以心伝心

書・旅・本などのメモ。

奥の細道六

2009年03月10日 | 
宝の八島に詣ず。同行曽良が曰く
此の神は木の花さくや姫の神と申して富士の一躰なり。
無戸室に入りて焼け給ふちかひのみ中に、
火々出身のみこと生まれ給ひしより、室の八島と申す。
又煙を読み習はし侍るもこの謂也。
将このしろという魚を禁ず。
縁起の旨世に伝ふ事も侍りし。
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「梅」

2009年03月10日 | 
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あさりのパスタ

2009年03月10日 | Weblog
ボンゴレビアンゴは、白ワインを使いますが日本酒を使いました。
菜の花を添えてみました。
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奥の細道五

2009年03月09日 | 
千じゅといふ所にて船をあがれば、
前途三千里のおもひ胸にふさがりて、
幻のちまたに離別の泪をそそぐ。

 行く春や鳥啼き魚の目は泪

是れを矢立の初として、行く道なをすすまず。
人々は途中に立ちならびて、後かげのみゆるまではと
見送るなるべし。
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トサミズキ

2009年03月09日 | 四季折々
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奥の細道四

2009年03月08日 | 
弥生も末の七日明けぼのの空ろうろうとして
月は在明にて光おさまれる物から不二のかすかにみえて、
上野谷中の花の梢又いつかはと心ぼそし。
むつまじきかぎりは宵よりつどひて、舟に乗りて送る。
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白木蓮

2009年03月08日 | 四季折々


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寒緋桜

2009年03月08日 | 四季折々


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奥の細道三

2009年03月06日 | 
もも引きの破れをつづり、笠の緒付けかえて
三里に灸すゆるより、松島の月洗心にかかりて、
住める方は人に譲り、杉風が別墅に移るに

  草の戸も住み替はる代ぞひなの家

面八句を庵の柱に懸けおく
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九成宮醴泉銘

2009年03月06日 | 
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