ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

ラス・ミモサスの変身

2009-02-11 15:51:55 | フランスの生活
今日のペドロランドは雲ひとつない青空。ぽかぽか22度、でも強風

ベニドルム旅行は、午前11時に近くのバー、ラス・ミモサス(われわれはホアキンのバーと呼んでいる)集合であった。このバーへはいつも夜か、土・日の昼間にイギリスのサッカーの試合がテレビ放映されているときにしか行かないのだが、平日の朝10時に来てみると、普段とはガラリと変わり、スペイン人のバルに変身していた。

カウンターやテーブルに座ったスペイン人作業員たちがコーヒーやコカコーラやビールを飲んでいる。フランスパンのサンドイッチを食べている人もいた。普段、イギリスのニュースやサッカーの試合が映っているテレビ画面には、スペインの朝のワイドショー番組が流れている。アルゼンチン人のモニカがカウンターでスペイン人男性たちの相手をしていた。

わたしたちはイングリッシュ・ブレックファーストを注文したのだが、目玉焼き2つ・ソーセージ2本、ベーコン2枚、ベークドビーンズとトースト2枚にオレンジジュースとコーヒーがついて4ユーロ99センチモ(583円)なり。かなりのボリュームに圧倒された。ソーセージはスペインのソーセージにしては癖がなくておいしかったし、ベーコンはイギリスのバックベーコンで、厚くて大きかった。

スペイン人たちはタバコの灰も吸殻もゴミはみな床の上に落とす。イギリス人の夫はなんと汚い連中とさげずんでいたが、それが習慣なのだからしかたがない。わたしも最初に旅行でスペインに来たときには、おつまみのオリーブの種をぺっぺと床にはき捨てるスペイン人にはショックを受けたものだ。スペイン人たちが去った後、モニカが丁寧に床を掃き掃除していた。先日の夜、やはりこのバーで、エルサルバドール人のウェートレス・アウラがおつまみにオリーブを持ってきたとき、一緒に種を捨てるための小皿もくれたのには感心した。イギリス人用の配慮なのだろうか。

写真は、ラス・ミモサスのタパス用ショーケース。注文すると皿に1人分取り分けて、電子レンジで温めた上、小さなバスケットに入ったフランスパンのスライスをつけてくれる(これは別の日の夜に撮ったもの)。