やまない雨はない

生業はWEB製作、趣味は映画鑑賞。
記事は私情で支離滅裂・自虐でぼやく。

自民党化?

2011-06-10 22:41:13 | 日記
2009年6月、国民の夢と希望をまるで津波のように奪い去った
自民党政権から民主党へ政権交代された。
あれから早2年が経ち、国民は日を追うごとに失望感が増してくるという
惨状の真っ直中に晒され、加えて原発事故によって避難を余儀なくされている
被災者。もはや政治への期待感はゼロ、せめて復旧復興の妨げにならない
存在であって欲しいと願うばかりである。

かつて、圧倒的な支持を得て誕生した民主党政権も、今は国民のことや
被災者のことなんかかまってられない。
我が身の危機と捉えて政局に一生懸命である。

民主党は完全に自民党化し、自民党はこの災害を政権奪還に
利用しようとしているようにしか見えない。

政治家の方々は「国民のため、被災者のため」と口を揃えて
仰いますが、本音として響いてこないのは何故か?
マスコミやメディアの影響か?
いや、政治家は自己保身でしか働かないものと気付いたからである。

増税審議は積極的に審議され進められているようですが
すべての政策審議が「増税ありき」のように思えてならない。
政治への不信・疑心暗鬼は増すばかりです。

自民党化とは
官僚が支配する社会のこと。
政治家(族議員)を使って自分たちの既得権益(省益)を守り
肥大化する。
政治主導から官僚主導への逆戻りである。
自民党の方々は官僚をうまく使えばいい、民主党はそれができなかった。
と言ってますが、確かにそうかもしれないが、自民党は決して官僚を
うまく使っていた訳ではない。
むしろ官僚にうまく利用されていただけに過ぎない。
官僚の作った原稿(シナリオ)を棒読みしていただけに過ぎない。
それが「自民党化」です。

災い!?

2011-06-10 22:34:07 | 日記
神様は人間に言語を授け、知識を活かす知恵を与えた。
だが、自然環境や教育環境、生い立ちによって
それぞれの感性も生き方も、すべて一人一人違う。
それぞれが育まれた環境を受け入れ、順応し、コミュニティを
作って生活してきました。
このたびの未曾有の地震と津波によって自然も育まれた環境までも
破壊し尽くしてしまいました。さらに、原発事故という人災で
希望までも奪ってしまいました。
生きる術も無く糧もない人生って・・・想像できますか?
今それを現実として突きつけられている被災者がいるのです。
それでも笑顔と希望を求めて、探してこれからの糧を見つけて
少しずつ進んで行くしかない。
多くの国民は、力強く生きて欲しいと祈り願うことしかできません。
それぞれの思いは直接届かなくても、思い続けることは大切なことです。

原子力発電や電気による便利さは何も国民が求めたわけではない。
時の政府(自民党)と電力会社による国策という大儀のようなものに
惑わされて今日に至ってきただけである。
オール電化という大量消費生活を推進し、それを当たり前という
概念で日常として暮らしてきた。
しかし、大震災によって、実はそれは当に非現実的、効率という
大儀にすり替えられてきた、と言うことに気づかされただけなのです。
便利や効率と言うものは実は計り知れないリスクを伴っている
ものであるということを肝に銘じなければならない。
便利や効率を追求する余りに省りを怠り学びを捨てて
突き進んできたことの顛末ではないのか?と思ったりします。