お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

着物とお茶会の日記です あ、最近は旅行の日記です(笑) たびねすで旅行ナビゲーターやってます♪

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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 7:宇倍神社と池田家墓所

2012-09-18 20:34:20 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期
鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです








因幡万葉歴史館から歌碑を見つけながらのんびり20分ほど歩くと、因幡一ノ宮宇倍神社に到着です
http://www.ubejinja.or.jp/index.html


でもこの階段を登らなきゃなりません…







でも、登っていくうちに少しづつ社殿が見えてくるのがなんだか神々しいですね


究極のチラリズムです









清清しい手水舎です


柄杓が全てきれいです
気持ちが良いですね









御朱印をいただきに窓口へ

平日なので、混雑しておらず、神社の方とお話しをすることができました







こちらの神様は武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)という神様で

「360歳まで生きた日本一長寿の神様なのですよー」と神社のおねえさん

「ええっ360歳!!」 あまりにも驚く私に

   「あ、本当かどうかはわかりませんけどね…」



そっか、半分神話みたいなものだものね






で、奥に入っていかれたので

「ありがとうございましたー」と奥に聞こえるように大声で挨拶をしたら

「ちょっと待って、ちょっと待ってー」とおねえさん





「こんなのがあるんですよー」と


古いお札



こちらのお札に描かれているのが武内宿禰命だそうで、お金にご縁のある神様だから、商売繁盛の神様として全国からお参りが絶えないそうです



また、わが国で最初に「大臣」の称を賜わり、総理大臣の祖ともいえる神様だそうです

今のノダ総理をご覧になって、どう思われるでしょうかねぇ…











で、ここでお客様が1名

お客様がなにやらたずねていらっしゃったので、私はそっと横に寄って一礼して立ち去ろうとすると


再び「ちょっと待って、ちょっと待ってー」と





「こんなのあるんですよぉー」と奥から何やら担いでこられた









こ、これは…


私がとても見たいと思っていた麒麟獅子のご神事の、、、「あたま」?
感動して写真を撮っていると







「こんなのもあるんですー
このおねえさん、かなりのんびりした口調でおっとりキャラですが、かなりデキます








この缶ビールのデザインは、こちらの神社の麒麟獅子さんがモデルとなってデザインされたものらしい!!


缶の下の部分に「麒麟獅子」と書かれています










裏側のデザインは麒麟獅子


麒麟獅子の頭さんが「ニカッ」と笑っているように見える…







予定外でしたが、宇倍神社に立ち寄ってみて良かった
(おじさんに雨滝まで送ってもらえなかったら、こんなに時間に余裕はなかったはず…。感謝です

予想もしないものに出会えたりするから予定外の行動もまた楽しいですね

しかも念願の麒麟獅子(の頭)も見れたし感動です






※私が見たかった「麒麟獅子」とは…

麒麟獅子は頭に1本の角を持ち、猩々と呼ばれる先導役に導かれて舞いを行います。
その姿と舞いは幽玄で神秘的、なおかつ他で見ることのできない独特のものです。麒麟獅子は今からおよそ350年前鳥取の初代藩主池田光仲により興されたとされ、鳥取県の東部(因幡地方)と兵庫県の北部の一部に伝わり、現在も140を越える麒麟獅子舞いが毎年神社に奉納されています。

鳥取県の獅子舞いは170を越えますが、そのほとんどが東部(因幡地方)に集中し、しかもその8割以上が麒麟獅子舞いです。この数と密度が示すように因幡地方はまさに“麒麟の王国”と言えるでしょう。そして麒麟獅子舞いは因幡地方の人々により、時代を超えて大切に受け継がれてきた伝統芸能であり、因幡の誇りなのです。

麒麟の王国より抜粋
http://www.east.tottori.tottori.jp/kirinjishi/index.htm


私は「鳥取」にいるつもりでしたが、そっか、ここはまさに「因幡」なんだ
見たいと思っていた麒麟獅子が一番盛んな地域だったんですね
寄り道してよかった








帰りのバスまでまだ時間があるので、麒麟獅子とも縁の深い鳥取藩主池田家の墓所も少し見学





池田家墓所では今年(24年)の9月29日に第9回池田家墓所燈籠会が開催されます
http://www.pref.tottori.lg.jp/94158.htm
詳しくは↑とりネットをご覧ください











