星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

漫画が現実になった、体操競技

2010年10月27日 02時37分25秒 | 文化・芸能・スポーツ
雑誌に載る「未来の××」のたぐいは、大体外れる。

しかし、「ガンバ! Fly high」はかなりの部分で現実になった。

もっとも有名なのが、
跳馬の「前転跳び2回宙返り1/2ひねり」が
作中で「ウチダ」としてシドニー五輪で発表されたことになっている…
のだが、実際に「ドラグレスク」として
マリアン・ドラグレスク選手が発表した。

主人公が発表した「フジマキ」も、動画があったし。
キャッチには失敗してるけど、それでも
この技を練習している人がいることに感動した。
http://www.gara2000.com/special_movies/special.htm
↑の8番の動画
私は、かつて日本が体操王国だった時代を知らない。
しかも、この漫画の連載当時は、メダルさえ届かない時代で
金メダルなんて夢のまた夢。
だから、作中で主人公達がメダルを獲得しても
創作し過ぎじゃない?と思ったものだ。
それがいまや、メダルは確実、後は色だけという水準に。
復活と呼ぶには、過去の栄光があまりに大きすぎるが、
それでも、やっぱり素晴らしい。

忘れてはいけないのは女子。
メダル獲得なんて、男子以上に夢どころか、
団体出場も不可能な状態だと思われていたのが、
鶴見選手が昨年獲得してしまった。
団体は、北京五輪も今年も、なんと5位である。
上位4カ国のレベルが高く、大きな点差があるのだが、
それでも2番手グループの首位ですよ。
すごすぎる。

この漫画は夢や空想だけで終わらなかった…
そんな「ガンバ! Fly high」が大好きです。

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やっぱり、民放は必要以上に煽るので不快な中継だった。
米田功さんの解説はなかなかよかったけど。

コメント
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