香雪美術館 非公開庭園潜入 2012-05-31 20:00:00 | お茶 香雪美術館に行って参りました お稽古場から2駅なのですが、なかなか行く機会がなく、数年が経ってしまいました 今回は通常非公開のお庭を見せていただけるということで、お稽古とセットでお出かけ(最近超多忙でお出かけもセットにしないとこなせない…) 狩野派の絵画 開催中 残念ながら、旧村山家住宅の敷地内の写真はブログへのUPは禁止されているので、画像なくてごめんなさい (村山龍平氏は朝日新聞社の創業者です) 香雪美術館のHPに一部紹介されていますのでご覧くださいませ http://www.kosetsu-museum.or.jp/bunkazai/index.html 見学は学芸員の方が40分程度かけて案内してくださいます 私は色んな庭園や離宮を見学させていただいていますが、その都度案内状に「歩きやすいお履物でお越しください」と書かれてあります。 でも毎回着物で行きますので、草履なんですよね。 草履って歩きやすいですからね でも今回の見学会が一番歩きにくかったです というのも、美術館の横というか裏手というか、隣接する土地が旧村山家住宅なのですが、お庭はほとんど自然の「山」の状態なのです 阪急電車や幹線道路に囲まれていながら、そこだけ「山」があるんです もう、驚きと感動でした 野村さんの碧雲荘を見学した時も思いましたが、明治から昭和初期にかけての財界人ってすごいですよね こちらの村山龍平氏は「薮内流」 「玄庵」というお茶室がありました 薮内流の「燕庵」の写しだそうですよ もう1つ「香雪」というお茶室もありました 秋にはお茶会が開催されるそうです 行ってみたいけど35,000円はちょっと迷うなぁ(笑) そういえばちょっと変わったものがありました 太鼓の上に鳥が乗っている石像 「諫鼓鶏(かんこどり)」だそうです 「閑古鳥」ではありません 諌める(いさめる)という字が使われていますが、昔の中国の君子が「もし自分が政を誤り、民を苦しめることがあれば、この太鼓を鳴らしなさい」ということで置かれていたそうですが、この君子はとても良い政をされたのでこの太鼓が鳴らされることはなく、いつしか鳥の遊び場に(鳥の巣?)になったという故事のようです 民主党よ!自民党よ! 失礼… 美術館の前のお庭には新緑と真っ赤な野点の傘 私の情報源 にほんブログ村