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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 6:雨滝から因幡万葉歴史館へ

2012-09-17 18:58:26 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期
鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです











因幡万葉歴史館に行く車のなか、おじさんが色々と鳥取について教えてくれました

意外と大阪から近いこと
鳥取自動車道ができたらもっと身近になるということ
集落で借りている畑のこと
通り道にあったダムのこと
雨滝のご神事のこと
おじさんが公民館のパソコンを使いこなせること(笑)






おじさんは畑はやっているけど田んぼはやっていないとのこですが、稲のことも教えていただきました







雨滝へのバスの中から外を見ていると、ちょうど刈入れ時の稲と、まだ青い稲があって気になっていたのですが、品種が違うらしい




あちらこちらで刈入れされているのが、「こしひかり」







まだもう少し先なのは、また違う品種らしい



すぐ横で作られているのに全然色が違いますよね








そうこうしているうちに因幡万葉歴史館に到着
おじさんとはここでお別れ


http://www.tbz.or.jp/inaba-manyou/
入り口で入館料をお支払いしようとすると、「里中満智子展の準備のためにご不自由をおかけしていますので入館料はいりません」とのこと

入館するとすぐに万葉衣装をレンタルできる場所があります
私はあんまり関心がなかったのですが、レンタルされているかたもいらっしゃいましたよ










館内は大伴家持に関する展示と、伊福吉部徳足比売という因幡の国の豪族の娘(文武天皇の采女で、後に大出世する)に関する展示が中心で、その時代の暮らしを分かりやすく伝えるものでした

別館には麒麟獅子と傘踊りに関する展示品が沢山あり、地方色がよく出ていて良かったです


すごく立派な建物なのですが、平日ということもあって、お客さんが少なくて、もったいない気がします…

でも因幡という地方のことがよくわかる歴史館で、個人的には好きです
特に麒麟獅子と猩猩の模型が、実際のお祭りの様子の想像を膨らませます











ここから因幡一ノ宮宇倍神社まで歩いていけそうなので、受付のおねえさんに、神社までのオススメルートを教えていただき、出発






大伴家持ゆかりの地ということもあって、オススメルートには歌碑がいくつかありました













立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む


業平のお兄さんの行平の歌ですね
百人一首に入っています








大伴家持の歌で、万葉歴史館にも、道沿いの歌碑にもあった歌が

新しき 年の初めの 初春の 
   今日降る雪の いやしけ吉事


これが万葉集の最後の歌です
そして大伴家持の最後の歌でもあります





この歌…、不思議
今、だーっと書いた自分の解説を消しました
うーん、、「何が?」「どこが?」と聞かれても説明できません

歌ってこれだけの字数の中にいったい何十字、何百字、何千字の思いが詰まっているのでしょうね











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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 5:雨滝の美味しいお水

2012-09-17 15:41:13 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期

鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです





こちらはもともと雨滝の駐車場だったところだと思うのですが、今年中に集落の人たちの作物なんかを販売できるような建物になるそうですよ
私も送っていただいたおじさんに聞いただけなので、詳しくわからないのですが、おじさんはとても楽しみにさてていました

雨滝にはお店が1軒もないので、こういう建物ができるととても良いですよね!









雨滝にくるまでにお昼ご飯は、水がきれいな場所なので、お蕎麦かお豆腐がいいなぁと思っていたのですが、雨滝からバス停への帰り道、ちょうどお豆腐やさんを発見









店内に入ると、湧き水の説明が


お水はもちろん美味しく、炎天下の中歩いてきた私はグビグビいただきました









お豆腐2丁分(?)


