Life Size

IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

先日の話

2016-03-20 03:31:32 | Diary
この間パスポートを更新した話を書きましたが、重なる時には重なるもので、今年は免許証も更新の年。
パスポートの写真撮影の際、自分のあまりの劣化具合に衝撃を受けたこともあり、免許証についても、
「更新かぁ」と考えるだけで憂鬱な気分になっておりました。

誕生日前後1ヶ月の猶予があるものの、行けるタイミングは少ない。
あれって、まじでさぁー仕事終わりにサクッと行けるとかなんないんですかね。
ウィークデーになんてなっかなか行けるわけないやん!
優良運転者に限り平日毎日20時まで受付しますよぉー みたいなシステムにして欲しいもんだわ。
場所もさぁー 名古屋の人は平針にいかなアカンよ! ではなく、
「最寄りの警察署どこでもOKです!」ってなんでならないんでしょう。


旦那の仕事がたまたま空いていたこの間の月曜日(平針は面倒くさいので)5年前同様、春日井警察署まで乗っけてってもらいました。
旦那には駐車場で待っててもらい、ダッシュで2階の受付へ。
ちゃちゃーっと済ませてさっさと帰ろ! と思ってたんですが、思わぬ障害が・・・・

「あぁ?なんですかぁ?はいぃ? 免許の更新に来たんやけどね。ここでええの?」

ゴールド免許更新の特色だと思うんですが、はい、受けに来てる人達は中高年以上が非常に多い。
私の目の前に並んでいた老人2人。
おそらく70代だと思うんですが、受付の婦人警官の説明を何度も何度も聞き返している。
「あのねぇワシの名前の漢字がねぇ、この間市役所の人に言われたんやけどねぇ、なっかなか難しい漢字でねぇ、コンピューターでなっかなか出てこんらしいのよ。ほんでねぇ、その場合大丈夫かなぁ ってねぇ思っててねぇ・・・・」
「大丈夫ですよ。ずっとその漢字で更新していらっしゃるわけですので、出ると思いますよ。そのまま後ろのテーブルでお名前書いてこちらに提出してください」
「・・・・あのねぇ、なっかなか出にくいらしくてねぇ。市役所の人に言わせるとねぇ、出にくいらしいわ。」

早くしてくれ!
心の中で思わず叫ぶ私(笑)

なんとかそのおじさんの受付が終わり、次のおじさんの番。

「ん? なになに?あぁー これ? これに書くの? 何を書くの?」
「お名前をここに記入し、質問内容にチェックを入れて下さい」
「質問?? なんの質問?」
「こちらの用紙の質問事項にチェックです」
「・・・・? どれの? はぁーーー あっ? ここ? はいはい」
「いえ、こちらではなく、後ろのテーブルで書いて下さい。記入できたらこちらに提出して下さい。あ、いえ、ここでは書かないで下さい。後ろで書いてきて下さい」

婦人警官が何度も後ろのテーブルを指差し、やっとのことで移動するおじーさん。

やっとのことで私の番。さっさと受付を済ませ、必要事項を記入し、お金を払い、視力検査まで済ませ、暗証番号を入力する機械へ・・・と順調に進む。
あとは写真撮影のみ と番を待っていると、さっきのおじーさんの一人が何やら婦人警官に呼び止められている。

「暗証番号をあちらの機械で入力して下さいね。」
「え?何番号?」
「暗証番号です。暗証番号が印字された紙がないと写真撮影が行えません。あちらの機械で入力して下さい」
「あぁー あれね?マイナンバー!!」
「・・・いえ、マイナンバーではありません。」
「マイナンバーはわからんわぁ。今日は持ってきとらんし。マイナンバーはいくつやったか今すぐは分からんしなぁ・・・困ったなぁ」
「いえ、マイナンバーではありませんよ(笑)」
「家に一旦帰れば分かるんやけどなぁ・・・」


大丈夫か愛知県!!
更新手続きひとつスムーズに行えない老人たちに、このように簡単に免許証を渡していいのか!!


免許更新に行き、肝に銘じたことがあります。
信号のない交差点で道を横切る時とか、普通に道を歩いてる時とか、接近してきた車のドライバーが老人だったら一目散に走り抜けたいと思います。

そりゃ交通死亡事故ワースト1位を13年も連続で記録し続けるはずだわぁ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする