香りを纏う 伏籠 2011-12-09 13:00:00 | 着物 自宅でお香を楽しむ際、部屋に充分に香りが行き渡ると、残りの香りでついでに伏籠で着物にも使っています 「すずめの子を犬君が逃がしつる 。伏籠のうちにこめたりつるものを。」 (多分) 中学校の時に源氏物語の若紫をはじめて読んだ時、意味が分からなかった言葉 「フセゴ」と「イヌキ」 「犬君」は先生の説明で人の名前だとわかったものの、おかしな名前をつけるもんだなぁと、中学生ながら親の非常識さを心の中で非難しました(笑) 「伏籠」は国語の先生がオバカだったのか、「ざるをあお向けて、割り箸なんかでつっかえ棒をして紐をくくりつけ、その下に米を撒いて、スズメが米を食べにきたら紐を引っ張ったらスズメがつかまる仕掛け」と授業で教えたため、私の中ではしばらくそういうイメージでした… 伏籠って、現代では日常的には使いませんもんね ちなみにこちらは鳩居堂さんの伏籠で315,000円 なんとも雅ですね まぁ、うちにも「伏籠」なんてないわけですから、代用品で… 煙に注意!! と思っておりましたら、お手頃価格でこんなのがセール中 でも、がんばったら自分で作れそう…(笑) いや、本当に作れるかも… にほんブログ村