このお豆腐、かなりの量なんです
時間がなくて、一番はやいメニューを聞いたら、「お豆腐」だったので、これがお昼ご飯となりました(笑)









バス停に到着し、バスに乗り込んで次の降車のバス停をチェックしていると、さきほど雨滝まで送ってくれたおじさんが追いかけてきてくれて、「かにっこに行くから送って行ってあげるよ」とのこと

「え?おじさん、『かにっこ』ってどこ? 私、因幡万葉歴史館に行きたいんだけど」と言いますと、しばらくして軽トラではなく大きな車で登場し、因幡万葉歴史館まで送っていっていただくことに





ということで、おじさん2度目の登場です(つまり3度目もあるってことか…)
















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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 4:雨滝のマイナスイオン

2012-09-17 15:16:18 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期
鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです





この階段を下りていくと雨滝です


この日の鳥取は非常に暑かったのですが、ここは空気がひんやりです












ジオパークの「のぼり」もあがっていますね
雨滝は日本の百選にも選ばれている美しい滝です
毎年6月には滝開き祭りが開催されて、傘踊りが踊られます

雨滝は山陰海岸ジオパークの中では「扇ノ山エリア」とされていて、鮮新世の雨滝安山岩から柱状節理の綺麗な玄武岩の岩肌と見応えのある名瀑です
川床砂礫岩も見ることができます

















雨滝への道の途中にある「布引の滝」









三脚を立てたおじさんが一生懸命構図を考え中









こちらには長靴を履いたおじさんが川の中に入って三脚を立てて奮闘中

実はこのタイミングでまたしても私の一眼が使えなくなり、ただのお荷物に…
バッテリー切れなのですが、確か充電したはずなんだけどなぁ
近江路仏女の旅に引き続き、初日にして一眼レフと三脚がただの重しになりました

無理やりコンデジで撮影したけど、露出がダメ…









奥に雨滝が見えてきました








マイナスイオンいっぱいです
水しぶきが霧になって飛んできます
冷たい空気
市内とは明らかに5度以上は違いますね、7~8度違うのではないでしょうか






勢いよく水が出ているように見えますが、これでも水量が少ないとのことです
やはり雨不足なのですね
雨滝に来るまでのバスから見えたダムも水位が低いように見えました


こちらはジオパークのHPのものですが、やはり水量が全然違いますね













雨滝へ向かう時には気がつかなかったのですが、帰りみち、振り返ればお不動様が
「雨滝不動明王」さま









私はここで引き返しますが、奥に入っていくと、もっと沢山滝があるそうです
扇ノ山の豊かな水資源がうかがえます
















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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 3:雨滝到着

2012-09-16 18:39:43 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期
鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです








平日なので、誰もいない雨滝バス停

道端のコスモスもじゅうぶん堪能し、先を急ごうと顔をあげると近所のおじさんがこちらの様子をうかがっていた



みぃ 「こんにちはー

旅に出て気をつけていることは、小さな集落を歩くときはどんなに日差しが強くてもサングラスはしない
すれ違った人には必ず挨拶をする

これは相手に不安感を与えない最低限のマナーかなと思います



逆にこんなことも…
海外を旅するときは、街中では絶対に地図を広げない
これは街中で地図を広げていると「私は道のわからない不慣れな観光客ですよー」と宣言しているようなもの
まさにネギカモですもんね(笑)
ですからちょっとしたことで、危険を事前に回避することも必要なのです










おじさん:「雨滝へ行くんか?」

みぃ  :「そう!歩いて3、40分くらいかなぁ~?」

おじさん:「そうやなぁ、2kmあるからな」

みぃ  :「それくらいなら大丈夫♪行ってきまぁす







数歩歩いたところでおじさんが

「軽トラで良かったら送ってあげるよ」







「えっ 本当ですか 

↑一般論として、知らない人についていってはいけませんからね

私はちゃんと人を選んでます(笑)











軽トラに乗せていただいて雨滝へ


おじさん写真許可済み







結構な坂道です…

歩かなくて良かった…





おじさんは、もともとは神戸で働いていて、15年ほど前から雨滝の集落でお野菜を作っているらしい

お野菜好きな私はおじさんのお話しに興味津々

今は「丸おくら」を作っていて、「わったいな」という鳥取のおいしいものを直販している物産館みたいな所に持って行こうかなぁ~と思案中らしい

http://www.shokunomiyako.com/
わったいなHP













雨滝に到着












おじさんありがとうさようなら



あ、このおじさん、また後で登場するので、よろしく(笑)














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