今夜もカタカタ記事作り(笑)
鳥取県さんの
山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです
佐治から鳥取駅へのバスの中、浦富海岸へどうやって行くか、荷物をどうするかによって複数の選択肢があり、再びスケジューリング
コスモスのご主人のおかげで思いのほか朝早くに出発できたので、大助かりです
鳥取駅に荷物を入れるのはやめて、荷物を持ったままバスで岩美駅へ
(電車の本数少ないので、意外とバスが便利です)
鳥取駅からは、鳥取砂丘を経由して、遊覧船乗り場、岩美駅へと向かうバスが出ていて、とても便利なんですよ
で、遊覧船乗り場で下りる手もあったのですが、荷物もあったので、まずは岩美駅前の岩美町観光協会へ
http://www.iwamikanko.org/
なんとなく、親切な人がいてそうな匂いがするので(笑)
いい人センサー発動中!!(笑)
岩美町観光協会
こちらで電動アシスト自転車を借ります
まずは価格にビックリ
電動なのに500円/日
軽井沢だと普通の自転車でも1500円/日くらいしたと思います
すごい良心的ですよね
しかも、岩美町の行く先々でバッテリー交換をしてくれるんです!
頼もしいです
大きなバッグも預ってもらって一石二鳥
(平日の空いているときだったからかもしれません。常にされているサービスではないかもしれませんのでご注意くださいね)
まず向かったのが「渚交流館」
こちらではシュノーケリング体験ができますよ(要予約)
この辺りの海はとても透明度が高いので、お時間のある方は是非
http://www.iwami.gr.jp/dd.aspx?itemid=1037
館内にはこの辺りの海岸を紹介する展示物が多く、小石や松ぼっくり、大きな藻を押し花にしたようなパネルなんかも展示されています
おねえさんにこの辺りのジオパーク的ルートを相談しつつ、バッテリーを交換してもらっておきます
結局は、一番ジオパークを感じることのできる箇所というのは、遊歩道から眺めることになるので、自転車では行けないようで
「じゃあ、自転車を止めて遊歩道を歩きます」と言うと
「もし遊覧船に乗る予定なら、海から見れるから、時間に余裕がないのなら無理して遊歩道に行くことはないかも」とのアドバイス
なるほど
時間との戦いなので、それはナイスアドバイスです
相談してよかった
ということで、渚交流館から、まずは遊覧船乗り場
へ向けて出発!!
こういうルートになります
マップは渚交流館のすぐ近くの山陰海岸学習館のマップを拝借
http://site5.tori-info.co.jp/~museum/gakusyukan/
ちなみにこちらの山陰海岸学習館では「ジオパークの秋の夜空を楽しもう」というイベントを10月7日に開催されます
山陰海岸学習館駐車場で、秋の四辺形(ペガスス座)やカシオペア座、アンドロメダ銀河など秋の代表的な天体を観察します。(参加無料・申込不要)
ということですので、アストロパークまで行けない方でもじゅうぶんに綺麗な夜空を楽しめると思いますよ!
ここで、山陰海岸ジオパークについて最低限のことを簡単におさらいしておきましょう
少し知っていると旅の楽しさが倍増します
山陰海岸ジオパークは
平成20年12月、日本ジオパーク委員会から「日本ジオパーク」として認定
平成22年10月4日、「世界ジオパークネットワーク」に加盟が認定
日本海形成から現在に至る様々な地形や地質が見れる
範囲は京都府の経ヶ岬から鳥取の白兎海岸まで
あとは現地(鳥取)へ行って、楽しみながら学習してください
難しく考えるのではなく、「綺麗な形の岩だなぁ~。あれ?なんかナナメに筋が入ってる。なんだろうコレ?」みたいな
ジオパークに関して学べる場所は沢山あります
ここからサイクリングレポートです
浦富海岸を走っていると正面に神社が見えてきます
「荒砂神社」です
海のそばにある神社
なんだか神秘的です
不思議なことが起きそうな感じがしますよね
祭神は大物主命です
7世紀に建てられた神社のようで、地元の方が海上安全・豊漁祈願をされているようですね
この神社、なんだか好きで立ち止まってしまいました
普段は神社はスルーが多いのですが
実はこのあと、山道を嫌って海沿いの道に入ったら、小さな漁村に迷い込んでしまいました
田後です
発見した第一村民の方に目的地までの道のりを聞くと、いったん私が断念した上り坂の山道まで戻ったほうが良いとのこと
そもそも『
今来た道を戻る』ということが大嫌いな私はこれを拒否←自分の立場が分かっていない(笑)
村民の方は「う~ん、、集落の道でややこしいけど、大丈夫かなぁ」と言いながら、集落を山の上の道に抜けるルートを教えてくださいました
「すごく細い道で、途中で間違ったかなと思うかもしれないけど、山へ山へとひたすら上がって行ったら着くからね」と
やっと山の上の道に出れました
確かに集落の方がおっしゃったとおり、途中で「間違った?」と思うような道でしたが、言葉を信じてひたすら登りました
これが田後の集落を山の上から見たところです
趣があって素敵な風景です
田後(たじり)の漁村は海に向かって開いた谷の斜面に住居が密集しています
江戸時代に海辺に住み着いた田後開祖の5軒の家から、奥へ奥へ(山へ山へ)と切り開いてできた集落だそうです
しばらく山道を走ると
なにっ?この透明度
陸から見る菜種五島と城原海岸付近です
菜種五島はもともとは一つの島(半島)だったのが、長年の海水の浸食で今のような形になったそうです
で、一番大きな島だけに、春になったら黄色い菜の花が咲き乱れるそうな
このあたりは花崗岩の礫からなる礫浜と、石英砂の砂浜からなり、磯と小島の間には、柱状節理の発達したピンク色の石英斑岩の岩脈が露出しているそうですよ
遊歩道を歩くと詳しく観察できるかもしれませんね
んー、もう半分以上来たな
出発地点は地図にはもう載っていない
このあたりは浦富でも一番のハイライトではないでしょうか
このあと、山菜採りらしき随分ご高齢のおばあちゃんが歩いているのに遭遇したんだけど、山道漕ぐのに必死で、自転車に乗ったままのご挨拶だけでお話しできなかったのが残念。。
きっと背負っていた竹籠の中にはどっさりと山菜が入っていたはず
あぁ、、悔やまれます…
イカ釣り漁船が見えてきて、やっと港へ降りてきた安心感
電動アシスト自転車じゃないと無理だったかも
この辺りは網代港
遊覧船乗り場に到着
私は水分補給、自転車はバッテリー補給
私の情報源
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