BPWの新しい軸であるECOPlus…が車検にて入庫。
このECOPlusもハブキャップのサイズは従来のECOと同じなのでキャップレンチはそのまま使用出来ます…
キャップも今までと同じネジ式です…
ただ、ECOPlus2というタイプからはハブキャップもバヨネットロックと呼ばれるタイプに変更されてるようですが、実車ではまだ見た事はありませんし、国内向けに出回ってるのかも不明です…
で、このECOPlusはアクスルナットの形状が普通の6角に変更されてるので従来のアクスルナットレンチは使用出来ません。
従来のECOのアクスルナットはこちら…
こちらがECOPlusのアクスルナット…
測ると95mmの六角っぽいです…
ECOもECOPlusもそうですが、ハブキャップ、アクスルナット共にインパクトは使用禁止です。
ハブキャップが固いから…といってインパクトレンチを使う所もあるようですが、正しい方法なら使わなくても普通に緩みます。
ECOはアクスルナットの緩み防止のロックがサークリップピンなのに対しECOPlusはリテイニングキーに変更…
キーを外してアクスルナットを緩めていくとハブユニットASSYで外れてきます。
この辺りは同じですね…
ブレーキシューの形状なども変更されてるようですね…
在庫してるECOのシューは使えそうにないです…
で、ECOとの最大の違いはハブのプレロードの調整方法…
従来のECOはアクスルナットを150Nmで締め付け、回転させて馴染ませて、もう一度150Nmで締めた後…そこから始めに合う穴の位置までアクスルナットを戻してロック…という方法だったんですが…
ECOPlusはアクスルナットにトルクリミッター機能が付いており、トルクレンチを使用しなくても規定トルク以上では締められない構造になっております…
レンチで普通に締め込んでいき規定トルクを超えるとカチン…と音がしてそれ以上は滑って締められない作りです。
分かりやすく言うとガソリンタンクのキャップと同じ感じですかね…
スピンドルの溝を合わせてハブを挿入、そのままナットを締め込んでいき、カチンと滑るまで締めてリテイニングキーでロック…といった感じ。
良く考えられた造りです…
ハブキャップの締め付けトルクは同じで800Nm。
従来よりも整備性は更に向上したんじゃないでしょうか。
また、知識不足によるアクスルナットのオーバートルクも無くなりますしね…
それからBPWには指定のグリスがあるんですが、少しばかり高額な為に指定グリスを使わない業者も多いんです…
見ての通り青色で粘度も少し硬めなんですが、
ハブベアリングには当然、オートスラックアジャスターやSカムシャフトのベアリング部には必ず指定のグリスを使用する事が大事です…
フルハーフからはBPW専用のカートリッジグリスも販売されてるので非常に便利です…
昔はガンに直接詰める方法だったので…
国内でのBPW軸も今後、このECOPlus以降の軸が増えてくると思います…
それにディスクブレーキも増えてくるでしょうし、正しい知識での整備が必要不可欠ですね…。
このECOPlusもハブキャップのサイズは従来のECOと同じなのでキャップレンチはそのまま使用出来ます…
キャップも今までと同じネジ式です…
ただ、ECOPlus2というタイプからはハブキャップもバヨネットロックと呼ばれるタイプに変更されてるようですが、実車ではまだ見た事はありませんし、国内向けに出回ってるのかも不明です…
で、このECOPlusはアクスルナットの形状が普通の6角に変更されてるので従来のアクスルナットレンチは使用出来ません。
従来のECOのアクスルナットはこちら…
こちらがECOPlusのアクスルナット…
測ると95mmの六角っぽいです…
ECOもECOPlusもそうですが、ハブキャップ、アクスルナット共にインパクトは使用禁止です。
ハブキャップが固いから…といってインパクトレンチを使う所もあるようですが、正しい方法なら使わなくても普通に緩みます。
ECOはアクスルナットの緩み防止のロックがサークリップピンなのに対しECOPlusはリテイニングキーに変更…
キーを外してアクスルナットを緩めていくとハブユニットASSYで外れてきます。
この辺りは同じですね…
ブレーキシューの形状なども変更されてるようですね…
在庫してるECOのシューは使えそうにないです…
で、ECOとの最大の違いはハブのプレロードの調整方法…
従来のECOはアクスルナットを150Nmで締め付け、回転させて馴染ませて、もう一度150Nmで締めた後…そこから始めに合う穴の位置までアクスルナットを戻してロック…という方法だったんですが…
ECOPlusはアクスルナットにトルクリミッター機能が付いており、トルクレンチを使用しなくても規定トルク以上では締められない構造になっております…
レンチで普通に締め込んでいき規定トルクを超えるとカチン…と音がしてそれ以上は滑って締められない作りです。
分かりやすく言うとガソリンタンクのキャップと同じ感じですかね…
スピンドルの溝を合わせてハブを挿入、そのままナットを締め込んでいき、カチンと滑るまで締めてリテイニングキーでロック…といった感じ。
良く考えられた造りです…
ハブキャップの締め付けトルクは同じで800Nm。
従来よりも整備性は更に向上したんじゃないでしょうか。
また、知識不足によるアクスルナットのオーバートルクも無くなりますしね…
それからBPWには指定のグリスがあるんですが、少しばかり高額な為に指定グリスを使わない業者も多いんです…
見ての通り青色で粘度も少し硬めなんですが、
ハブベアリングには当然、オートスラックアジャスターやSカムシャフトのベアリング部には必ず指定のグリスを使用する事が大事です…
フルハーフからはBPW専用のカートリッジグリスも販売されてるので非常に便利です…
昔はガンに直接詰める方法だったので…
国内でのBPW軸も今後、このECOPlus以降の軸が増えてくると思います…
それにディスクブレーキも増えてくるでしょうし、正しい知識での整備が必要不可欠ですね…。