ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

フランス紀行(4)

2005-11-09 22:40:50 | 旅行
10月14日(金)のフランスの天気はときどき

この日は午後にイギリス人とアメリカ人のご夫婦の家を見に行くことになっていた。持ち主自らがインターネットに広告を載せいていて、この物件には不動産屋の介入は無し。

午前中、ブーデイユの城を見学する。入場料大人5ユーロ80セント也。ガイドはない。入り口で英語のパンフレット(と言ったって、プリンタで印刷した程度のもの)をくれるのだが、驚いたのは帰りに返してくれと言われたこと。でも、塔のてっぺんからの風景は5ユーロ80セントと筋肉痛の価値はあったと思う(以降の記事でそこからの写真を載せます。ちなみにこの写真はホテルの駐車場からの風景)。

カフェの通りに面したテーブルでビール(生ビールなのだが、変な味がした)を飲みながら、のんびりした後、午後、シャトー・ルベックという小さな村に家を見に行く。ご主人は画家ということで、物置はアトリエに改造されていた。庭はあまり広くないが、周りを森に囲まれている。借景ということになるかな。隣はフランス人家族ということであるが、垣根でほぼ全体を囲まれているので、ほとんど隣は見えない。

このご夫婦は、奥さんがカリフォルニア生活が長かったということもあり(生まれはボストンだそうだが)、冬の寒さが嫌になったので、ここを売ってもう少し南のスペイン国境に近いパーピニヨン辺りに引越したいということだ。

この辺りは山あり谷ありの田園風景が広がり、とても美しい。前日見た家も魅力的なのだが、ポワトゥー・シャラント地方は気候的にそれほどイギリスと変わらないし、耕された農地がまっ平らの大地に続く風景はここほど興味深くないということで、夫の気持ちはすでに前日見た家から離れ、この地方に傾きつつあるようである。


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