていたのだった。
突然行っても確実に開いているところというと、ルー・マルミトゥーしかない。この日は8時近いとはいえまだ暑かったので、外で食事をすることにした。普段は駐車場になっているところに、テーブルとプラスチックの椅子にパラソルが並べられている。
最初のコースは本日は豆のスープ。いつもどおり、上にスライスしたパンが並べられている。豆のスープと言っても、ポタージュ状ではなくて、コンソメベース。でも、しっかり豆の味がする。ほかにもたまねぎやにんじんなど野菜が入っているが、動物性の味がするので(きっと豚でだしを取ってあるに違いない)、いつものようにベジタリアン向きではない。
次のコースは本日はクリュディテ。出てきたのは、スライスしたトマト、千切りのニンジンと飾り程度のレタスであった。ニンジンにはガーリックの効いた汁がたっぷりかかっている。今日はあまりに暑くて、前菜にまでオーブンを使う気になれなかったのだろうかなどと思う。食べるほうも、冷たい前菜は歓迎だけど。
メインコースは、豚肉かローストビーフ。それにフレンチフライ(細くきったジャガイモを揚げたもの)が付いて来た。前回は4人の男性も圧倒されるくらいの芋の量だったが、今回は適量であった。わたしは豚肉にしたのだが、オーブンで焼いたもののよう。ちょっと長くオーブンに入りすぎていたかなという感じがしないこともないが、風味はよかった。
続いていつものとおりチーズのコース。そして、デザートはクレームブリュレのムース。クレームブリュレの風味にムースの食感というのはなかなかいいコンビネーション。
赤ワイン2本とパンを含めて、一人12ユーロ50サンチーム也。"cheap and cheerful"という形容詞がぴったりの定食屋である。
ところで、今回のワインはちょっと苦かった。メリルいわく、ワインを卸す業者が変わったからだろうということだ。以前は、わたしたちの村のカーブ・デュ・リオンからワインを買っていたらしいのだが、数ヶ月前にこの経営者が猟銃で自殺した(我が家の前家主といい、この村の人口当たり自殺率はかなり高いに違いない)。わたしたちもこのワイン屋から買っていたのだが、店じまいしてからは隣町のワイン屋から買っている。
(すみません、今回は料理の写真がありません。大皿で出てくるため、すぐに取り分けないといけないという周囲のプレッシャーに負け、写真を撮る余裕がありませんでした。デザートの時点ではすでに暗くなってしまっていたし。)
昨日は、2軒隣のブライアンとメリルと一緒にルー・マルミテゥーに行った。もともとは思いつきでル・シャレー(Le Chalet)に行こうということになったのだが、ブライアンが電話をしてみたところ、女主人のテレーズのお母さんが危篤だか亡くなったかで、彼女がいないので閉店だということである。昨年以来ル・シャレーに行っていないので残念。テレーズはとても感じのいい女性で、食事のほうはローストチキンにマカロニ(塩コショウしてバターで炒めたもの)という奇想天外なメインコースだったので、今度はどんなものが出てくるのか楽しみにしていたのだった。
突然行っても確実に開いているところというと、ルー・マルミトゥーしかない。この日は8時近いとはいえまだ暑かったので、外で食事をすることにした。普段は駐車場になっているところに、テーブルとプラスチックの椅子にパラソルが並べられている。
最初のコースは本日は豆のスープ。いつもどおり、上にスライスしたパンが並べられている。豆のスープと言っても、ポタージュ状ではなくて、コンソメベース。でも、しっかり豆の味がする。ほかにもたまねぎやにんじんなど野菜が入っているが、動物性の味がするので(きっと豚でだしを取ってあるに違いない)、いつものようにベジタリアン向きではない。
次のコースは本日はクリュディテ。出てきたのは、スライスしたトマト、千切りのニンジンと飾り程度のレタスであった。ニンジンにはガーリックの効いた汁がたっぷりかかっている。今日はあまりに暑くて、前菜にまでオーブンを使う気になれなかったのだろうかなどと思う。食べるほうも、冷たい前菜は歓迎だけど。
メインコースは、豚肉かローストビーフ。それにフレンチフライ(細くきったジャガイモを揚げたもの)が付いて来た。前回は4人の男性も圧倒されるくらいの芋の量だったが、今回は適量であった。わたしは豚肉にしたのだが、オーブンで焼いたもののよう。ちょっと長くオーブンに入りすぎていたかなという感じがしないこともないが、風味はよかった。
続いていつものとおりチーズのコース。そして、デザートはクレームブリュレのムース。クレームブリュレの風味にムースの食感というのはなかなかいいコンビネーション。
赤ワイン2本とパンを含めて、一人12ユーロ50サンチーム也。"cheap and cheerful"という形容詞がぴったりの定食屋である。
ところで、今回のワインはちょっと苦かった。メリルいわく、ワインを卸す業者が変わったからだろうということだ。以前は、わたしたちの村のカーブ・デュ・リオンからワインを買っていたらしいのだが、数ヶ月前にこの経営者が猟銃で自殺した(我が家の前家主といい、この村の人口当たり自殺率はかなり高いに違いない)。わたしたちもこのワイン屋から買っていたのだが、店じまいしてからは隣町のワイン屋から買っている。
(すみません、今回は料理の写真がありません。大皿で出てくるため、すぐに取り分けないといけないという周囲のプレッシャーに負け、写真を撮る余裕がありませんでした。デザートの時点ではすでに暗くなってしまっていたし。)